この人頭いいなと思ったエピソード

国際社会は北朝鮮の横暴に手を焼いていますが、常に北朝鮮を擁護してきたのは中国ですよね。

色々な解説をみると、その理由は、もし韓国主導で半島が統一された場合、アメリカ陣営と国境を接する事になり、中国としては何としてでもこれだけは防ぎたいからというものでした。

だから、北朝鮮がどんな横暴をしようとも、中国は内心は「 困ったものだ」 と思いながらも結局は北朝鮮が有利になるように国際社会の中で庇ってきたという事です。

多分、これが真の理由かなと思うのですが、では将来、さすがの中国も 「もうこれ以上は無理! 北朝鮮と縁を切る! あとは勝手にしろ!」 とギブアップする事は、絶対に無いという事なのでしょうか?

もしあるとすれば、どんな状況になれば可能性があると思いますか?

A 回答 (7件)

おはようございます



北朝鮮を残そうとしているのは、何も中国だけではありません。

アメリカ、ロシア、韓国も北朝鮮を出来れば温存したいハズです。

なぜならば、もし北朝鮮が崩壊したならば、過去のドイツ統一時のように、朝鮮半島と隣接する地域は大きな経済的社会的混乱に陥ります。

アメリカ、ロシア、中国といった大国の思惑が絡み合っているので、ドイツ統一以上の混乱が起こるでしょう。

この間の米韓合同演習時に、中国軍が北朝鮮国境付近に布陣しましたよね?

あれは、もし北朝鮮がさらなる挑発行為にでれば、中国軍は北朝鮮を制圧する意志を明確に示したのです。

今、中国は、金ジョンイル氏の長男を匿っています。一方で、金氏は三男を後継者に指定しました。

もし、北朝鮮があまりにも目に余る行為に及ぶなら、中国は北朝鮮を制圧し、長男を国家首席として立てて、北朝鮮を存続させて朝鮮半島の混乱をさける動きにでると思います。

北朝鮮は実質上中国の支配下にはなりますが、これで北朝鮮崩壊とそれによる混乱、戦乱をさけられます。アメリカ、ロシアは面白くないかも知れませんが、朝鮮半島の安定を第一に考えて、烈強国間のバランスを保つには、これが一番穏便な解決法かもしれません。

というわけで、中国は北朝鮮の横暴を黙って見過ごしているわけではありません。図に乗ると制圧も辞さない構えを見せているのです。
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この回答へのお礼

有難うございました。
なるほど、金正男氏がマカオに留まっているのには、そういった背景があるわけですか。
あまりに図に乗ると金正男氏をトップに入れ替えるよ! といった意味が含まれているようですね。

でも、どちらに転んでも北朝鮮が完全に崩壊する事は無さそうというか、避けられそうですね。
もし崩壊した場合、日本にも大きな悪影響があるような感じがしますし。

お礼日時:2010/12/20 11:11

>どんな状況になれば可能性があると思いますか?



テポドンを発射する人間が打つ方向を間違えて北京のド真ん中に落ちて中国の要人が全滅した。

これにより中朝国境の10万の中国軍は一世に北朝鮮に攻め込んだ。

またピョンヤンは数千発のミサイル攻撃を受けてゴキブリ一匹もいなくなった。

10日後北朝鮮は中国軍に完全に制圧され中国領となった。

但し北朝鮮の核を含めた猛反撃で北京、上海、は数百万の死者が出た。

日本は中国と北朝鮮の戦後復興に奨んで貢献した為に莫大な利益を被る事と成り戦争成金で米国に迫る勢いのGDPを復活させた。

以上、平成23年度の初夢でした。
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この回答へのお礼

有難うございました。
ふ~む、何と素晴らしい初夢ですよねえ。
現実のものとなれば良いのです・・・

お礼日時:2010/12/20 11:38

#1の言うように、北朝鮮存続に関してはアメリカ・韓国にもメリットがあります。


北朝鮮が消滅する場合、核の所有権を巡って小競り合いがあるでしょう。
それがいちばんこわいです。どうせなら、核ごと消滅して欲しいのですが・・・。
但し、夏限定です。冬なら、季節風に乗って灰が飛んできますから。

