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TMPGEnc 4.0 XPressでDVD用のmpegにエンコードする際のアスペクト比についての質問です。

16:9の画面比のDVDを作成しようと思い、動画をエンコードする前のクリップ設定でアスペクト比を16:9で設定しようとしたのですが、『ピクセル比40:33(NTSC16:9)』と『画面比16:9』という項目がありました。どちらが家庭用DVDに最適か判らなかったのでそれぞれの設定で2つのDVDを作成して家の液晶テレビ(ワイド)で見比べてみたのですが、『ピクセル比40:33(NTSC16:9)』の方は上下に黒帯が入っていました。『画面比16:9』の方はピッタリ画面に収まっていました。そこで質問なのですが、『ピクセル比40:33(NTSC16:9)』と『画面比 16:9』の違いは具体的にドコにあるのでしょうか?また双方の設定はどのような場合に適用するのでしょうか?

「DVD用にエンコードする際のアスペクト比」の質問画像

A 回答 (3件)

DVD-Videoの規格では、画素数は通常720×480になっていて、それとは別に「このディスクは4:3か、16:9か」を記録する事になっています。


 
画素数720×480は4:3ではなく3:2ですので、これを16:9にするには、ピクセル比を40:33にしなければなりません。
 
ですので「16:9のディスクを作る場合」には
 
1.
720×480の画素を目一杯使って、ディスク種別を16:9にする
 
2.
720×480の上下に黒帯を入れて16:9になるようにして、ディスク種別を4:3にする
 
の2種類の作り方があります。
 
アスペクト比設定の16:9関連の項目が2つあるのは、上記のように「作り方が2つある」からです。
 
これとは別に、DVDプレーヤーの種類や機能により、映像信号の出力は

ア. 
1.の作り方で作成したディスクを、16:9のワイド映像を出力できないDVDプレーヤーで再生すると、DVDプレーヤー側で画面の上下に黒帯を足して4:3の映像にしてから出力するか、画面の左右をカットして4:3の映像にしてから出力します。
 
イ.
2.の作り方で作成したディスクを、16:9のワイド映像を出力できないDVDプレーヤーで再生した場合、そのディスクは「4:3」なのですから、何もせずに4:3の映像をそのまま出力しますが、映像に元々黒帯が入っていますから、上下が黒くなります。
 
ウ.
1.の作り方で作成したディスクを、16:9のワイド映像を出力可能なDVDプレーヤーで再生すると、何もせずに16:9の映像をそのまま出力します。
 
エ.
2.の作り方で作成したディスクを、16:9のワイド映像を出力可能なDVDプレーヤーで再生すると、何もせずに4:3の映像をそのまま出力しますが、映像に元々黒帯が入っていますから、上下が黒くなります。
 
の4種類のタイプがあります。
 
このように、DVDプレーヤーからワイドテレビに送られて来る映像は
 
A.画面に黒帯は出ないが、DVDプレーヤーで左右をカットされている4:3の映像
 
B.DVDプレーヤーで上下に黒帯を足された4:3の映像
 
C.黒帯無しの16:9の映像
 
の3種類があります。
 
更にワイドテレビの画面モードの設定により「4:3の映像の映し方」には
 
α.
左右に黒い柱を足して映写
 
β.
上下をカットして横幅がピッタリ収まるように拡大して映写
 
γ.
画面の縦横比を無視して画面ピッタリに拡大して映写
 
など、色々な設定があります。
 
黒帯1つにしても「映像に入っている」「DVDプレーヤーが付けた」「ワイドテレビが入れた」など、色々なタイミングで挿入されます。
 
このような色々な要素が複雑に絡み合って「画面にピッタリ収まって映る」か「上下に黒帯がついて映る」かが決まります。
 
ご質問の内容だけでは、各要素を確定できないので「どっちが最適な設定か?」は判りません。一見、ピッタリに収まっているようでも、上下左右が切られているかもしれませんので。
 
一番良いテスト方法は「パソコンのDVDプレーヤーソフトで再生してみる」です。
 
パソコンでの再生であれば、複雑な要素は一切関係なく、PCモニタにウィンドゥ枠が付いて表示され「画面の縦横比が4:3か16:9か」や「作成した映像に黒帯が入っているかどうか」が一発で明確になります。
 
>また双方の設定はどのような場合に適用するのでしょうか?
 
簡単に言うと「4:3の再生環境で使用するディスクか、16:9の再生環境で使用するディスクか、で決める」です。
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私は正確なことはわかりませんが、たぶん次のようなことではないかと思います。



画面比の場合は解像度に合わせて画面が16:9になるようにしますが、ピクセル比のときは画素(の大きさ)を40:33に設定するという意味であって、解像度によって画面比が変わってきてしまいます。

たとえば1920*1080で正方形(1:1)のピクセルであれば16:9にピタリなるはずですが、ここでピクセルを40:33にすると横が20%ほど伸びるので19:9くらいの画面になります(なるはず)。この映像を16:9の画面に全部表示しようとすれば上下に黒帯がはいることになります。

もしこれが720*480の映像だったらどうなるでしょうか。正方形ピクセルと仮にすると3:2ですよね。ところがテレビでは4:3の画面になってますし、DVDはなぜか16:9の画面にピッタリになってたりします。これはピクセル比がそれぞれ0.9:1、40:33なんです。

ということで、通常は画面比で設定しておけば間違いないのではと思います。
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通称では、ピクセル比とあるのがレターボックスで、


画面比とあるのがスクイーズ(横圧縮)のはずです。

ワイドテレビとDVD再生機またはパソコン出力の設定が
正しければの話ですが、レターボックスの出力は
4:3のNTSCスタンダード(およそVGA画素サイズ)で
16:9の元画像を歪ませず入れた場合を指すので、
天地の画素が少なく使われています。
ワイドテレビ側で表示をレターボックス対応にすると、
荒い画質ですが画面全部で写す事が出来ます。
(映画館でフィルムのビスタ上映が、原則同じ手法)

「上下に黒帯が入っていました」は、ワイドテレビが
スタンダード信号の左右を引き伸ばした設定なので、
余計元画像から、横長に見えているはずです。

『画面比16:9』の方はピッタリ画面に収まっていました、と
いうのが正しい設定なら、画像が縦横歪んでいないはずで、
スタンダードサイズで見ると、縦長になってしまいます。

=街頭広告や配信サイトには使いづらいのですけれど、
DVD上であれば画素を使い切れるので画質が保証され、
テレビや再生機がまともであれば歪まず映ります。
というか安いワイド液晶だと、このモードしか無いかも。
(劇場のデジタル映写機は、光のロスを抑えるためにこの形式で
ハードウェアまで作り、ビスタかシネスコにレンズで伸ばします)
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