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細吹きができるエアブラシを教えてください。

35年ぶりに1/35戻ってきた出戻りです。
1/35や小スケールのAFVの迷彩塗装をしようと思いますが、私の持っている機材では細吹きがうまくできません。

ハンドピース:タミヤスプレーワーク HGエアブラシ 94JとオリンポスPC-101
コンプレッサー:オリンポス純正機+レギュレーター
ただし、ハンドピースは大昔のものなのでノズルとか、ニードルに傷がある可能性もあります。

場所の制約があり、塗料は水性のデルタセラムコートを使っています。
ところがセラムは絵の具のようなものなので、一度固まってしまうと水や溶剤では溶けないので詰まりやすく、細吹きができないのです。
やはり他の塗料(グンゼやクレオスの油性、タミヤアクリルなどの水性)の方がきれいに塗れるのでしょうか?


具体的には独軍の飛行機に見られるようなミラーウェーブ迷彩とか1944年以降の3色迷彩をやってみたいのですが、

1)お勧めのハンドピース
2)お勧めの塗料
3)現在使用している機材でもうまくできるか?
4)やり方(空気圧、塗料の希釈倍率、使用するリターダーの種類など)
5)タミヤの方は部品が買えるかもしれませんが、ノズルやニードルは交換した方がいいか?

などについて教えていただけませんでしょうか?
Webや本を探しましたが、こういう初歩的な情報はありませんでした。

大変初歩的な質問ですが、どうかよろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

セラムコートですか。


安価なのと入手しやすいのがメリットですが、あれは基本的に「筆塗り用」ですし、もっと言えば絵の具より水性ペンキに近いものです。速乾性で、保護の意味もあって塗膜に厚みが出るようになっているのですよ。
つまり、機材のせいというより、セラムの特性で詰まると言って良いです。

1)セラムコートが前提なら0.4mm口径以上、できれば0.5mmがベター。
リターダを使えば楽に吹けます。
下に挙げる塗料であれば、0.3mm で問題ないですし、それ以下ならさらに細くなるだろうと思います。

2)Vallejo Model Air、ライフカラーやシタデルカラーなんかが速乾性で良いです。

3)もちろんできます。1)で 0.5mm 口径と書きましたが、それでスポット迷彩でも問題なくやれますので。

4)個人差が大きいので、あくまでも私の例ですが。
エア圧は 0.1MPa ~ 0.15MPa です。
希釈は塗料ごとで違いますが、セラムコートなら元の3倍まで。それ以上だと塗装が長引いて嫌なの。
 *2)で挙げたものはもう少し濃くしてると思います。
 *またエア圧も下げて問題ないです。というか、低い方が楽かもしれません。
で、中性洗剤とリターダを添加します。中性洗剤は弾き止めとして使う「界面活性剤」です。
 *リターダはトールペイント用のメディウムならどれでも使えますし、面倒ならMr.rリターダマイルドでも代替出来ます。
 *また2)の塗料にも使えるものにはアクリル絵の具用のリターダがあります。
たぶん、ニードルjスター(ニードルの位置を調整するネジ)を使う人が多いと思いますし、その方が楽だろうと思います。
個人的には、アジャスターはあるだけで重いので外して使ってます。

5)痛んでれば交換が必要ですが、普通に使っていれば最低でも数年以上使えると思います。
メンテナンスをするつもりであれば、力まないこと(女性ができる程度のことです)を心がけてれば誰でもやれます。しかし、ちゃんとニードルやノズルのチェックをしないと交換すべきかどうかは判断できないので、やらないってことはあり得ないですが。
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この回答へのお礼

大変詳細な回答ありがとうございました。
とても参考になりました。
そうですか、セラムの特性だったんですね。
模型を作る人の中では、まだセラムなどの水性塗料を使っている人は少ないので、初めて的確なお答えをいただきました。
助かりました。

それとノズルですが、どうも噴霧が左に寄っていますので、ノズル自身に問題があるかもしれません。
ニードルを回転させても噴霧の偏りは変わりませんでしたので。
機会を見て交換してみようと思います。
このたびは大変お世話になりました。
今後ともよろしくお願い致します。

お礼日時:2010/05/30 13:53

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