1つだけ過去を変えられるとしたら?

私は部下を持っていますが「人材育成」とはできるものなのでしょうか?また、どういうものなのでしょうか?
部下にはスキルUPのための教育、指導は必要だと思います。しかし、基本的な「見積提出期限を守る」だとかは社会人である限りわざわざ教える必要はないものと思っています。(一度は注意するが)そのようなものが人材育成とは呼べないと思ってもいます。
どちらかというと、人材育成=昇給、昇格(給与)で育成できるものと思っています。つまり(平等ではなく)公平な人事だと思っています。しかし、往々にして、公平に付けた査定が上層部で変わったりします。よって、せっかく人材育成しようとしているのに、育成になりません。実際、現実の話をしますが優れた部下は優れた上司の下で生まれるものでもなく、どちらかと言えばこのサラリーマン社会ではぐうたらな上司(上のことばかり気にしているイエスマン)に付く優秀な社員ほど、自分しか頼れないということで優秀な社員に育つものだと思ったりもしています。結局、優秀な社員とは、自分で切磋琢磨磨き上げないとできないものですから。このような結論を出しているのですが、どこか、間違いであって欲しい気もしているのは事実です。どうなのでしょうか、お教えください。

A 回答 (2件)

こんにちは。



私も以前は多くの部下を持っていた身ですので経験者と致します。

人材育成の重要性は既にご存知のことと思います。
会社とは売上至上主義だけでは生き残れません。社会的使命が伴なってこそ磐石の態勢が築けるのです。一時の売上が良いだけでは永続は不可能なのは明白ですね。
顧客、社員、更には社会が付いて来てこそ発展し続けることが出来、反社会的行為を続けて利益追求してもやがては滅びてしまうことは歴史が証明しております。

本題です。
人材育成の最も基本となることは仰られる様に“教え”ではありません。文字通り部下の能力を引き出すことにあります。
山本五十六の言葉にありました。
「してみせて、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ」
多くの先人がこの言葉を範として心にとどめています。
私は実に意味深い言葉だとつくづく感じます。

仕事を教えるだけでなく任せる度量も大切なのであると思います。
創意工夫させて、壁に突き当たってしまったら助言する。この繰り返しだけで人は自らの力を発揮していきます。
また、課題を常に与えていくことも必要です。
この課題により人は成長することも出来ます。

勘違いされるのはこの「任せる」ことが放任に繋がりかねないと言う事です。
指導力の無い上司の元では部下が自然と成長すると言う錯覚が起こるのもここからです。
しかしここでは課題を与えてはいません。助言も然りです。
大きな方向性を与えていかなければ組織の方向もバラバラとなってしまい、やがては自分勝手な方向へと走ることになってしまいます。自分さえ良ければ・・・。雪印社員の問題もありました。最近では日本テレビ社員・・・

如何ですか?少しは参考になられたでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2003/11/05 22:51

最近その部下と飲みに行ってますか。


私が部下なら誘われても断るかも……。
部下の悩み事をうまく聞きだして、アドバイスをしてあげるのも上司の役割です。ですがもしかするとあなたの部下はあなたの前で萎縮してしまって、言いたいことも言えなくなっているのではと思います。
あなたの文章を読んでいると、日ごろから部下にどのように言っているかがなんとなく分かります。

<「見積提出期限を守る」だとかは社会人である限りわざわざ教える必要はないものと思っています。

その通りですが、客の要求した価格と、会社の設定した販売希望価格の格差で悩んでいるのかも知れません。あなたなら、客の求める内容を分析し、価格以外に有用な提案が出来ないか考えたり、会社の利益との比較で、場合によっては取引を縮小したりも考えるでしょうが、経験の浅い部下はそういったプロセスや提案の選択肢も考え付かないでただ悩んでいるのではないでしょうか。
あなたは出来る上司のようですが、すべての人があなたのように理路整然と考えて答えを出し、行動しているわけではありません。むしろ理屈で割り切ってしまう考え方には批判的な人も多くいます。でも対抗しても言い負かされるのであえて避けてしまうのです。

批判が多くなってすみません。
私は人材の育成とは成功を多く経験させることだと思っています。成功することにより、褒賞への欲も高まりさらに向上心も出てきます。その中で能力も高まってゆくのだと思います。
そのためには部下の能力に合ったテーマをあたえる事が重要です。また、途中でのフォローやアドバイス、場合によってはセーフティーネットを設けてやることも必要になります。それが上司の役割ではないでしょうか。
能力のない上司の下にいた部下の方が、あなたの部下よりも成長したのであれば、それは不運なこと事でしたが、その方のほうが多くの仕事を任され、成果を出されたのでしょう。あなたは部下が出来る仕事まで自分でてきぱきと片付けてしまわれたのかも知れません。それは会社にとっては短期間的には効率の良い仕事の仕方だったのでしょうが、その分あなたの部下が成長するチャンスをなくしてしまわれたのかもと思うと悔やまれませんか。まだまだあなたの部下にも、そしてあなたにもさらに成長するチャンスはいくらでもあります。なぜならあなたの方が、ぐうたらな上司よりも多くの仕事を持ち、成功する手段もよくご存知だからです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>批判が多くなって
そんなことはありません。
真摯に受け取っています。

お礼日時:2003/11/03 11:28

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