父がパソコンショップでパソコンを買いました。
店頭に表示されていた価格よりも安く(2万円以上安く)売ってくれました。
でも別にしつこく「勉強してくれ」と言ったわけではありません。
はじめから店頭で表示されている価格より安く売るつもりなら、
そもそもその安い値段を表示しておけばいいと思います。
なぜ、はじめから安い値段を書いておかないのでしょうか。
表示価格より安い値段で売って、いかにもサービスしたように思わせるためでしょうか。
ある程度値切られるのはあたりまえなので、はじめから安い値段を書いておくともっと値切られてしまうから、少し高めの表示をしておくのでしょうか。
それともあわよくば高い表示価格で売るためでしょうか。
安い値段を表示しておくとメーカから文句が来るとか(?)
パソコンだけでなくある程度高い品物は同じかもしれません。
No.1
- 回答日時:
◆Naka◆
まったくそうですよね~。 (^o^)
クルマなんかも、最初から値引きがお約束であるかのような、「化かし合い」をしますものね。(頑として引かないクルマもありますが)
理由はpiyoppyさんご自身がおっしゃる通りだと思います。
特に、「客に得をしたと思わせる」効果が大きいのではないでしょうか。
また、定価(または通常価格)を高めに設定することで、その商品が「良いモノ」であるという印象を与えることができますしね。
客が「良いモノ」を通常よりも安く手に入れることができた、という満足感を得られれば、店のイメージアップにもつながります。
もちろん気に入らない客、値段を気にしない客には定価で売って、利幅を大きくする意味もあるでしょう。
まあ一言で言ってしまえば、「儀式」のようなものでしょうか… (^^;)
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。
私は物を値切って買うということをほとんどしたことがないのでコツがわからないのですが(というよりもともとあまり高い買い物をしない。)、
値切りを成功させるためにはかなりはっきりと
「○○円なら買う」とか
「▲▲円安くすれば買う」などと
言ったほうがよいのでしょうか。
そういうお客さんが、"値段を気にする客"なのでしょうか。
No.2
- 回答日時:
そうですね。
メーカーからも文句が来ると思いますよ。値引きするのは簡単なのですよ。しかし、その後が問題なのです。1回その値段で、販売してしまえば、2度とその価格まで、値段を上げることは出来ません。piyoppyさんが、もし同じ店でまた同じモノを買おうとしたときは、必ず同じ価格で買おうとするはずですよ。それが、あちらこちらで、同じようなことが起きたら・・・パソコンの販売元は儲からないし、結局ピンはねしてる販売代理店でも、販官費がかせげない・・・儲かると言うと、いやなイメージがありますが、要はこの資本主義社会において最も重要なのは「利益追求」なのです。だから、おっしゃるとおり、「あわよくば高い表示価格で売る」のも、この日本においては当然のことなのです。悲しいことですけど。資本主義社会である限り。宿命なのです。
しかし、このパソコンショップの人は、非常に良心的だと思いますよ。値引きをしろと言わなくても、勝手に値引きをしたんですから。私であれば、この状況で値引きするタイミングといえば、客が「2万値引きすれば買う」と言ったときのみです。ですから、ここのパソコンショップのその店員さんは、ある意味無責任なのかもしれませんね。そう考えると、もっと安く出来た可能性が非常に高いです。もし、交渉している人が、経営者であったら、そうは行かなかったと思いますが。そうしたら、今後もその人を窓口にして、なんか買うときにひとこと言えば、もっと安くなるかもしれませんね(笑)。
この回答への補足
>私であれば、この状況で値引きするタイミングといえば、客が「2万値引きすれば買う」と言ったときのみです。
やはり「▲▲円引けば買う」とか「いくらなら買う」というのが値切るコツなのでしょうか。
それとも「ほかの店ではこの値段で売っている」というのが値切るコツなのでしょうか。
No.3
- 回答日時:
知人が家電量販にいます、そこはパソコンは取扱いしていませんが
それともあわよくば高い表示価格で売るためでしょうか
この件以外は全部当たりです
あわよくば高い値段で売るのはその時は店にとって良いのですが、買った人が知人同士、大きく値段が違うともめる可能性もあるので、そう値幅は多く取りません
なにかその日の販売施策でキャンペーン中とか
また競合他店も見に来るのでその対策の一つです、電話でその商品の値段(その店の売価)を聞いてもたぶんご来店くださいご相談にのります回答が来ると思います。
それかその機種の新製品が出る前で早く処分したいかいずれかでしょう。
ご回答ありがとうございます。
>あわよくば高い値段で売るのはその時は店にとって良いのですが、買った人が知人同士、大きく値段が違うともめる可能性もあるので、そう値幅は多く取りません
なるほど、そうですね。高い値段で買った客から、後で文句を言われるのはいやですものね。
No.4
- 回答日時:
実際には、次の二通りの見解かと思います。
●希望小売価格の表示は、一般に商品の価格=金額での価値観を示しており、
