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質問です。

つい先日、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」を鑑賞しました。文字通り度肝を抜かれた内容で感動を覚えました。

それでちょっと調べたんですけど、この映画が日本で公開された当時はそこまで話題と言うか人気にはならなかったそうです。(間違っていたらごめんなさい)

考えられる理由としましては、そういう「自分の正義を問う作品」「あれ、俺達の方がクズじゃね?」っていう作品はもう既に日本に沢山あったから、既視感があってちょっとってなったんじゃないかなって思いました。

ガンダムとか、デビルマンとか、仮面ライダーとか。他にも探したらあると思います。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

映画ファンには話題となってましたし、ヒットしていましたが、世間一般に大きく広まるほどの特大ヒットにはなりませんでした。



『ダークナイト』の週末動員数トップ10ランキングでは、2位→5位→7位→10位→10位→圏外でトップ10圏内に5週滞在、最終的に16.1億円の興行収入でした。映画は興収が10億円を超えるとヒットとされます。2005年の前作『バットマン ビギンズ』の14.1億円も超えてます。


まず、『ダークナイト』が公開された2008年は映画館の興行収入のうち洋画の占める割合が40.5%であり、洋画より邦画が人気の時代です。

夏休み時期に公開日をむかえた洋画で興収10億円を超えたのは……
・7/26公開『カンフー・パンダ』 20.0億円
・8/9公開『ダークナイト』 16.1億円
・8/16公開『ハムナプトラ3』 22.0億円
・8/30公開『ハンコック』 31.0億円
の4本のみ(金額は2009年1月発表のもの)。

また、日本ではアメコミ映画はそこまでヒットしない傾向が長年あります。2019年公開のMCU映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』だけが興収61.3億円と突出してますが、これも他国の盛り上がりに比べるとそんなにヒットしなかったと見られてます。2018年公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でも37.4億円です。

『ダークナイト』が公開された2008年と言えばMCUが始まった年です。しかし、8/1公開の『インクレディブル・ハルク』も、9/27公開の『アイアンマン』も日本では10億円に届いてもいません。

そういう状況で『ダークナイト』は健闘したほうだと思います。夏休み映画としてはもっと客が入ってもよかったとは思いますが。
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この回答へのお礼

ご回答感謝します。

詳細のデータまでありがとうございます。

お礼日時:2023/06/02 21:50

「ダークナイト」に限らず、ハリウッド製のアメコミ物は、たいてい日本では大ヒットはしません。



それはなぜかというと、ヒーロー物の映画に対する認識が日本とヨソの国とでは、完全に違うから。

バットマンにしろアイアンマンにしろ、キャプテン・アメリカやスーパーマン、果てはジョーカーやサノスといった悪玉にいたるまで、アメコミ映画の主要登場人物たちは、多くがオッサンです。まあ、中には青年に近いような若い年格好の者もいるけど、少なくとも未成年ではない。

しかし、そんなオッサンのヒーローは日本ではウケないのです。その理由は、日本ではヒーロー物は「子供向け」だという認識が一般的だからです。いいトシのオッサン達が「正義とは何か」などと深刻ぶって悩みながら戦う映画なんか、日本ではアピールしません。

ガンダムやデビルマンや、エヴァンゲリオンの主人公たちも少年少女ですよね。

アメコミ物の中でも「スパイダーマン」シリーズだけは日本で観客を集めたようですが、その理由も明らかで、主人公がオッサンではなく高校生だからです。

もちろん、日本でも深い考察をモチーフとして採用したような年嵩のヒーローが活躍する映画があるのかもしれませんが、それらを観て喜ぶのは一部のオタクだけです。観客の大量動員には繋がりません。
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この回答へのお礼

ご回答感謝します。

確かにそうですね。
でも挙げてくださった「ガンダム」や「エヴァンゲリオン」は主人公は少年少女ですが、深く見ていけば大人向けな内容とも取れる気がするのですが……

お礼日時:2023/06/02 21:53

価値を感じなかったから見に行かなかっただけです


意味はどうでもいい
そこまで拘ってはいません
映画を見に行くか行かないかは大半が予告を見ての直感ですね
値段も上がったし、そもそも映画自身の価値を感じなくなってきました
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この回答へのお礼

ご回答感謝します。

お礼日時:2023/06/02 21:47

その通りだと思います。



アメリカの映画って「正義」をテーマにしている者が多く、1970年代までのハリウッド作品のほとんどが「アメリカの絶対正義」をなんの疑問も持たず提示していました。

それが1980年代になると「正義によって社会が滅びることがある」という表現がみられるようになり、1990年代になると「アメリカの正義は普遍的なものではないのかもしれない?」という懐疑的なものが増え、2008年のダークナイトはついに「相手の側にも正義があるかもしれない。正義とは相対的なものだ」という所に到達します。

この辺りのモチーフ「相対的な正義」は日本のモチーフにはよく見られるもので、近年だと進撃の巨人や鬼滅の刃の海外でのヒットや「なぜこういう物語をアメリカは作れないのか?」という議論にも「相対的な正義は日本の特色」という形で語られています。

なので、ダークナイトは「ハリウッド映画がここまで相対化できたのか」という感慨深さはあるものの、日本人にアピールするほどの訴求力は無かったのだと思います。

まあ、名作ではありますが・・
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この回答へのお礼

ご回答感謝します。

お礼日時:2023/06/02 21:47

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