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日本で最も人気を得た女性アイドルは誰でしょうか?

A 回答 (1件)

 何を基準に、最も人気を得たとするかによって、答えも違ってくると思いますが、比較的幅広い層の支持を得て、長期間、安定した人気を得たという点で、私は、山口百恵さんと思います。


 73年のデビュー当時は、同期の桜田淳子さん、浅田美代子さんなどに比べ、レコードセールス的には劣勢でした。
 しかし、2ndシングルの「青い果実」、4thシングルの「ひと夏の経験」など、当時15歳の彼女には、やや過激すぎるとも思える内容の歌詞が効を奏し、セールス的に、桜田さんよりリードするようになりました。
 そして、74年秋には、TVドラマ「赤い・・・」シリーズの1作目「赤い迷路」が放送開始、その後「赤い疑惑」「赤い運命」「赤い衝撃」「赤い絆」など、みな高視聴率を獲得、特に、TVドラマでは初の、後に夫となる三浦友和さんとの共演となった「赤い疑惑」の最終回(76年4月16日)は、32%の高視聴率を獲得。また、劇場映画では、75年の正月映画として、これも三浦さんとの共演となった「伊豆の踊り子」が公開され、大ヒット。またレコードセールス的には、75年に、一時期、桜田淳子さんに再度リードを許す時期がありましたが、それに対し、作詞作曲を、それまでの千家和也/都倉俊一コンビから、阿木耀子/宇崎竜童コンビを初めて起用した、「横須賀ストーリー」が大ヒット。以後、さだまさしさんの「秋桜」谷村新司さんの「いい日旅立ち」など、一流のミュージシャンからの楽曲提供を受け、80年の結婚引退まで、安定したセールスを維持しました。
 山口百恵さんが、他の女性アイドルとことなる、最も大きな特徴は、歌、TVドラマ、劇場映画と、3拍子揃って成功した、稀有な例であるということです。大抵のアイドルは、どれか一つは失敗しているのです。
 そして、女性アイドルとしては、73年~80年の、7年間にわたり、安定した人気を維持できたこと、これも、特に70年代前半の女性アイドルは、大抵2年くらいしか人気が続かなかったのに比べると、特筆すべきです。これには、当時のCBSソニーという、アイドルを大切にするレコード会社の所属だったという点が大きいと思います。
 アイドルだからといって、安易な楽曲でなく、JPOPとして充分通用する楽曲に恵まれた。これも、山口百恵さんが、長期間安定した支持を得た要因と思います。

 山口百恵さんのHP
 http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/momoe/
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/07/02 15:51

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