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http://www.bo-sai.co.jp/tounankainankai.htm
によると愛媛県は死者数200人、全壊棟数4600棟
高知県は死者数4900人、全壊棟数55000棟とあります

しかし以下の資料では
http://www.pref.ehime.jp/030kenminkankyou/150kik …
http://www.pref.ehime.jp/030kenminkankyou/150kik …
愛媛県の死者が1~3千人、全壊10~20万棟と大きく違いがあります
これは高知県の被害予想に匹敵するものがあります
http://www.pref.kochi.lg.jp/uploaded/life/7154_5 …

これはどういう事でしょうか?

A 回答 (1件)

それは、予想をした人と予想の目的と予想の条件が異なるからです。


こうした被害予想の目的は、発生が予想される災害に対して具体的な被害を想定し、その被害を最小限に抑えるための計画を立てるためのものです。また、その計画に必要なための施設整備や、制度を作ったりすることの基本資料ともなります。
南海地震の場合、だいたいどのあたりが震源になりそうかということはわかっていますが、正確な震源は起こってからでないとわかりません。
ですから、震源地や規模は幅があって当然なのです。
一つ目の想定は、国の中央防災会議の想定です。
ここでは、東海、東南海、南海の三地震が連動して発生するケースを想定しています。
その理由は、このように発生する場合が、国全体としての被害が最大になると考えられるからです。
また、災害時の国の役割は、都道府県間のレベルでの人や資源の応援調整です。
ですから、国としての防災のためにはこういう条件での被害想定が必要なのです。
しかし、国全体での被害が最大だからといって、愛媛県の被害が最大であるとは限りません。
愛媛県の立場では、国全体の被害が小さいかもしれないが、愛媛県に一番大きな被害が発生するケースを想定しているのです。
それは愛媛県の防災の役割が、県内レベルでの体制作りだからです。
こういう事情ですので、理論的には各県の被害想定は、国の被害想定よりも必ず大きくなります。
そうして、国、県がそれぞれに「最悪のシナリオ」に備えているのです。
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