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2003年7月9日時点でのイラク入国にあたり、ビザや交通手段、ホテル手配、国内交通手段、イラク出国ビザ等の情報をご存知の方、是非お教えいただきたく、お願い申し上げます。入国目的は観光となると考えております。生命の危険は承知しておりますが、これまでの経緯を経た現在のイラクの状況、実像と虚像といったものを知りたいと思っております。極力安全を確保した旅行を旨としております。どうか識者の方のご知識を拝借させていただきたく、お願い申し上げます。

A 回答 (4件)

フセイン政権時代の話ですが、かつてはヨルダン・アンマンからイラク・バグダッドに行くツアーがありました。

最小催行人数は5人で、費用は7泊8日で約500ドルとのことです。また、個人で入国する際はホテル(一泊100ドル程度)を予約して、ホテルのバウチャーを提出してビザを取得する必要がありました。

しかし現在、当然の事ながらツアーなどは催行されておらず、ホテルは空爆で軒並み破壊され、国内情勢は混迷の極みに達しています。

現在もアンマン市内にイラク大使館はありますが、そこでビザ申請できるのはプレスカードを所持したマスコミ関係者か、NGO関連の関係者に限定されているようです。もしビザ申請書類に「入国目的→観光」などと書けばビザが発給される見込みはほとんど無いでしょう。

もし仮にフリージャーナリストなどと身分を偽って、しかもそれ相応の賄賂を渡してビザ取得に成功したところで、アンマンからバグダッドまでどのようにして移動するかが問題になってきます。アンマンからバグダッドへと続く高速道路上では、フセイン軍の残党が山賊化して通行車両を襲う事態も頻繁に発生しています。時速100キロ以上の猛スピードで全区間を移動する必要があるそうです。

また、バグダッド市内の主要なホテルは破壊されていますから、宿泊先を見付けるのにも一苦労することでしょう。しかも現在のイラク国内は無政府状態ですから、どのように危険から身を守るかが最大の問題になります。政府機関や軍隊の警護もなく、丸腰の状態でそのような地検地域に身を置けば、どのような危険が身に及ぶのかは想像に難くないと思います。

01461Aさんの書かれた回答者に対するお礼文を拝見しました。ただ単なる好奇心でもってイラクに行こうとしている訳ではないとお見受けしました。もし、01461Aさんが「イラクに行くことによって最悪の事態が発生したとしても、決して後悔することはない」という戦場カメラマンのような確固たる意志があるのなら、ぜひこの機会にイラクに赴き、ご自身の目でイラクの惨状を確かめられたら良いと思います。もしビザが発給されなかったとしても、難を逃れてヨルダンに逃げ込んできたイラク人と接することはできます。それだけでも成果があると思います。

しかし、平和な日本国内において、机上の空論や理想論だけで旅行を計画されているのなら、そのような計画は直ちに白紙に戻したほうが良いと思います。その辺のことをもう少し突き詰めて考えられた方が良いでしょう。もし01461Aさんが既婚者なら、配偶者の方に相談する必要も生まれるかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答誠にありがとうございました。
陸路のプロセスは私も調べておりました。また、在クウェートの日本大使館サイトでしたか、イラクビザの取得方法について記述があったやにも記憶しております。多くのジャーナリストや芸術家の方々の記録が載せられたサイトもあります。しかし、皆様からお教えいただくことは、自分が集めた資料とは異なる、説得力をもつ何かがあり、ご回答戴くことに、心から感謝いたしております。
状況は刻々と変化いたしますでしょう。また個人の限界を否定は致しませんし、NGOに所属することも考えております。しかし、やはり何も知らずに何かを考えることに、何か不道徳さを強く覚えました。学生さんで目的をもって現地へ乗り込み、何かを得て戻って来られておられる方々もおられます。
学生間や(非常勤講師を含む)教員等への暴力事件・器物損壊・窃盗事件・名誉毀損・様々な責任転嫁等々、最低辺校の名すら値しない高○ではありますが教鞭をとりつつ(おまえには授業をさせられないとの様々ないわれなき『いじめ』を公私にわたり受けてはおりますが(苦笑))、自らの研究にも力を注がせて戴いているありがたさを、日々痛感しております。研究では様々な方のお力をお借りさせていただき、感謝の念が耐えません。基礎研究でありますから、目に見えた成果はなかなか出せませんし、その様な即物的な物を所望もしません。せめて微力ながら、後進の指導も含め、何かのお役に立てればとも思います。
恵まれた環境にいるにも拘らず、自らの怠惰(もっと根本的な問題があると思いますが...)を正当化する、自らの私利私欲のみに動く勤務先の学生や教員を見るに(もっとも高○には無縁の学歴を持つからかもしれませんが)、私の研究の重要性、ご協力いただく方々への感謝の念と共に、やはり本人の力ではどうにも出来ない、勉強したくてもできない、生きていきたくても...、という方に何の力にもなれないことに、不甲斐なさを超えた何か罪悪感の様なものを感じることもまた事実であります。
ご回答、誠にありがとうございました。

