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題名のままですが、ニッカド用充電器でニッケル水素は充電できますか?

↓このソーラーチャージャーを検討中ですが、ニッカド用となっています。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00164/
原理は同じなので充電できそうな気がするのですが、なにか具合ありますでしょうか?
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

自作充電器でニッケル水素電池を充電してる者です。


その他、様々な充電器を自作して実際に使っています。
ニッカド電池とニッケル水素電池の大きな違いは「電流容量」です。
例えば、単3電池型ニッカド電池の電流容量は600mA/h程度ですが、ニッケル水素電池の電流容量は2,000mA程度ありますので、ニッカド用充電器では、10時間充電の電流容量は60mA程度ですから、このような充電器でニッケル水素電池を満充電させるには30時間ほど充電する必要があります。
ご質問のソーラーバッテリーチャージャーES883はニッカド用ですから、充電電流容量がニッケル水素電池には不足するはずですが、充電時間を長く考えれば問題なく充電出来ます。
ご承知の通り、充電とは充電電池内の電解液を「電気分解」することですから、「急速充電」する場合は電池容量を考えた充電電流を管理しませんと電解液の化学反応が追い付かなくなって破裂するなどの恐れがありますが、電池容量を遥かに下回るような「緩充電」では「補充電」のような充電ですから充電時間が長くなるだけで危険を伴うことはありません。
ソーラーバッテリーチャージャーの特性上、太陽光の強さで充電電流が変わりますが、急速充電器になることはあり得ないのでニッケル水素電池も充電出来ます。
因みに、ニッカド電池でも充電電流を考えない急速充電は破裂の危険があります。
現時点では、最も充電電流管理が難しいのはリチウムイオン充電池です。
ニッケル水素電池は意外とラフな充電が出来ますので、過電流充電に気を付ければ問題ないですので充電器に付いてる電流計が1,000mAを超えるようなら要注意ですが、カタログ外観を見た限りでは、そのような大電流は出力しないはずですのでニッケル水素電池も充電時間が長く掛かりますが充電出来ます。
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この回答へのお礼

早速の回答&詳細な説明ありがとうございました。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/02 10:56

ニッケル水素電池の充電例では、プリウスなどのハイブリッド車が過酷な充・放電をしてます。


省エネの為、制動(ブレーキ)エネルギーなどで発電機を運転させ短時間急速充電と放電走行の繰り返しです。
理想的な充電電流を考えて設計してたら、ハイブリット車にニッケル水素電池なんて使えません。
ハイブリット車が実用化されて久しいですが、ハイブリット車のニッケル水素電池が破裂した事故があったでしょうか?
もし、ハイブリット車のニッケル水素電池が破裂したら運転手や同乗者はもとより、周辺は大惨事になるのでしょうか?
何しろ、乾電池型ニッケル水素電池より遥かに大型電池ですから怖くて使えませんね。
尚、かなり以前にソーラーパネル(太陽電池)で自動車用鉛蓄電池の充電実験をしたことがあります。
レギュレーターで電圧制御しただけの簡単回路でしたが充電に支障はありませんでした。
ただ、ソーラー充電は充電電流が太陽光の影響で安定しないのが泣き所ですね。
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この回答へのお礼

早速の回答&詳細な説明ありがとうございました。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/02 10:55

出来ません。


ニッケル水素銀電池の終止電圧検知方法は、ニッカド電池よりもシビアです。

>原理は同じなので充電できそうな気がするのですが、なにか具合ありますでしょうか?

原理は同じでも、その制御方法ままったくと言ってよいほど違います。


適当に考えて使うと、ニッケル水素銀電池は破裂します。
その破裂の力の大きさは、人が死ぬくらいのパワーもあります。(実際にニッケル水素銀電池の爆発で死者が出ています。)
その覚悟と、他の人に被害を与えた場合の補償なのもできるのであれば、やられてみてください。と言う事になります。
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この回答へのお礼

早速の回答&詳細な説明ありがとうございました。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/02 10:55

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