寧ろ、北朝鮮のトラブルがある度に、せびられる日本外交の弱さを改善すべきです。
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この回答へのお礼

有難うございました。
やっぱり、どんな政権になったとしても北朝鮮が存続する事が極東アジアの平和に結びつきそうですね。

お礼日時:2010/12/22 09:34

中国は実利が無いコトはしない国です。


その実利を探せば答えに行き着くと思いますよ。

> その理由は、もし韓国主導で半島が統一された場合、アメリカ陣営と国境を接する事になり・・・

コレは主たる理由にはならないと思います。

軍事的には、アメリカが朝鮮半島ルートで中国に侵攻する経路を確保すれば、開戦と同時に陸上作戦も展開出来、中国側の兵力をかなり分散出来ますから、間違い無くアメリカにとって有利です。

しかし北朝鮮の通常戦力は、装備も古く、燃料の蓄えも無いので、継戦能力もアテにはなりません。
「北朝鮮を、朝鮮ルートからの侵攻を防ぐ目的で擁護する」のであれば、例えば人民解放軍でも駐留させない限り、中国にとって安心では無いから、余り意味は無いです。

また、広大な領土と、世界最大の歩兵戦力を有す中国にとって、半島ルートを与えるコトは致命的では無いでしょう。
現在の北朝鮮と中国の国境から数十~100km程度を干渉地帯や、極端に言えば地雷地帯にするコトは、中国にとって特に困難では有りませんからね。

逆に目下の開放政策下では、中国と韓国の国境を、経済特区にするくらいの選択肢もあるんじゃないでしょうか?
中国の北朝鮮への経済支援は、北朝鮮の財政の7割を締めているとも言われ、中国にとっての北朝鮮は、出来の悪い扶養家族です。
既に韓国企業の中国進出は相当進んでいますので、経済的には、北朝鮮より韓国と陸続きになる方が、中国にとってメリットが多大でしょう。

おまけに中韓経済特区でも作れば、それがそのまま軍事干渉地帯になりますからね。
開戦と同時に、特区の韓国人を人質に取れば良いんです。

むしろ韓国が統一してくれたら・・・考え様によっては、中国側のメリットの方が多いと思いますよ。


そんな風に考えると、中国が北朝鮮を擁護,庇護するメリットは殆ど無いんです。
従い中国は「米韓にとってのデメリットを推進させるため」と言うコトかと思います。
米韓に北朝鮮に目を向けさせたり金を掛けさせるコトだけでも、中国にとってはメリットですからね。

少し余談ですが、朝鮮半島が韓国側の主導で統一されたとして、半島が完全に資本主義化するには、時間もお金も要します。
ある試算では、北朝鮮が韓国に武力侵攻し、北朝鮮主導で半島統一する場合の、およそ10倍の期間と費用を要すそうです。

費用について更に言えば、韓国が統一した場合、言うまでも無いですが、現在の北朝鮮の生産力では、北朝鮮の人口を養えないんですよ。
日本で言うと、年金受給者や生活保護受給者が一挙に何倍にもなった様な感じで、統一韓国の国民1人当たりのGDPは、現在の半分くらいになってしまうでしょう。

でも、中国が北朝鮮を支援する限り、韓国は韓国人自身が困窮する様な選択肢も考慮し続けなきゃならなくなるし、アメリカもそれにお付き合いしなきゃなりません。

血の友誼を重んじる姿勢は、完全にパフォーマンスですが、これは中国にとっては何の損も無いです。
世界的に信用が低い中国にとって、色んな問題は有りますが、一応は中国の同盟等に関する信頼性を上げる行為だし、人民解放軍の士気を上げるのにも役立ちます。

韓国やアメリカが「北朝鮮なんてど~でもいいや!」って言う姿勢に転じたら、中国も手を引くんですよ。
だから、中国に手を引かれたら困る北朝鮮は、日本や韓国が無視出来ない様なちょっかいをかけ続けるんですよ・・・。

