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野田総理の答弁に「もくと」と言う言葉が良く出て来るのですが・・・期日や覚悟が明確でないのに安易に言葉だけが独り歩きで利用されている観がある。
それは、熟語に責任がある訳ではなく、政党や総理の感性や人間性、覚悟と実行力の問題だと思います。

そこで、質問ですが、貴方は「目途」を
◇どのように読みますか?
◇使い分ける場合には、どのような基準・意味合いの違いを持たしますか?

A 回答 (3件)

 今会社で仕事中ですが、辞典が何種類かあるので調べてみました。



 「もくと」は誤読、とか、慣用読み、なんて記載があるかと期待したもので
(^^;

どうもそうではないようで、広辞苑や大辞林にもしっかり「もくと」という項目がありますね。


 が、「もくと」が実際に使用されているのは政界・行政界など、演説、講演等が行われる世界のみ、と言っていいんじゃないでしょうか。

 「めどとして」と早口で言ってみるとお分かりいただけるかと思いますが、「として」だけが耳に残るんですね。

 発言者は、あとで問題視されないように単なる「目途」であることを強調したいので、それでは困る。

 というわけで、公式の場では「もくと」という言い方をする、と考えた方がいいと思います。


 そういう場合の使い分けではっきりしているのは「首長」を「くびちょう」と発音する場合です。

 「各自治体のしゅちょうは」などと言うと、首長なのか、主張なのか、首相なのか、わからなくなります。

 「主張か首長のどっちだろうか」とか、「あれ、地方自治体に首相はいたか?」などと考え込ませると、あとの演説が耳に入らなくなるので、演説者にとって不利。

 それは困るという思いが「くびちょう」と言わせます。

 目途も同じような理由だろうと、研究したわけではありませんが、考えております。



◇どのように読みますか?

 私は「めど」です。近くに、普通の会話で「もくと」と言う人がいたら、間違いではないのは確認した今でも、笑うと思います。

 「・・・するもくとがたたない」なんて言われたら、逆にぽかんとしてしまうかも。


◇使い分ける場合には、どのような基準・意味合いの違いを持たしますか?

 意味は、ほぼ同じ(私個人としてはまったく同じ)と理解しています。

 私の使い分けかたは、政党用のマニフェストでも作ったり、業界を代表して計画を発表したりする、ような、公式な立場で発言(質問を含む)する場合は「もくと」。

 それ以外は「めど」です。
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この回答へのお礼

ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。

>「もくと」が実際に使用されているのは政界・行政界など、演説、講演等が行われる世界のみ、と言っていいんじゃないでしょうか。
「めどとして」と早口で言ってみるとお分かりいただけるかと思いますが、「として」だけが耳に残るんですね。

分かり易く例示され説明して頂きよく分かりました。
    

◇どのように読みますか?

>私は「めど」です。近くに、普通の会話で「もくと」と言う人がいたら、間違いではないのは確認した今でも、笑うと思います。

なるほど・・・首長の事例は思い当たる事も多く納得です。

◇使い分ける場合には、どのような基準・意味合いの違いを持たしますか?

>意味は、ほぼ同じ(私個人としてはまったく同じ)と理解しています。

>私の使い分けかたは、政党用のマニフェストでも作ったり、業界を代表して計画を発表したりする、ような、公式な立場で発言(質問を含む)する場合は「もくと」。
それ以外は「めど」です。

お礼日時:2011/11/01 20:10

>◇どのように読みますか?



「めど」です。滅多に「もくと」とは読みません。


>◇使い分ける場合には、どのような基準・意味合いの違いを持たしますか?

めど ・・・ 物事の見通しを立てたりつけたりする時

もくと ・・・ 単なる「目標」の漢語的表現として使う時
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この回答へのお礼

ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。

>「めど」です。滅多に「もくと」とは読みません。

>使い分ける時は、
めど ・・・ 物事の見通しを立てたりつけたりする時

もくと ・・・ 単なる「目標」の漢語的表現として使う時

使い方や使い分けの仕方・考え方が良く分かりました。
大変、参考になり、心よりお礼と感謝を申し上げます。

お礼日時:2011/11/01 19:58

目標の目(もく)



途上の途(と)

身近な所で、実際にめで見る経過具合はメド。

先の目標を大々的に掲げるならばモクト

身近な推移を、自身の眼で確認して感じながら
想い近い周囲に伝える時はメドでしょうかね?

身近に使う為らば、メドが常用的に思えます。

公的に、遠く広い人々へ見て無い方へ使う為らばモクトと述べても私個人は
特に変とも捉えません。(きっと濁音が宜しく無いのでしょう)

言訳する時に、「一定のメドが」と使われますから
言葉を・御茶を濁す様とは、こういう事なのかも知れません。

単純に、強調区切は「が」で止めると受け取り手に対して
強い姿勢を保てそうですね。

使い分ける時は、自身より上の立場の人間の好みに合わせます。
後日言葉の指摘を受けて、意味として明らかに違い過ぎない単語は
上の立場の意向に沿う様に訂正します。

整理不足の点有れど、何か参考に為って居れば幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。

>身近な所で、実際にめで見る経過具合はメド。

>先の目標を大々的に掲げるならばモクト

>使い分ける時は、自身より上の立場の人間の好みに合わせます。
後日言葉の指摘を受けて、意味として明らかに違い過ぎない単語は
上の立場の意向に沿う様に訂正します。


使い方や使い分けの仕方・考え方が良く分かりました。
大変、参考になり、心よりお礼と感謝を申し上げます。

お礼日時:2011/11/01 19:55

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