
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
>三角形ABCで、点B、Cを固定すると、aも固定される。
内接円の半径rが一定のとき、点Aはどういった軌跡を動くか>例えば、代数的には何次曲線か?
>例えば、幾何学的にはどのような特徴の曲線か?
三角形と半径rの内接円をxy平面に置いて、
A(x,y)、B(-a/2,0)、C(a/2,0)、O(t,r) (Oは内接円の中心、-a/2<t<a/2)
とする。
∠OBC=θとすると、
tanθ=r/(t+a/2)
tan2θ=2tanθ/(1-tan^2θ)=2r(t+a/2)/((t+a/2)^2-r^2)
∠ABC=2θ なので、
tan2θ=y/(x+a/2)
よって、
2r(t+a/2)/((t+a/2)^2-r^2)=y/(x+a/2)
∠OCBに対しても同様に、
2r(t-a/2)/((t-a/2)^2-r^2)=y/(x-a/2)
この2つの式からtを消去すると、
(a^2-4r^2)(y-r)^3-r(a^2+4r^2)(y-r)^2-4(y-2r)r^2x^2=0
となる。
これがどんな曲線になるかは、tを媒介変数にして、
x=t(t^2-a^2/4-r^2)/(t^2-a^2/4+r^2)
y=2r(t^2-a^2/4)/(t^2-a^2/4+r^2)
として、x,yをプロットしていけば分かるでしょう。
ありがとうございます。
2r(t+a/2)/((t+a/2)^2-r^2)=y/(x+a/2)
から(t+a/2)を2次方程式の解の公式で求め、
2r(t-a/2)/((t-a/2)^2-r^2)=y/(x-a/2)
においても同様にして、tを消去して、うんうんと計算すると(途中で計算ミスして総時間5時間くらいかかって)、
a^2(y-4)^2-4r^2(x^2+y^2+a^2/4)(y-r)^2+4x^2r^4=0
しかし、この後どうしようもなく悩み続けて、やっとyで割り切れることに気づき、
(a^2-4r^2)(y-r)^3-r(a^2+4r^2)(y-r)^2-4(y-2r)r^2x^2=0
を導き出せました。x,yの3次方程式になるのですね。
パラメータ表示
x=t(t^2-a^2/4-r^2)/(t^2-a^2/4+r^2)
y=2r(t^2-a^2/4)/(t^2-a^2/4+r^2)
でグラフを描くと、放物線と似たような形状になることが分かりました。
ただ、頂点のとんがり具合は、よりひらべったくなります。放物線をVの字に例えると、これはUの字に相当するようです。
また、tの範囲は、-a/2<t<a/2ではなくて、t^2<a^2/4-r^2。
今回の質問をきっかけに、さらなる疑問が思い浮かんでおります。
No.10
- 回答日時:
ANo.9です。
>abcをsで表すことは意外と難しいです。sで表すことができないとしたら、
>abcは定数でないのかもしれません。
abcをsで表すことができました。難しくはないのに、今ままで気がつきませんでした。
S=rs,S=abc/4Rなので、
abc/4R=rsとおけるから、
abc=4Rrs=2×R×r×2s
三角形の3つの辺の積は、(外接円の半径×内接円の半径×3つの辺の和)の2倍です。
この問題の場合は、abcはやはり定数ではありませんでした。
No.9
- 回答日時:
ANo.6ANo.7です。
度々失礼します。>すみません。何か勘違いをされていると思います。
勘違いの意味分かりました。
a+b+c=2s(一定)なので、面積Sと内接円の半径r,外接円の半径Rの関係を考えると、
S=rsより、sは定数だから、Sとrは比例の関係
だから、面積Sが最大のとき、rも最大になる。
S=abc/4R (abc/4)をsで表せれば定数となるので、SとRは反比例の関係
だから、面積Sが最大のとき、Rは最小になる。
(abcをsで表すことは意外と難しいです。sで表すことができないとしたら、abcは定数でないのかもしれません。そういう場合、最小値を考えることはできるんでしょうか?)
相加平均・相乗平均から不等式で表そうとすると最小値を表す形にならない(不等号の向きが逆)
ので、勘違いしていたと思います。
内接円の半径の場合は、比例定数=sで関係式が作れるのでうまく行きましたが、
外接円の場合は、条件を変えた方がいいのではないでしょうか?