だって北朝鮮が、いくらバカだとしても、日本や韓国へ支援を求めて、国民感情を逆撫でする様な挑発行為するのはおかしいでしょ?
中国に対しての存在感アピールなんですよ。

さすがに「核」だけは別です。
北朝鮮の核実験の頃は、中国も非難に回ってましたからね。
だから北朝鮮が核を使用すれば、中国ももう擁護はしないし出来ないでしょう。
でも北朝鮮はソレも百も承知で、絶対に使いませんが、「使わない」とも言いません。

ホントやっかいです。
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この回答へのお礼

有難うございました。
フムフムと読ませて頂きました。
巷間言われるのと違って、中国からみたら韓国主導で半島が統一される方がメリットが多いと考えられるのですね。
たしかに軍事の面から考えても、アメリカが半島だけに固執しても意味が無いようですね。

> 費用について更に言えば、韓国が統一した場合、言うまでも無いですが、現在の北朝鮮の生産力では、北朝鮮の人口を養えない ・・・

これは私も間違いないと思います。 ドイツ統一前の東ドイツは東側陣営の中でも最優等生だったようですが、それでも統一後のドイツでは暫くは経済困難が続いたと聞きます。
それが、いくら経済発展が著しい韓国と言っても規模がまだまだ小さいですし、相手があの社会インフラが皆無の北朝鮮ですから、これは「共倒れ」するのは間違いないはずです。

北朝鮮の存続は単純に判断できない、難しい問題ですね。 

お礼日時:2010/12/22 09:44

>中国が北朝鮮を見放す時って来るのでしょうか?



そう遠くない将来に起こり得る中国政府のレジーム・チェンジ、その結果として北朝鮮を見放す時は必ず来ると私自身は考えます。
殆んどの回答者の皆様は失礼ながら未来永劫中国政府が共産主義のままであるという前提、しかも政治的視点で御答えになってらっしゃるが、私はむしろ経済を重視したい。

中国共産党1党支配は、10億を越える民の胃袋を満たすという意味に於いてはそれなりの成功を収めましたし、歴史的意義が無かった訳ではないが、彼らが中国国民に見せた夢、即ち経済成長や各種国家的イベント(オリンピックや万国博)は逆に共産主義の足を引っ張る結果になりつつあります。

何故なら共産党が標榜する所謂「社会主義市場経済」での経済的成功は現在のレベルが精一杯、順風満帆に思える中国経済の先行きは決して明るいものではありませんし、中途半端に資本主義経済を取り入れたばかりに、今後は容赦ない市場原理に晒されてゆく事になってしまう。
例えば現在中国は深刻なインフレ懸念に見舞われていますが、その原因は人民元をドルにリンクさせている実質的な固定相場制(ドル・ペッグ制)にある、つまりアメリカが金融緩和すると自動的に中国でも金融緩和に振れざるを得ない、しかも先進諸国の超低金利政策は暫くは継続する見込み。

この事は金融引き締めに依るインフレ対策が事実上不可能である事を示唆していますが、例えば変動相場制に移行すればどうなるか、その場合現状不当に低く抑えられている人民元が切り上げられ、自国の輸出産業が競争力を劇的に低下させ壊滅的打撃を蒙ってしまうという、何れにしても諸刃の剣が待ち受けている、中国人民の本当の苦悩はこれから始まるのです。

そして中国の経済成長は早晩頓挫し、インフレだけが残される最悪のシナリオであるスタグフレーションに突入します、その時がまさに中国共産党が歴史的使命を終える時、即ち自由主義体制に大きく舵を切るエポック・メイキングであると共に、北朝鮮とコミットする事が何のメリットをももたらさなり見放す時と考えますが、如何でしょうか?
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この回答へのお礼

有難うございました。
なるほど、たしかに中国政府がいつまでも今までのような体制で続くかどうかという問題もありますね。
政治は共産主義なのに、経済は市場経済の手法を取り入れているわけですから、これ自体が自己矛盾していますし、そもそも世界でも他に例が無いと思います。
言ってみれば、「壮大な実験場」という事なのでしょうか。
もしかすると、そのうち「実験大失敗!」という可能性もあるかも知れませんね。

