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亀井文夫監督の作品、『生きていてよかった』(1956年)『世界は恐怖する-死の灰の正体- 』(1957年)の上映情報を調べています。
恐らくビデオ化もDVD化もされていない作品だと思います。どこかの映画祭や特別上映会、研究会やサークルなどで公開しているのを探しているのですが、探し方が下手なのか時間のかけ方が足りないのか、見つからなかったりすでに終了していたりで見逃しています。もう半年も探し続けています。
もしどこかで上映の予定があるなどの情報をお持ちでしたら連絡いただけると幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

A 回答 (1件)

 今晩は。

回答が遅くなりました。

 10年以上前のこと、遺作となった『トリ・ムシ・サカナの子守歌』の上映に併せて、亀井監督の回顧上映が行われました。その時にそれまで上映用のプリントが無く、名ばかりで作品を観ることが適わなかった『日本の悲劇』なども新たにプリントが作られました。確か、『世界は恐怖する-死の灰の正体-』もその一つではなかったかと思います。
 ただ、ちょっと捜してみたものの当時のチラシは捨てていない筈ですが、見つかりませんでした。確認できませんが、とにかくこの時点で作品のプリントは存在し、その後一昨年の山形での特集を始めとして、折々上映されているわけです。

 問題はどこを捜せば良いのか、ですね。carimeloさんは情報源として何を利用していますか?
 既におわかりと思いますが、これらの作品が一般の商業劇場で掛かることはまず考えられません。既に無くなってしまった東中野のBOXはドキュメンタリー専門ということでしたから、上映されたことも有ったかもしれません(あとから確認したところ1年ほど前に『生きていてよかった』は上映されていました)。しかし、この例外的存在が失われた以上、可能性の有る場所は極めて限られています。
 要するに、フィルムセンターか、どこかのシネマテーク(研究的上映を旨とする団体の上映会)何かの自主上映か、監督の特集や映画祭か、こんなところでしょう。
 この辺も既に判っているのではないかと思いますが、どうしても観たいなら、情報誌「ぴあ」の映画ページの劇場部分のあとに有る(私はこれを近年ほとんど見ていないので、必ず「あとに」掲載されているとは限りません。不正確ですがこの点はご容赦下さい)「定期上映」のページを毎週しらみつぶしに調べることです。
 と言っても、東京圏に住んでいなければこれはどうしようもないかもしれません。残念ですがこれ以上は、こちらに協力者を見つけて、情報を送ってもらうようにするしかないでしょう。
 ウェブにはこのような非商業的な映画の上映に関する情報をまとめたページが有るとも思えません。差し当たりはフィルムセンターや川崎市市民ミュージアムのプログラムを月に一度くらい確認する程度でしょうか。
http://www.momat.go.jp/fc.html
http://home.catv.ne.jp/hh/kcm/

 プリントを保管しているのが誰・どこなのかが判れば、そちらから情報を得ることも不可能でも無いですが、(中略)。
 私自身もここまで考えつつ書き進めてきました。ここで「それでは実際にプリントを管理しているのは誰なのだろう?」と、改めて検索したところ、参考URLを見つけました。
 どうしてもフィルムで観たいなら、
・上映の情報をウェブに掲載してくれないかと要望する
・個人的に連絡してくれるのでも良い
とメールを出してみてはどうでしょうか。
 ビデオでも良くて、購入する意志が有るなら、このサイトの中の「作品案内」のページの末尾をお読み下さい。表現は「殆ど」ですから、無いものもあるということにはなりますが、それは連絡してみてのことですね。

 最後に、困ったことに私は劇映画の『戦争と平和』以外は一作も観たことがありません。恐縮。

参考URL:http://www.geocities.jp/japandocumentfilm/index. …
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答をいただき、本当に感謝しています。プリントが存在していることが分かっただけでも助かりましたし、探し方のコツまでご教示いただき、今後の捜索にも大いに生かせます。ありがとうございました!

お礼日時:2003/10/21 13:23

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