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文学におけるカバー、もしくは本歌取りとは?
音楽だとカバーって至極当然のものですが、小説で、それを全面に構えた作品、もしくはアンソロジーみたいなものがあったら教えて頂ければ幸いです。

A 回答 (2件)

SFに「冷たい方程式」という古典がありますが、後世の作家の何人かがこれの設定を借りて「自分だったらこういうふうに解決する」という形や形式だけ借りたパロディで作品を発表しています。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B9%E7%A8%8B% …


清水義範が文豪の文体でそのひとが書きそうなことを書く、みたいなことをやっていて「パスティーシュ」と評されています。
最もわかりやすいのが「猿蟹の賦」で、司馬遼太郎の文体を模倣して司馬遼太郎風の解釈で猿蟹合戦を題材にして書いたもの。
「サルカニ合戦とは何か」と題して、丸谷才一風に書いたものもあります。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480425519/re …
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この回答へのお礼

遅れましたが、ご回答ありがとうございます。
おもしろそうな題材ですね。

お礼日時:2010/08/09 22:14

 ちょっとご質問の趣旨とは違うかもしれませんが、「源氏物語」などは、有名なところだけでも与謝野晶子、谷崎潤一郎、円地文子、田辺聖子、橋本治、瀬戸内寂聴などなどが現代語訳しています。



 音楽のカバーがいわば詞や曲を変えることなくアレンジし、ボーカルの魅力で聞かせるのならば、この「源氏物語」もオリジナルをそれぞれの作者が個性的に自分の言葉で書いています。
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この回答へのお礼

大変遅くなりましたが、ご回答ありがとうございました。
源氏物語の現代語訳をカバーとみなす考え方、思いつきませんでした。質問の甲斐がありました。

お礼日時:2010/08/09 22:15

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