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皆様のお知恵を。

デジイチの検討をしております。

そこでお聞きしたいのが、レンズについてです。
Eマウント、Aマウントなどの意味がよく分かりません。これはEマウントですと言われれば盲目的に鵜呑みにしています。
レンズ交換・購入の際やアダプター(が、必要なものもありますよね?)も含め、知っておくべき事があるかと勉強中ではあるのですが。。。
あるメーカーのものを購入するとレンズに縛りができるのかと理解しています。

E、Aなどのマウントとはどういう意味でしょうか。
またフォーサーズとかも、オリンパス用?とか、いまいち分かりません。

どなたかご教授いただけたらと。

ーー

A 回答 (2件)

銀塩フィルムの一眼レフカメラの時代から引き継がれる


レンズ資産というものがありますから、ある意味重要。
場合によっては、難しく考える必要の無いものです。

銀塩の時代にはNikon,Cannon,PENTAX,MINOLTA,OLYMPUS,CONTAX(YASHIKA)など
各社が独自のマウントを持ち、またAF対応のために、マウントを一新した
Cannon EOS(EFマウント),MINOLTA(Aマウント)のようなものもありました。

デジタル一眼になってからは、市場の縮小もあり…
現在ではNikonがFマウント系、PENTAXがKマウント系
CannonはEOSからのEFマウント系を継続。

MINOLTAはSONYにカメラ事業を売却し、Aマウントは残っているものの
SONYが打ち出したEマウント製品との互換性には制限があります。

OLYMPUSはフォーサーズに活路を求め、マイクロフォーサーズでやっと
注目を集めるようになった。ってところですが…

実際のところ、資産の継承のためのマウント形状を維持しているメーカーでも
新しい機能のための細かい改良もあってのもの、古いレンズでは最新機能が使えないなど
新規ユーザーにとってメリットとならない面もあります。

逆にマイクロフォーサーズの場合は、一新された小型マウントにより
Nikonの一眼レフやOLYMPUSの一眼レフを使ったことが無い人にも
小さい高性能カメラとして、OLYMPUS E-Pシリーズを選ばせる利点があります。

OLYMPUSのOMマウントは、死に体になったのが1980年代で
コンパクトカメラ市場で耐え忍んで、フォーサーズ,マイクロフォーサーズと
他企業と共同の規格策定を経て、やっと注目を取り戻したと言えます。
(一応OMレンズやフォーサーズレンズもアダプターで繋がります)

かつてはOLYMPUSやPENTAXが得意とした小型軽量のカメラは
軽く小さいがゆえに「手ぶれがおきやすい」とも言われていましたが
現在では手ぶれ補正が普通になり、それは解消したとも言えます。

重くて持ち出すことが億劫になるくらいなら
コンパクトカメラでいいという考え方もありますが
状況によってはマイクロフォーサーズ製品も良い選択肢です。

ちなみに、OLYMPUSのE-Pシリーズは、1960年代のPEN Fシリーズをモチーフとし
またPENTAXは1970年代のauto110をモチーフとしたOptio I-10を発売しています。


閑話休題
Eマウントについては、出たばかりでもあり、判断が難しい所です。
戦局を考えると、Aマウントでは実現しがたい分野に
独自のEマウントを作り出したのは、いかにもSONY的ですが
魅力的なものと言えるのかはまだわからないわけです。

ミラーを持たないため、本体を小型化もできるEマウントですが
もともとSONYのビデオカメラとしてのブランド力を
レンズ交換式カメラと組み合わせたものと考えれば…
写真がメインとして考えると、微妙な気がします。


マイクロフォーサーズと比較すると、フランジバックは近いけど、口径は非常に大きく
こういった違いを持ちつつ、マイクロフォーサーズではなく
独自マウントで展開する利点が、どう実現するのかが鍵だと思います。

