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厚生年金基金には厚生年金代行部分と上乗せ部分がありますが、国に納めるはずの厚生年金代行部分は運用会社で運用していて、国で運用するより得なのですか?私はずっと厚生年金は国に納めると思ってたのですが、厚生年金代行部分として運用会社に運用してもらっている会社は多いんですか?厚生年金基金について詳しく知らないので教えて下さい。

A 回答 (3件)

回答を見ますと疑問に思うものがありますので、書きます。



まず、国民年金・厚生年金とあなたが書いている「厚生年金基金」は同じではありません。同じ運用をしている訳ではありません。

厚生年金基金は、国が行う<厚生年金>の事務代行をすることによって免除保険料率の適用を受けられるんです。その率は2.4~3.0%です。つまり、保険料率を安くして貰えるんです。
その部分と運用益により、普通の厚生年金より加入者に多く支給できる仕組みなんです。

今回の問題は、その年金資産の運用を任せた投資顧問会社が運用に失敗したか、初めっから運用実績がなかったのに虚偽の説明で<基金>の会社を騙したということです。

これは規制緩和により、投資運用会社が届け出制だけになり、資産状況をチェック出来る仕組みがなかたこと、また、旧社会保険庁や厚労省のOBが投資顧問会社に天下ったりして、この投資顧問会社を多くの<年金基金>に紹介した事実が上げられます。

国民年金・厚生年金も平成13年の財政投融資制度改革により、独自の運用をすることが決められました。
つまり、それまでは年金積立金・郵便貯金・簡易保険のお金が国の財政投融資資金として貸し出され、(橋や学校など、公共事業などに使われた)運用利子のような形で優遇利率が戻ってきたのです。
そのことが小泉内閣により攻撃されたんですね。

またアメリカなどからはそれらの金を市場に還流しなさい(金融のグローバル化)と言う圧力がず~っとあり、郵政の民営化がなされ、年金積立金の独自運用が始まったのです。

もちろん年金の場合は、社会保険庁による年金積立金の流用や年金記録のずさん管理などがあり、また将来にわたる年金制度設計の問題がありましたがね。

2003年には国民年金・厚生年金の積立金は、144兆円ありました。今は116兆円だそうです。それでも。平成13年から今までの累計で23兆円の運用益が出てると書いています。
上記の積立金は、「独立行政法人年金積立金管理運用」によって運用されています。
運用を指示するのは、運用委員会(11人)により大まかな運用を指示しています。どうでもいい指示であることは分かります。「安全にとか、投資先を集中しないとか」そんな程度でしょうね。

問題は、何十兆円の運用は動きが取れないと言う事実です。そんな大金を簡単に投入したり、引き上げたりしたら、金融市場は大混乱します。
僕が推測するのは、政府の円操作などに利用されている可能性です。

あまり書くと不安がる人もいるのでこの辺で辞めます。

積立金の金額は、政府の発表でもまちまちでしたね。どの数字で書いているかがよく分からないんです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/03/04 21:48

国民年金でも厚生年金でも年金は運用会社が管理します。

おそらく今回のAIJ投信のような事象を懸念されているのだと思いますが、多かれ少なかれそうなのです。
国民から預かったお金はともすれば余るし、ともすれば足りなくなる。そういう場合を考えて余っている場合(現在はまだ余ってます。)に有効に運用して将来に備えるためです。
だって国が現ナマを金庫に持っている訳ではないのですよ。当然金融機関に預けてます。で、殆どの場合確実な運用をします。国債中心に買う、日本の株だけを買う、または、国民に低金利で貸す(住宅ローンなど)。
AIJはハイリスク、ハイリターンを狙った投資信託を組んだわけです。そんなところに預けではいけません。つまり企業年金の運営会社がアホだったという事です。
でも当然国が破綻したりすればこれも確実ではありません。年金は今すぐに底をつく事になります。大体今現在年金がどれくらい損失があるかなんて良く解らんのです。調べればわかりますけどね。知らされては居ません。なぜなら年金は貯蓄ではなく国民は国にあげたものだから。それをどう運用するかは国が決めることとなります。
ただしこの基金については殆ど監査法人が監査をし、運用の適正を調査しています。調べればわかるというのは、これが開示されてるので、自分で調べられるという事です。今回のは中小企業の企業年金なのでそこが薄かったのでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/03/04 21:49

当然、投資信託や株にかけまます。


いわゆる、ギャンブルですよ。
この前、損失額が発表されたはずですよ。
国債も買っているのも知っています。
お金払って、損されるとは、参った。
こんなもんです、世の中。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/03/04 21:50

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