牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

親子関係を描いた優れた映画を教えて下さい。

「5つの銅貨」を見て、娘が小児麻痺にかかった時、父親・母親が全てを投げ打って、必死に娘を思う姿に打たれました。私自身、こんなにまで子供達を愛して来ただろうかと、身につまされる思いでした。

でも、今、いつまで経っても、問題ばかり起こす35歳の娘に手を焼いています。
でも、妻は、「親は何処までも子供の面倒を見るべきだ」と言います。私も、そうかな、とは思うのですが、なかなか、そんなに割り切れません。

そこで、いつまで経っても問題ばかり起こす子供を抱えた親の、心の葛藤や、苦悩を描きつつ、親としての愛を貫いて生きた人々を描いた映画があれば、是非見て、私の心の糧にしたいと思います。出来れば実話に基づくものが良いですが、実話でなくても構いません。
あるいは、上述のようなストーリーでなくても、親子関係を描いた優れた映画があればお教え戴きたいと思います。
よろしくお願い致します。

A 回答 (13件中1~10件)

「五つの銅貨」ジャズ映画としても有名ですね。

懐かしいです。
まだ出ていない作品で、子供がそこそこの年齢の作品を。
思い出すままなので内容等バラバラかもしれませんけど。


「父よ」
アラン・ドロンが主演した「冒険者たち」「シシリアン」の原作や脚本などフランス映画界で活躍したジョゼ・ジョバンニの自伝的な映画です。
ジョバンニは元々暗黒街の人間で、ある犯罪により22歳にして収監され死刑宣告を受けました。そこには仏政府による増加する犯罪へ見せしめもあり、それを知った父親は恩赦を受けさせるために奔走、11年がかりで出所させました。その父親を、息子であるジョバンニが監督して描いた作品です。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=2 …

「いつか眠りにつく前に」
人生の最後を迎えようとしている老いた母が混濁した意識の中で呟いた言葉をきっかけに、娘たちが自分の知らなかった母の過去や姿を通し、自身の生き様を見詰めるという話しです。娘たちはみな30代だったと思います。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3 …

「マザー、サン」
死の床にある母を息子が看病する話しなんですが、ストーリーらしいストーリーを持っていないのと、セリフもほとんどない詩的な映画なので、見る方によっては・・・何とも言えません。
ロシアの天才肌の監督のアート系作品でもあるので、レンタル店には無い可能性もあります。「ファーザー、サン」という父と息子の映画も同監督は作っています。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8 …

「普通の人々」
俳優ロバート・レッドフォードの監督第一作にしてアカデミー賞作品です。
簡単に言うと、平穏な暮らしを送っていた4人家族が長男の事故死に直面し、より家族の絆を深めていくといった内容です。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=2 …

「息子の部屋」
イタリアの作品ですが、こちらもごく普通の暮らしだった4人家族が、突然息子を失い、その責任が自分にあるのではないかと苛む父親を描いた映画です。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=2 …

「黄昏」
ヘンリーフォンダとその娘であるジェーンフォンダが共演し親子を演じた唯一の映画です。
この父と娘は不仲だったことが知られていますが、娘のジェーンが父親のために作った映画とも言え、ヘンリーフォンダはこの作品でアカデミー賞を受賞し、これが遺作となりました。
そのあたりを知って見ると感動も倍増だと思います。
老境の父親とその友人、そして娘がバカンスを別荘で過ごす中での話しです。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1 …

この回答への補足

ご紹介して頂いた「父よ」のビデオを入手して、本日、見ました。

息子に理解されず、むしろ息子に憎まれていながら、息子のために、ただただ奔走する父の姿に、とても感動しました。
親というものは、こうでなくてはいけないのだと、つくづく思い知らされた感じです。
映画に出て来る「救えるのは愛だけだ」という言葉にも納得です。

私の35歳の娘は末っ子で、私が一番可愛がったのに、娘は、可愛がられた記憶はない、などと言い、その子に、一番苦労させられて、ほとほとイヤになっていました。
ついつい、口うるさく言うから、娘も反発するのでしょうね。

この映画を見て、親の愛とはどんなものか、教えられた思いです。
娘に対する不満の心が芽生えたら、これからは、この映画の父を思い出して、一歩でも、この父に近づけるように、親として未熟な私を奮い立たせて行こうと思いました。

素晴らしい映画をご紹介くださいまして、ありがとうございました。

補足日時:2010/10/09 17:44
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この回答へのお礼

「普通の人々」と「黄昏」以外は、まだ見ていませんので、是非見てみたいと思います。
解説まで付けて戴き、ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/07 16:46

