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こんばんわ。
家の近くにワーナーがあるので、映画は普段ワーナーに行っているのですが、「ロビン・フッド」の前売券の特典が欲しくなったのでワーナーに在庫があるか問い合わせしてみたところ、上映はしますが、前売券自体を販売していません、と言われました。結局遠出をしてTOHOシネマズまで買いにいってきたんですが、そこで前売券の取扱い数を見て愕然としました。TOHOの方がワーナーの二倍くらい様々な映画の前売券がありました。私は特典がついていないものはコンビニで買うのですが、特典が付いているものは劇場まで買いに行くのでこの格差はとても気になりました。

どちらも大手シネコンだと思うのですが、どうして上映はするのに前売券は販売しない所があるのでしょうか??

A 回答 (2件)

 こんにちは。


 この質問は映画興行の歴史を相当に知っていないと答えられないでしょう。

 アメリカの大手映画制作会社(メジャー)の多くは、戦後間もなくから昭和50年代くらいまで日本に支社を持っていました。ですが映画館の興行網自体は持っていませんでした。これはアメリカの占領政策がそのような文化的支配までは意図しなかったおかげだったようです。その辺の詳しいことは私も良く知りません。
 ともかくそのような状況ですから、映画の配給は担当しても、実際の興行は戦前からあるような大手映画会社に委託するしかなかったわけです。当時あった会社は、松竹、東宝、それと日活を吸収合併してつくられた半国策会社だった大映。主にこの3社です。かろうじて日活の配給・興行部門は別組織として生き残っていました。これで全国的な組織はほとんどすべてになります。メジャーの中には日本の大手映画会社と独占契約をしたところがあります。
 具体的には、例えばワーナーの配給作品は長いこと松竹系でしか上映されませんでした。その後シネマコンプレックスが数多く建設され、ワーナーも独自の劇場網を持つようになりました。このため松竹系での独占状態は崩れましたが、ワーナー直営館又は松竹洋画系での上映という状況は変わりません。
 尚その後創立された東急-東映系の劇場網は、どちらかと言うと松竹の系統に近い状況にあります。

 以上だけでは、何故ワーナー系のシネコンで主に東宝系劇場で上映される作品の前売りを扱わないのか、という理由はきちんと説明されていません。ですが、過去のそのような経緯が絡んでいることだけは間違いがないと思っています。
 この辺りのことは参考書もほとんどありませんし、本当のことを知るのはかなりむつかしいと感じます。以上参考までにどうぞ。
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この回答へのお礼

とてもご丁寧に回答ありがとうございます。
色々と裏には事情がありそうですね。それもシネマコンプレックス(複合映画館)という事業形態ならではでしょうか・・・

お礼日時:2010/12/01 01:59

映画の公式サイトの劇場情報とかtheaterとかの項目に上映劇場が載っているのですが、各劇場での前売り券の扱いの有無についても載せている公式サイトも多いです。

そういったものを見ると、必ずしも上映劇場すべてで前売り券を扱っているわけではないことが分かります。

例: http://daybreakers-movie.jp/theater/

『ロビン・フッド』Robin Hood (2010) ですが、日本での配給会社は東宝東和で、メイン館もTOHOシネマズ日劇です。なので、TOHOシネマズに前売り券があるのは当然といえます。

逆に、ワーナーの映画なのにワーナー・マイカル・シネマズでは前売り券を扱ってない映画もあります。
http://wwws.warnerbros.co.jp/chushingura/theater …
http://wwws.warnerbros.co.jp/incitemill/theaters/

上映劇場なのに前売り券を扱ってない映画館がなぜあるのか、推測ですが、前売り券が全国共通になってないためその映画館では使えないとか、前売り券を仕入れてもそれほど売れそうにないので扱わないとか……何か理由があるのでしょう。回答になってなくて、すみません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、確かにあまり興行収入が見込めない映画については前売券を扱っていないような印象を受けます。アメリカでの先行上映(ハリウッドならほとんど?)ですでに向こうでの評価も分かっていますし。

お礼日時:2010/12/01 01:57

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