最初から安く設定してしまうと、商品の安っぽさにつながり価値を下げてしまうため。
●販売価格-卸価格=売上価格となり、売上価格以内の範囲なら店側も勉強出来るので、客の前で値段を下げて、店の好印象を与えるのがねらい。
消費者も、安くしてもらえば「またあの店で」となるし、品物の定価が高いほど、価格に自然と価値を決めている様です。
この回答への補足
>消費者も、安くしてもらえば「またあの店で」となるし、品物の定価が高いほど、価格に自然と価値を決めている様です。
なるほど、納得いきます。
>●販売価格-卸価格=売上価格となり、売上価格以内の範囲なら店側も勉強出来るので、客の前で値段を下げて、店の好印象を与えるのがねらい。
卸価格ってのは、仕入れ値ですね。
卸価格ぎりぎりまで値切れる可能性があるってことですね。(実際には、その「卸価格」がいくらなのかを知るのはできないかもしれません。)
No.5
- 回答日時:
ライバル店に実売価格を知られにくくするため。
セール当日の新聞に折り込み広告をいれるのはこのためですので。
この回答への補足
>ライバル店に実売価格を知られにくくするため。
この理由ですと、極端な話、値段を表示しておかない、というやり方のほうがいいですね。(もっとも、実際にはこの理由だけではないでしょうけど。)
具体的に書くとこういうことですね。
A店で或るパソコンの値段を「22万円」って表示したとします。
ライバル店B店は、その値段を見て、「22万円より安い値段なら価格競争で勝てる」と考えます。そしてB店は、実売価格をたとえば21万円にしようと考えますが、表示価格はA店と同じく22万円とします。お客さんはA店に行き「表示価格どおり22万円で売ります」と言われ、B店では「勉強して21万円で売ります」と言われます。お客さんは安いB店で買おうとするので、A店は価格競争で負けます。
もし、A店で同じ品物を「25万円」と表示した場合は、B店は「25万円より安い値段なら価格競争で勝てる」と考えます。そこでB店は実売価格を23万円くらいにしようと考えますが、表示価格はA店と同じく25万円とします。この場合、お客さんはA店に行って「勉強して、22万円で売りますよ」と言われ、B店に行って「勉強して23万円で売りますよ」といわれます。お客さんは、安いA店で買おうとしますので、A店は価格競争に勝てます。
つまり、A店の立場としては、はじめから実売価格22万円を表示しておくよりも高めの値段を表示しておくほうが、競争に勝てることになります。
こういう解釈でよろしいでしょうか。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
◆Naka◆
「補足」を読ませていただきました。
「値切り」についてですが、自分の予算を言ってしまわない方がいいですね。
伝えてしまうと、予算ギリギリの金額までしか負けてくれないからです。
言うときは、到底無理だろうと思えるような金額を提示するのがよろしいでしょう。
すると「それは無理ですよ」と来ますから、
「じゃあいくらだったらOKです?」
「う~ん、○○円ですね~」
「え~??それはキツイなぁ。せめて△△円になりません??」
「勘弁してくださいよ。それじゃ赤字になっちゃいますよ~。□□円でしたらなんとか。それが限界ですね~。」
「そっかぁ……。じゃあ、□□円で買いますから、このCD-R10枚つけてくださいよ。」
こんな感じですかね~。 (^o^)
さらに1円でも安く、とねばりまくる人もいますが、私はあまりオススメできません。
さて、「値段を気にしない人」というのは…
いきなり店員を呼びつけて、「○○○が欲しいんだが、どれがいいんだ?」と横柄に聞いてきます。
「この辺がよく出てますよ。」
「じゃあ、それでいい。いくらだ?」
「◇◇円になりますが。」
「ほい。」
とポケットから現金を出して買っていく客ですね。
その代わり、自分のミスで壊しても、なんでも店にクレームをつけてきたりするんですが… (^^;)
あ、それからartist0さんの「ライバル店」の話は本当ですね。
どの店も定期的に値段のチェックに行き、常にライバル店よりもちょっとだけ安い売値を設定しようと必死ですから。
この回答への補足
値切りのコツに付いては大変参考になりました。ありがとうございました。
>言うときは、到底無理だろうと思えるような金額を提示するのがよろしいでしょう。
なるほど参考になります。
>どの店も定期的に値段のチェックに行き、常にライバル店よりもちょっとだけ安い売値を設定しようと必死ですから。
これは、次のようなことですね。
A店も、ライバルB店も必死に、相手よりちょっとだけ安い値段を付けようとします。
A店は約22万円という実売価格を想定しています(場合によってはそれより安くするかもしれませんが、一応22万円。)が、25万円と表示します。
B店はA店が25万円と表示しているのを見て、同じ品物を24万5000円と表示します。お客さんはAとBを比べて安いBで買おうとします。
そこで、A店はBに負けるわけにはいかないので、より安い24万円という値段を表示します。しかし、Aは実際には勉強して22万円で売ります。
問題は、なぜここでAが22万円と表示しないか、です。