回答8番の、者です。



お礼、読みました。

夜中の、四時に目が覚めて、眠れずに、ネットを開いた所、
お礼の、通知を見つけたので。

質問者さんは、私より、年上に、間違いないと、思いますが、
若輩者から、趣旨とは、違いますが、お勧めの映画を一つ。

邦題「トト・ザ・ヒーロー」原題「Toto le heros」
フランス製作:1991年

これは、ネタばれ、厳禁なので、内容は詳しく、書きませんが、
主人公が、年老いて、自分の人生も、そんなに悪い物じゃ、
なかったと悟り、ラストを迎える作品です。

ラストは、「?」なんですが(笑い)、見終わった時に、
なぜか爽やかになる、不思議な作品です。

自分は、若輩者ですが、人生思う様に、いかず(質問者さんの
苦労とは、比べ物になりませんが)
悶々と、過ごす日々が、続いた時に、この作品と出会い、ほんの
少しですが、気持ちが軽くなりました。
自分も、年老いた時に、主人公の様に、自分の人生を、
振り返る事が、出来たらいいなと、思います。
(すみません、生意気な、事を言って)

前に、紹介した映画も、そうなのですが、冒頭のシーンが、
異文化(又は、主人公の嗜好(思考))の、表現に重きを、
置いているので、

最初取っ付きにくい、所もありますが、話が、進むにつれ、
味わいが増して来ますので、途中で自分に、
合わないなあ~と、思わずに、最後まで見る事を、
お勧めします。
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この回答へのお礼

>主人公が、年老いて、自分の人生も、そんなに悪い物じゃ、なかったと悟り、ラストを迎える作品です。
⇒実は、私も、今回投稿させて戴いた「親子関係」の話の他にも、そう言う作品を見てみたいと、いつも思っていたところですので、私の希望にピッタリの作品の様な気が致します。是非、見させて戴きたいと思います。とても良い作品をご紹介下さり、しかも懇切丁寧なコメントまで付けて戴き、本当にありがとうございます。

実は私は、あなた様ご推察のとおり、71歳の老人(男性)です。
僭越ながら、確かに、人生思う様には行きませんね。
私も、あなた様がご紹介下さった作品を見て、これからの心の拠り所にしたいと思いますので、あなた様も、どうか、色々な苦難に打ち勝って、味のある人生をお送り戴きたいと存じます。

「日曜日のピュ」も是非見てみる積りです。

色々と、本当に、ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/08 10:26

親子ですかー。

子供が子供状態なら結構ある気もするんですが。
個人的には「リトル・ダンサー」が好きです。
父親が子供の将来、現在の環境からの脱出のために自分の信念を曲げて堪えるシーン。
自分や長子と違って「あいつには将来がある」っていうのがジーンときました。
http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/litt …

親子愛というか家族愛だと
「リバー・ランズ・スルー・イット」
二男が奔放なトラブルメーカーです。最後はバッドエンドですが家族の愛は彼の美しさを理解していた。
父子というより、兄弟メインの話ですが。
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=2 …

定番はやっぱり既に出ていますが「海辺の家」でしょうかね。


>「親は何処までも子供の面倒を見るべきだ」
確かにそうですが、どう面倒をみるか、というのはありますよね。
親は先に死にますから。
そのあと一人でもやっていけるようにしてあげるのが親というか。
でも35歳では今さら変えるのも難しいですし
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この回答へのお礼

「リトル・ダンサー」と「リバー・ランズ・スルー・イット」はまだ見ていません。是非見てみたいと思います。

>でも35歳では今さら変えるのも難しいですし
本当、そうなんです。ほとほと、弱っています。

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/07 16:49

大きい子供に手を焼く映画といえば、マフィアもの?


 それ以外なら他の方も書いてらっしゃる「父の祈りを」
 ですかね。
 成長した子供に断定しなければ結構あると思います。
 「判決前夜 ビフォア・アンド・アフター」
 「海辺の家」
 「ライフ・イズ・ビューティフル」
 
 親としての決断とか考えさせられます。 
 
 親子ものは結構重いものが多いですね。

 個人的には「海辺の家」が好きです。
 反抗する10代の息子と父との映画ですが、
 いいストーリーだと思います。

 あとは、これは親子ものと言っても逆になりますが
 「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」
 これは子供が手のかかる親にどう向き合うか?
 というような内容の映画です。まぁ、これは
 女性向きかもしれませんが。

 本当に手のかかる子供を一生面倒を見て人生を終えた人
 といえば、マーロン・ブランドだと思います。
 彼の人生こそ、実話で映画にはなっていないけど
 衝撃で、バカ息子の為になんでもした親だなぁって
 思います。
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この回答へのお礼

「判決前夜 ビフォア・アンド・アフター」はまだ見ていません。是非、見てみたいと思います。
マーロン・ブランドはそうだったんですか、…。知りませんでした。
ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/07 16:44

「千年の祈り」


アメリカに住んでいる娘を心配した父親が訪ねてくるお話。
12年ぶりの再会なのに娘は嬉しそうではない。
ぎくしゃくする親子を淡々と描いている映画です。
でも親子について考えさせられました。