その場合、中国の政治体制が劇的に変化を遂げ、その結果として中国の北朝鮮政策も根底から崩れる事もありそうですね。

とても勉強になりました。

お礼日時:2010/12/22 09:52

1 可能性としてはあり得ます。


2 日の出の勢いに見える中国は、概要、次の通りたいへん多くの火種を抱えています。
 (1) 共産党1党独裁は多くの矛盾、腐敗を抱え、幾らネットや報道を規制しても、国民の不満はその内、抑えきれなくなり、自由を求める暴動が多発する可能性があります。
 (2) ウイグル、内蒙古、チベットの弾圧に対する反発は抑えきれるものではなく、その中に含まれるイスラム教徒を始め、台湾すら「1党独裁」への反発は強まるでしょう。
 (3) 何よりもごく一部の富裕者を除き、貧困者が8割も占める国内の問題は大きく、これら抑え込む必要性がますます強まり、「人民解放軍」は「人民弾圧軍」と化して多大の兵力と予算が必要となり、「台湾解放」や「北朝鮮支援」の余力は枯渇してきます。
 (4) 毛沢東の「大躍進政策」失敗の糊塗策として「一人っ子政策」を行いましたが、これの「ツケ」としてやがて高齢化社会が訪れ、経済への悪影響が出ます。
3 ロシアはこの事態を勢力拡大のチャンスとみて喜び、アメリカも朝鮮半島が自由主義国の韓国による統治が実現すれば喜ぶでしょう。アジア諸国も大喜びし、中国を支援する国はどこもないでしょう。
4 以上により中国は北京、上海、福建を中心とする地域に縮小せざるを得なくなる可能性があります。
5 ただ、注意を要するのは、国内の矛盾を外へ向ける為、愛国心を煽りたて、日本に矛先を向けて戦争を仕掛けてくる可能性は否定できません。日本としては中国の「オウンゴール」を待っていればよいようなものですが、この点だけは注意して国防と同盟は充実して置かねばなりません。
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この回答へのお礼

有難うございました。
ふ~む、なるほど、中国自体がその内に劇的な変革を遂げる可能性があるのですね。
たしかに、一人っ子政策にネット社会、それに膨大な数の貧困層 ・・・ 歴史で学んだフランス革命が起こるかも知れませんね。

日本とすれば、その日を辛抱強く待っていれば良いわけですね。
早く来ると良いのですが、民主党はそれを分かっているのでしょうか。
今度はそっちの方が心配になってきました。

お礼日時:2010/12/22 09:57

 ないんじゃないでしょうか。


 北朝鮮は意外に地下資源が結構あります。何と言ってもウランがたっぷりあるのは確実にわかっています。ここ掘れ、ワンワン、ウランがう~らう~ら。
 よくわかっていませんがレアアースもあるようです。
 中国は北朝鮮での鉱山開発権を次々取得しています。
 北朝鮮の日本海側の港の使用権も中国が取得してます。
 数日前には、中国と北朝鮮の国境になってる川の中洲にある北朝鮮領の島、ウィファ島を100年間中国が独占的に借り受けることが決まった、ことが公になりました。「香港」化ですね。 (金氏朝鮮王朝は国土・国財の切り売りをやってます。)

 中国としては欲しいものを北が「はい、はい」とくれてる限りは擁護してやり、見捨てはしないでしょう。
 「はい、はい」と言わないで出ししぶるようなカン違い者が指導者についたら、首をすげ替えるでしょう。
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この回答へのお礼

有難うございました。
たしかに北朝鮮には地下資源が豊富のようですね。
今はそれを掘り出すだけのカネも技術も機械も無いので地下に眠っているだけの事なのでしょうね。
それを考えると、中国は何が何でも今までどおり北朝鮮の味方を続けると考えられそうですね。

お礼日時:2010/12/22 09:59

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