液晶パネルの製造技術で『~世代』という表現を良く目にしますが、
最新の世代になるにつれてガラス基板のサイズが大きくなるという事は
知っているのですが、それが何故製造技術として有利になるのでしょうか?
あと、なぜガラス基板が大きくなるにつれて技術的に難しくなるのですか?
超ド素人の質問で申し訳御座いませんが、詳しくて暇な方、ご教授御願い致します。

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A 回答 (1件)

Q/それが何故製造技術として有利になるのでしょうか?



A/これは、半導体のベースとなるシリコンウェハでも言えることですが、分かりやすく簡単な例で答えます。

もしも、40インチのモニターのために45インチのマザーガラスを製造してしまうと、1枚当たり5インチが無駄に切り取られることになり、それは歩留まりを悪化させる原因となります。また、そのガラスから46インチ、50インチのモニターは作ることができません。

それが、85インチのマザーガラスなら、そこから4枚の40インチモニターガラスが作れる計算になります。そして、切り落としは4枚で5インチとなります。もちろん、46インチや50インチのモニターも作ることができます。裁断の仕方次第で、大型モニター1枚と小型モニター2枚分を作ることで、無駄を極力減らすことが出来るかもしれません。

ガラスが大きければ大きいほど、用途が増え捨てられる(実際には多くは再処理されます)ガラスは減少します。そのため、コスト面で有利となるのです。大きなガラスは大小様々なモニターにも使えますから、使用価値が大きくなるのです。結果的に、1つのラインで20インチなどの小型なモニターガラスにも50インチなど、大型のモニターガラスにもなるガラスが作られコストダウンに繋がるのです。

では、難しいのは何故かという点です。

直径8cmのコップに氷が張っています。厚さは2cmで比較的厚い氷です。
それを、取り出しましょう。多くの場合、底まで氷が張っていなければ、コップの外側に触れる周りの部分さえ綺麗に剥がせば割れることなく取り出せます。
その2cmの厚さの氷が、25mプールに張っていました。さて、それは綺麗に取り出すことが出来ますかか?

というのが極端な例ですが答えです。
これを、ガラスに例えれば、大きなガラスを作るにはそれに見合った大きさの製造装置が必要になります。場所もそれ相応に必要で、しかも産業機器の場合は均一性も求められるため、大きくなればなるほど歩留まりが悪化します。即ちむらが出来るのです。それが、難しさの一つです。
次に、出来たとしてそれを割らずに、裁断ラインに運べるでしょうか?
製造した物体には自分自身が持つ重さと重力による力がかかるため、大きくなればなるほど、自重を支えられず、折れてしまうという特徴があります。即ち、大きな面積になればなるほど、厚さがなければ、破損するリスクが高くなり、歩留まりが悪化するのです。

それが基本的な部分における答えです。
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