「私の中のあなた」
白血病に苦しむ長女を持つ夫婦がドナーにぴったりな子供を生み
育てるが11歳になった次女に訴えられる。
家族愛を描いた感動ドラマです。

「その名にちなんで」
アメリカに移住したインド人家族の物語。
成長した息子がアメリカナイズしていて、インドの文化とか
受け入れず父親がつけた名前にも文句ばかり。
だけど最終的には息子も家族愛に目覚めるお話。

「この道は母へと続く」
ロシアが舞台の母を想う少年の切ない物語です。
実話をもとにしています。



「5つの銅貨」という映画は知りませんでした。
ご紹介した映画は最近のものばかりで、お好みに合うか
わかりませんが参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

4本とも、まだ見ていませんので、是非見てみたいと思います。
解説まで付けて戴き、ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/07 16:42

邦題「日曜日のピュ」原題(?)「SUNDAY'S CHILDREN


                       SONDAGSBARN」
製作国 スウェーデン: 1994年

父親と家族、父親と息子という、永遠のテーマを、取り上げた
作品。(監督の、一族の、背景をモチーフに製作)

(ラストシーン)
牧師である、父親は、死に際に神ではなく、家族の言葉に救い
を求めたが、

主人公は、父親の要求に応えられなかった。

その事により永遠の苦悩を背負ってしまった主人公。

その心中(真意)を表す様に、画面一杯に、父親への想いが、
溢れ出る。

(自分はあなたの事は、ずっと好きだったのですよ、あなたは、
それさえも、気付いてくれなかったのですかと?)
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この回答へのお礼

是非見てみたいです。
ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/07 16:41

「父の祈りを」



実話が元になっています。
舞台は70年代のアイルランドです。主演はダニエル・デイ・ルイスです。
遊び人でどうしようもない息子と実直でガサツな父親、ある日IRAによる爆破事件の犯人として親子共々捕らえられてしまい、本人たちは身に覚えのない事件でしたが警察の執拗な恫喝と拷問でついに供述書に署名。親子共々刑務所に入れられます(確か無期懲役か終身刑)。その後、父親は刑務所から外部の団体へ無実を訴え続けるが獄中で無念の死を迎える。残された息子は父の汚名を晴らすために...

という映画です、いかがでしょう?
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この回答へのお礼

「父の祈りを」、見ました。とても良かったです。
ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/07 16:40

親子関係ですねー。



私は重度の知的障害児を育てていますが、全てをなげうって育てるというよりも、将来すこしでも自立し、親の力を借りずに生きていけるように、やや離れたところから見守る、という感じです。

「親」という漢字がそうですよね。 木の上に立って見ると書きます。 ずっと手取り足取りではなく、時にはほっといて、本人がどれだけ頑張れるか見守るというのも大切ですよ。
その手を放す加減が難しく、大きくなった子をいつまでも赤ちゃん扱いするお母さんがいたり、いきすぎて育児放棄のようになってしまうお母さんがいたり。

そんなむずかしさをえがいた映画があります。

韓国映画「マラソン」

わが子が重い自閉症だと知り、母親は下の子や夫をあとまわしにしても、その子を必死に育てます。
走ることが好きだと知り、マラソンのコーチをつけるのですが、干渉しすぎるためにコーチと意見が対立したり、問題行動をおこした息子のために交番へ行ったりで、ついに胃潰瘍を悪化させて入院。
それをきっかけに、今までの熱意が失せてしまい(自分がマラソンを無理強いさせていたのではないか、わが子の意思ではなかったのではないか、と悩む)、マラソン大会への出場をやめさせてしまいます。
でも、息子はマラソン大会へと単独で向かい、出場。(エントリーのお金はかつてのマラソン仲間が払ってあげる) 無事にゴールへとたどりつく。 

実在の、韓国の自閉症マラソン選手がモデルになった映画です。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。
「マラソン」はまだ見てませんので、是非見てみたいと思います。
親子関係のアドヴァイスもありがとうございました。

お礼日時:2010/10/07 16:39

私のオススメは「アイ・アム・サム」です。



知的障害を負っている父親と、幼い娘の純粋な愛を描いた感動作。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4% …
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この回答へのお礼

「アイ・アム・サム」見ました。良かったです。
ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/07 16:36

・ロレンツォのオイル


実話に基づいています。医者も見離した難病を両親が治療法を見つけると言うものです。

・ライフ・イズ・ビューティフル
強制収容所に連れて行かれるが、家族を支える父親を描いたもの。

・海辺の家
建築家の父と息子を中心とした家族愛。

・フライトプラン
・パニックルーム
どちらもジョディーフォスターが母親役で、娘を守ると言うもの。
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この回答へのお礼

「ライフ・イズ・ビューティフル」と「海辺の家」は見ました。
あとは見てませんので、見てみたいと思います。
ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/07 16:35

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