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1個2個3個と並べて周りをくくったり、2列に3個ずつ並べて周りをくくっても、その周囲の長さは、半径をRとして、12R+2πRとなります。
しかし、最短は、2列に3個ずつ並べさらに、中央の2個を上部にずらして中央の缶が残りの5個にすべて接するように並べた時で、その長さは(8+2√3)R+2Rとなるようです。
その証明の方法を、伝授してください。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

最短を示すのはちょっとやっかいですね。


(I)1個、2個、3個と円を重ねる方法は俵積みと言います。
この場合、紐の長さは 12R+2πR になります。
(II)中心に円が1つあって周囲に円が6つある場合の周の長さと同じです。
円が1つ増えているのに周囲の長さが変わっていないのです。 
12R=6×2R です。
2Rは接して存在している2つの円の中心間距離です。
6は紐に接して存在する2つの円の組が6つあるということです。
2πRの部分は円1つの周りを一周ぐるりと回っているのと同じだということから来ています。
(以下ではこの部分は共通であるということから省いて考えます。)

(II)では円の数が(I)よりも一つ増えています。でも中心にある円は紐に接触していません。
紐に接触して存在している円はどちらの場合も6つです。円と円も接触しています。

(II)から円を1つ取り除いたとします。
2Rが2つなくなって代わりに接触していない2つの円の中心間距離が入ってきます。
この中心間距離は2R√3(<4R)ですので1周で8R+2R√3です。
これがご質問の場合です。1つの円の周りに互いに接触して5つの円が接触して存在しているのです。

5つの円が互いに接触しているとは限らない場合はどうなるでしょう。
(この場合、12Rよりも短くなっていることは確かです。(II)と比べればいいのです。
でもどの配置が最小になるかを示すのは難しそうです。)

5つの円が正五角形の位置にある時は20Rsin36°≒11.76R になります。
12R>20Rsin36°>(8+2√3)R≒11.46R
20Rsin36°が最大で(8+2√3)Rが最小でしょう。

半径2Rの円の円周状に5つの点P1,P2,P3,P4,P5を取ります。
隣り合う点の間の距離は2R以上であるという条件で距離の和を考えます。
L=P1P2+P2P3+P3P4+P4P5+P5P1
Lが最大になる場合、Lが最小になるば場合の点の配置を求めよという問題になります。
均等に分割した場合が最大で5つの円が全部接触している場合が最小になるでしょう。
(証明しなければいけないのはこの部分になります。)
角度で表した条件
S=sinθ1+sinθ2+sinθ3+sinθ4+sinθ5
θ1+θ2+θ3+θ4+θ5=360°
i=1~5 θi≧30°
の方が楽かもしれません。

4つがくっついていて1つだけ離れているのであれば
S1=sinθ1+sinθ2
  θ1+θ2=180°
  
S1=2sinθ1ですからθ1=θ2=90°で最大、θ1=30°で最小がすぐに出てきます。

一般的に証明するのは? 
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質問者が問うている内容は、


A:最短の並べ方は説明通りのようだが、そうだとして長さが上記になることを証明したいのでしょうか?
B:それとも、説明されている並べ方が最短であることの証明なのでしょうか?
Bだとすると、けっこう面白い問題だとおもいます。

1.準備
  2次元の半径rの円で考えることができますね。
  任意のn多角形を考えます。制約としては頂点間の距離が2r以上でとつ多角形とします。
  その頂点に半径rの円を置いて、問題にあるように周囲を紐でくくった長さを考えると、
  その長さは n多角形の辺の長さの合計+2πr となります。 2πrの部分は円と紐が接している
  部分の長さの合計を意味し多角形のnによらず一定値です。
  よって長さの大小は多角形の辺の長さの合計で決まります。

方針1  泥臭くやってみる
6個の缶ですから、次のような場合が考えられます。
(1)6個の缶が全てある長さを持って紐と接している。(6角形)
(2)5個の缶が全てある長さを持って紐と接している。(5角形) 1個は5角形の内部にあって紐と接しない。
(3)4個の缶が全てある長さを持って紐と接している。(4角形) 2個は4角形の内部にあって紐と接しない。
(4)3個の缶が全てある長さを持って紐と接している。(3角形) 3個は3角形の内部にあって紐と接しない。
それぞれの場合において、さらにどういう頂点の位置関係の場合最短になるか考えてみると解答にいたります。
ちょっとやってみましたが、質問者のいう並べ方、(2)の場合で5個は半径2r上に中心を置き、かつ5個がくっついている場合が最短のようです。

方針2  数学的帰納法がつかえないかどうか?
3個の缶では正三角形に配置(くっつけた形で)した場合が最短といえるでしょう。(証明省略)
その上で、4つにするとき、5つするときというように考えるのも面白いかもしれません。解けるかどうかは分かりません。

この回答への補足

知りたいのは、Bの内容です。それが、最短であることの証明です。Aについては、答えはすぐ導けました。方針1で考えてみます。

補足日時:2012/04/19 20:25
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最短は、2列に3個ずつ並べさらに、中央の2個を上部にずらして中央の缶が残りの5個にすべて接するように並べた時で、


>その長さは(8+2√3)R+2πRとなるようです。
図の説明がわかりにくいですが、こちらが描いている図と同じものが描かれてあれば、ここに書いている内容も分かると思います。
中央に円が1個で、その周囲に5個の円が接していて、全体に五角形のような形です。下側2個の円は離れているので、空間があります。
すべての円の中心を結ぶと、1辺が2Rの正三角形が4個できます。
ひもの掛かる部分は、
直線部分は、2Rの部分が4つ,正三角形の高さ√3Rの部分が2つ(下側の2個の円が離れた部分)
曲線部分は、中心角60度の扇形が3つ,中心角90度の扇形が2つです。
(曲線部分は、60×3+90×2=360度より、円周1個分です。よって、2πR)
以上より、
4×2R+2×√3R+2πR=(8+2√3)R+2πRです。

図を描いて考えてみて下さい。
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6個の缶を並べ、その周囲にたるみなく線を引いた図を書いてみましょう。

ひもが缶に接している部分の中心角が何度になるか、缶と接していない部分が缶の半径の何倍の長さになるかを考えてみましょう。
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