しかし、それが単にAマウント(α)の流用(とはいえAFが効かない)や
特殊レンズのための仕様だとしたら、一般人には利点にならない可能性もあります。
チルトやシフトが使えるレンズはマイクロフォーサーズで先に実現しちゃうし
マイクロフォーサーズのビデオカメラはPanasonicがこれから展開する気がします。

LUMIX G1とE-P1とNEX-3,5を並べてみると、SONYが迷走しているように見えます。

本体を小型化するほどに、大口径マウントのためにデザインが難しくなるEマウント。
NEX-3,5のデザインは、かっこいいものとは感じません。

Eマウントが目指すところは、ほかにあると感じさせられ
レンズ交換カメラに慣れていない人が
あわてて跳びついていいような製品とは思えません。

#MINOLTAもSONYもあまり好きじゃない人が書いたお
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この回答へのお礼

詳しく回答をいただきありがとうございました!
教えてgooではじめて満足いく回答を得ました。(笑)
多様なレンズの仕上がりに興味を持ち、デジイチでそれを体験したく物色中でした。
ただそのレンズの世界には棲み分けがあると。いやあったから今僕のように途中参加すると混乱する者が居るのでしょう。
でもその歴史あってこそという面もあります。
学ぶきっかけともなるご回答をいただき、有り難うございました。!!!!!!

お礼日時:2010/05/15 10:39

先の回答者さんが、詳しく述べておられますので簡単にポイントだけ回答します。



レンズが交換できるカメラのボディーとレンズのジョイント部分を「マウント」と言います。
マウントは、ボディーとレンズを物理的に結合させる以外に、情報の遣り取りや制御の連携も行います。ところが、これらのマウントは、各社の技術が詰まっていますので、メーカー毎に規格が異なります。
規格が異なると言う事は、互換性が無いと言う事です。要するにA社のボディーにB社のレンズは付けられないと言う事です。
また、同じマウントでも、時代の変遷で新しい機能が追加されて時代が異なるボディーとレンズの組み合わせでは、その機能が使えない事もあります。
これ以外にも、ストロボやアクセサリーの類も同じ事が言えます。

話は変わりますが、レンズ交換が可能なカメラには、ミラーと光学ファインダーを備えた「一眼レフ」と、ミラーも光学ファインダーも省略し、液晶モニターでファインダーを代用した「ミラーレス一眼タイプ」と呼ばれるカメラに大別されます。

Eマウント(ソニー)やマイクロフォーサーズマウント(オリンパス・パナソニック)は、後者のミラーレス一眼用のマウントで、短いフランジバック(詳しくは検索で調べてね)を利用して、他社のレンズを使う事もできるのですが、αマウント⇒Eマウント、フォーサーズマウント⇒マイクロフォーサーズマウント以外だと、ピント合わせも露出制御もマニュアル操作になるので、初心者さんにはお勧めできません。

要するに、デジタル一眼レフをご希望ですから、この際、Eマウントやマイクロフォーサーズマウントは除外されます。
そうすると、ニコンのFマウント系、キヤノンのEF・EF-Sマウント、ペンタックスのKマウント系、ソ
ニーのαマウントの中から選択する事になります。
系と書いたのは、時代の変遷で機能が追加されたマウントです。EFマウントは下位のEF-Sマウントに対し互換性を有しますが、EF-SマウントはEFマウントに互換性を有しません。

とは言え、ボディーもレンズも新調であれば、難しく考える必要はありませんよ。
要するに、キットレンズとして売られているものは、全てベストマッチングの組み合わせです。
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この回答へのお礼

システムが変わって良回答の10が無くなったのですね。。pt付けられなくすみません。
先の回答者の方同様、大変に参考になりました!!!
写真から広角に興味が沸き、レンズを見て、デジカメを探す、的な流れで今回の質問至ります。
本体とのバランスや仕組み、制限などは、今回のお二方のご回答でその基本を得た感じがします。
あとは自身でさらに勉強する!って感じです。
有り難うございました。!!!!!!

お礼日時:2010/05/15 10:45

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