仮にAが22万円と表示したとします。
Bはお客さんを取られたくないので、必死になって21万5000円と表示します。
すると、Aは、21万5000円未満の値段を表示せざるをえなくなります。(たとえば21万円。)
こうすると、どんどん値が下がっていって、22万円で売るつもりだったものを21万円以下の値段で売ることになり、1万円以上売上が減ってしまいます。
こういう解釈でよろしいでしょうか。
No.7
- 回答日時:
piyoppyさん、こんにちは。
私は関西に住んでおり、家電製品を購入する際には、まず値引き交渉します。
しかし、piyoppyさんと同じ意見です。
「値引き」はあくまでもオフィシャルなものでは無いですよね。
地域性や業界の商慣習により行われる「顧客サービスの一環」であって、我々消費者にエンターテイメントを提供する「おまけ」程度のものと理解しています。
そうでないと、同じ商品を同じ店で買ったにもかかわらず人によって値段が違うということが起こりますし、表示価格と販売価格が異なる訳ですから「二重価格」と受け取られても仕方ないでしょう。
これは、消費者の適正な商品選択を疎外する要因に他なりません。
また、取り引きの迅速性が損なわれます。スピードが利益を左右する企業間取り引きでは、命取りになりかねません。
私としては「値引き」は「お店とお客のゲーム」程度でおさめておいた方が良いと思います。
それより、家電の「コジマ」や「コストコ」のように、「最低価格保証制度」などで低価格をアピールする方が明示的で消費者にとっても安心だと思うのですがどうでしょう?
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。
>私としては「値引き」は「お店とお客のゲーム」程度でおさめておいた方が良いと思います。
そうかもしれません。
ところで、ご回答中の「最低価格保証制度」とは、
「必ず、他店の値段以下で売ります」
という意味でしょうか。
No.8
- 回答日時:
piyoppyさん、こんにちは。
>ところで、ご回答中の「最低価格保証制度」とは、
>「必ず、他店の値段以下で売ります」
>という意味でしょうか。
概ねそうです。
ただ、法的なものでもなんでもなく、その店のプロモーション的なものです。
具体的には、他店が新聞のチラシ等で、自分の店で販売している商品と同じものを、自分の店より安い値段を付けて売っていた場合、その値段と同等かそれ以下で販売する事を保証する制度です。
チラシや新聞広告等のパブリックな媒体を対象にしているところがミソです。
ですから、「他店では○○円で売ってくれたよ」と証拠のチラシ等を提示せずに交渉しても認めて貰えません。
ですから、証拠の残らない「値引き」には対抗できません。
まぁ、お客さんが安く買い叩きたいがために嘘をつく事も考えられますので、これは仕方のないところでしょう。
しかし、最低価格保証をした上で値引く事もるし、他店へのプレッシャーにもなるので、無駄な制度ではありません。
実際に大形店舗にこれをやられると、地元の商店街等では太刀打ちできなくなります。
「最低価格保証制度」について詳しい説明ありがとうございました。
他店のチラシもチェックしたほうがよいですね。
/***********************
こちらのご回答と関係無いですが、
価格競争と値切りの関係については次のような考え方もあろうと思いました。
A店とライバル店Bは互いに相手の表示価格を見ているので、同じ品物にはだいたい同じ値段が表示されています。Aがパソコンに24万円と表示すれば、Bも同じパソコンに24万円と表示します。
お客さんとして理想的には、A店で値切りB店でも値切り勉強価格を比べればよいのですが、実際には、両方で値切って値段を比べるということはありません。
A店で22万円まで値切っておいたのに「やっぱり買わないでおこう」と言って買うのをやめ、B店に行って値切ったが23万円までしか値切りに成功しなかったとします。しかし、再びA店へ行き「さっき言っていた22万円で売ってよ」というわけにはいきません。
お客さんは、A・Bどちらのお店で買ってもよいのですが、たまたまA店に行ったとします。A店の店員は、実売価格として22万円を考えていたとします。そこでA店は22万円まで勉強しました。お客さんの立場ですと、B店に行けばもっと値引いて21万円にしてくれるかもしれませんが、かえって23万円までしか負けないかもしれません。
そのような不確実なことにかけてB店に行くより、とりあえず22万円でA店で買おうというのが普通です。
もしもA店が実売価格22万円を表示していたとします。AとBは表示価格を互いに見ているので、Bも22万円を表示します。
お客さんは、A・Bどちらで買ってもよいのですが、たまたまA店に行ったとします。しかしAでは、「勉強しません」と言われます。そこでお客さんとしてはBに行って値切りにかけようとするでしょう。
お客さんはいずれの場合でもたまたまAに最初来たのですが、実売価格で表示した場合、Aはお客さんを逃すことになります。
************************/
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