No.7
- 回答日時:
ANo.6です。
>すみません。何か勘違いをされていると思います。
何をどのように考えたという詳しい説明もないので、勘違いと言われてもよく分かりません。
手がかりは、内接円の不等式の結果だけなので、それを元に考えました。
内接円の式の結果は、最大値を求めていることになると思います。
(正三角形の場合で、不等式のa,b,cに2s/3を代入すると、一番右の結果になります。)
>質問を改めて言い換えると次のようになります。
>a>0,b>0,c>0で、2s=a+b+cが一定のとき、
>R=abc/4√s(s-a)(s-b)(s-c)の最小値を代数的に求めよ。
図で表すとどういうことになるのでしょうか?
三辺の和が 2s の三角形の内接円の半径を r とするとき,
0<r≦s/3√3
ということは解決済みです。
三辺の和が 2s の三角形の外接円の半径を R とするとき,
2s/3√3≦R<∞
ということの結果は幾何学的な解法により知っています。
しかし、今はその代数的な解法を知りたいのです。
図の直感をまったく排除して、
a>0,b>0,c>0,a+b≧c,b+c≧a,c+a≧bで、2s=a+b+cが一定のとき、
R=abc/4√s(s-a)(s-b)(s-c)の最小値を代数的に求めよ。
No.6
- 回答日時:
ANo.3です。
>R≦2s^3/27S
>の右辺に面積Sがあるのはだめです。面積Sは一定ではありません。
Sをヘロンの公式で置き換えれば、
R≦2s^3/27√s(s-a)(s-b)(s-c)
です。
最小値ではなくて、最大値を求めているのだと思いますが、
正三角形のときに、最大値をとるのであれば、そのときのRの値を求めてみればいいのではないかと思います。
正三角形の面積から求めます。
a+b+c=2sだから、正三角形のときは、1辺が2s/3
三角形の面積公式より、
S=(1/2)×(2s/3)^2×sin60°
=(1/2)×(4s^2/9)×(√3/2)
=√3s^2/9
内接円の半径rとすると、S=rsより、rs=√3s^2/9,
r=√3s/9=s/3√3だから、
正三角形のとき、内接円の半径が最大で、r≦s/3√3
外接円の半径をRとすると、
正三角形の面積は、頂角が120°で、等辺がRの二等辺三角形3個分だから、
S=3×(1/2)×R×R×sin120°
=3×(1/2)×R^2×(√3/2)
=(3√3/4)R^2
(3√3/4)R^2=√3s^2/9とおけるから、
R^2=(√3s^2/9)×(4/3√3)
=4s^2/27より、
R=2s/3√3
よって、R≦2s/3√3 ……外接円の半径の最大値だと思います。
上の不等式のa,b,cに2s/3を代入すると、この値になります。
(a=b=cのときが最大?)
どうでしょうか?
>最小値ではなくて、最大値を求めているのだと思いますが、
すみません。何か勘違いをされていると思います。質問を改めて言い換えると次のようになります。
a>0,b>0,c>0で、2s=a+b+cが一定のとき、
R=abc/4√s(s-a)(s-b)(s-c)の最小値を代数的に求めよ。
No.5
- 回答日時:
>一般の場合も考えて、できれば正攻法で解きたいです。
なにを正攻法と言っているのか分かりませんが、円を固定するのが正攻法でないと言うのなら、
円を固定しなくても同じことです。
三角形の3辺a,b,cの対角をα,β,γ(α,β,γ>0、α+β+γ=180°)とすると、
正弦定理より、
a/sinα=b/sinβ=c/sinγ=2R (Rは外接円の半径)
よって、
2s=a+b+c=2R(sinα+sinβ+sinγ)
R=s/(sinα+sinβ+sinγ)
あとは、sinα+sinβ+sinγの最大値を調べればいい。
ありがとうございます。
>あとは、sinα+sinβ+sinγの最大値を調べればいい。
sinxは 0<x<π で上に凸だから sinα+sinβ+sinγ≦3sin(α+β+γ)/3=3√3/2。
等号はα=β=γ=π/3.
よって、R=2s/3√3
しかしやはり、辺の長さだけで証明できないでしょうか?