お礼日時:2003/07/12 15:37

#2の補足です。

私の推測では、現在の様な混乱期では、NGOのスタッフでも、個人で危機管理ができるイラク経験者を派遣しているのでは。危機管理ができないイラク初心者は、NGOボランティアの要件について、先ずご自身で検索すべきでは。(いずれ受け入れの時期が来るので)
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この回答へのお礼

再度のご回答、誠にありがとうございました。
なるほど、自分の危機管理能力は、事前の情報収集に基づいて対応策を練るだけでは全くの不十分である事を教えていただきました。
大変貴重なご意見、誠にありがとうございました。

お礼日時:2003/07/12 15:55

生命の危険や生活不安に苦しむイラク住民の心情を考えると、野次馬や観光旅行者は決して歓迎されませんよ。

その予算をNGO経由で寄付すべきでは。
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございました。
私のイラク行きの動機は、前の方へのお礼に記させていただきました。私にはお金はありませんが、仰られる事は理解できます。しかし、同じ世界に生かせて頂いている人間として大枠で人任せということに、強い罪悪感を感じることも、これまた事実であります。観光?業務?と問われれば、具体的に現地でする事を見出しに行くのですから、一言であれば観光となるわけです。イラク国民は、自らの意思とは全く無関係に、今(に限った話しではありませんが)非常に辛い状況におかれているのです。その状態を他人に見られることに対する恥ずかしい気持ちは、同じ人間として痛いほどよく判ります。その様な目的ではなく、どうなっており、何が必要とされ、何をどうすればいいのか、人任せではなく、同じ一地球人として、能が無いなりにできる限りのお手伝いをしたいと思っております。
ご回答誠に有り難うございました。

お礼日時:2003/07/11 12:24

まぁご存知だとは思いますが、外務省からは「退避勧告」が出されています。

これはイラクに駐在している日本人も、危ないから日本に帰って来いという勧告で、観光旅行云々以前の問題です。↓

『<イラクへの渡航を予定される皆様及び同国に滞在されている皆様へ>

 イラク情勢については、連合軍がイラク全土をほぼ制圧し、5月1日にはブッシュ大統領が戦闘終結宣言を行いましたが、一方で、イラク国内の治安状況は依然不透明な部分が多く、完全に安定した状況には至っておりません。
また、在イラク日本国大使館も、5月8日より大使館員の常駐を開始しましたが、通常の領事事務は停止しており(在ヨルダン日本国大使館が業務を代行)、かつ、イラクにおいては未だに統治機構が存在しない等、邦人保護活動は極めて困難な状況にあります。
 つきましては、イラクに滞在されている全ての邦人の方々に対し引き続き退避を勧告します。また、イラクへの渡航については、どのような目的であれ、情勢が安定するまでの間延期して下さい。』

つまり、現地の日本領事館すら機能してないから、何かあっても知らんよ、と言っているわけです。

ま、こういったことを一応ご理解いただいた上で・・・
査証は完全に渡航希望者本人がイラク大使館に問い合わせることになっています。
何の情報もオープンにされていません。
料金も、取得所要時間も、必要書類も。
それだけ一般人には取りにくいという事でしょう。
現状観光査証がないとホテルなどの日本からの予約も難しくなります。

以下の様なサイトがありますが、参考にしてみてください。周辺国から地道に入り込むと言う方法です。

参考URL:http://kk.kyodo.co.jp/is/column/risk/risk-030212 …
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございました。またお礼が送れましたことをお許し下さい。
以前は団体を組めば近隣諸国からの入国が可能であったと理解しております。
入国目的につきまして、少し踏み込んで書かせていただきます。
これまでの経緯を踏まえたイラクの現状、そこに残されている問題、特に教育(文化)の観点からを、自分自身で見つめたいと思ったのです。私は一教員でしかありませんので、できる事は殆ど無いと言えます。しかし現場を直視せず机上で考察しても、それは現実問題にどれだけ意味があるかと思いました。これは戦後の日本にもある意味共通している部分もあろうかと思います。
ご回答誠に有り難うございました。

お礼日時:2003/07/11 12:19

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