内接円の半径のときが偶然にもうまくいったので、外接円のときも同類の解法を期待しているのですが。
a>0,b>0,c>0で、2s=a+b+cが一定のとき、
R=abc/4√s(s-a)(s-b)(s-c)の最小値を代数的に求めよ。
今日考えたのですが、この種の問題を、幾何学的に解くと、ほとんど数式を使わないで求めることが出来ます。
三角形ABCで3辺の長さの和2sが一定のとき、面積S、外接円の半径R、内接円の半径rの取り得る範囲を求めよ。
(幾何学的解法)点B、Cを固定すると、aも固定される。2sが一定のとき、点Aは、B、Cを焦点とする楕円上を動く。
このとき面積Sの下限は0、面積Sの最大はb=cのとき。固定していたaも動かすと、面積Sの最大は対称性より、a=b=cのとき。
また再びaを固定したとき、外接円の半径Rの上限は∞、外接円の半径Rの最小はb=cのとき。固定していたaも動かすと、外接円の半径Rの最小は対称性より、a=b=cのとき。
またまた再びaを固定したとき、内接円の半径rの下限は0、内接円の半径rの最大はb=cのとき。固定していたaも動かすと、内接円の半径rの最大は対称性より、a=b=cのとき。
三角形ABCで面積Sが一定のとき、3辺の長さの和2s、外接円の半径R、内接円の半径rの取り得る範囲を求めよ。
(幾何学的解法)点B、Cを固定すると、aも固定される。面積Sが一定のとき、点Aは、直線BCに平行な直線上を動く。
以下同様。
三角形ABCで外接円の半径Rが一定のとき、3辺の長さの和2s、面積S、内接円の半径rの取り得る範囲を求めよ。
(幾何学的解法)点B、Cを固定すると、aも固定される。外接円の半径Rが一定のとき、点Aは、点B、Cを通る円上を動く。
以下同様。
そのように考えて、付随の問題にいきづまりました。
三角形ABCで、点B、Cを固定すると、aも固定される。内接円の半径rが一定のとき、点Aはどういった軌跡を動くか。
例えば、代数的には何次曲線か?
例えば、幾何学的にはどのような特徴の曲線か?
No.4
- 回答日時:
>三辺の和が一定の三角形の外接円の半径の最小値
見かたを変えて、円を固定して考えると、
円に内接する三角形の3辺の和の最大値を求める問題と同じになる。
円の半径をR、3辺に対する中心角をα,β,γ(α,β,γ>0、α+β+γ=360°)とすると、
3辺の和は、
2R(sin(α/2)+sin(β/2)+sin(γ/2))
となるので、sin(α/2)+sin(β/2)+sin(γ/2)の最大値を求めればいい。
sin(α/2)+sin(β/2)+sin(γ/2)は、α=β=γ=120°のとき最大になる(証明は面倒なので省きますが、そんなに難しくはないでしょう)ので、
2s≦2R(√3/2+√3/2+√3/2)=3√3R
よって、
R≧2s/3√3
見かたを変えるというアイデアはすばらしいと思います。
しかし、一般の場合も考えて、できれば正攻法で解きたいです。
一般の場合とは、三角形で○○が一定のとき、□□の取り得る範囲を求めよ。
○○や□□には、3辺の長さの和2s、面積S、外接円の半径R、内接円の半径r、などが入る。
つまり、これだけでも、4×3=12通りの問題が作れる。
No.3
- 回答日時:
>三辺の和が 2s の三角形の外接円の半径を R とするとき,その不等式はどうなるのでしょか?
2s=a+b+c,S=abc/4Rより、abc=4RS
相加平均・相乗平均より、
a+b+c≧3・3√abcで、 両辺を3乗しても不等号の向きは変わらないから、
(a+b+c)^3≧27abc
(2s)^3≧27・4RSより、R≦8s^3/27・4S=2s^3/27S
よって、R≦2s^3/27S
でどうでしょうか?
No.1
- 回答日時:
R=4abc/√s(s-a)(s-b)(s-c)
です。
後は内接円の場合と同じです。答えは勿論正三角形の場合でしょう。
この回答への補足
式が間違っていますよ。
正しい式は次のようになります。
面積S=absinC/2
正弦定理c/sinC=2R
より、
R=abc/4S
R=abc/4√s(s-a)(s-b)(s-c)
ありがとうございます。
しかし、どのように相加相乗平均の不等式を作るのでしょうか。
内接円の場合とまったく同じというわけではないと思うのですが。
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