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現在、After Effectsで色深度など学んでいるところですが
色深度について今一つ理解できないので質問させてください。

RGBの各チャンネルが8bitであれば約1677万色。
一般的なディスプレイでフルカラーと呼ばれる色数ですよね。

下記サイトのページ一番下で解説されているように
その色数では階調が足りずにグラデーションでバンディングが出るというのは私も悩むところです。
http://www.adobe.com/jp/joc/focusin/tips/ae_reci …
なので8bpc(8bit per channel)ではなく16bpcや32bpcで作業すれば
階調が広がるのでバンディングに悩まされないというのは理解できます。

ですが、そもそも表示するディスプレイが8bpp(bit per pixel)以上の色調を持たなければ意味が無いですよね?
自分が作業しているディスプレイが8bppなら、やはりバンディングが出ますよね?

これは、世の中により広い色域を持つディスプレイが普及した時のために16bpcで作業した方が良い、ということなんでしょうか?
(32bpcで作業すればオーバーレンジ可能であるメリットは理解できます)

このあたりについて、どなたかお教えいただけないでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

解決策と言うにはちょっと違いますが、8bpcを超える精度で処理した画像を最終的に8bpcに落とし込む場合であっても、落とし込む過程でディザリングしてくれればごまかしは効くのになあと思います。

と言う時点でもう説明しなくてもピンと来たでしょうが、8ビット階調では254と255の間は表現できないけど、254と255のピクセルを交互に並べれば、254.5っぽく見せかけることはできるだろう、との発想です。

また、表示デバイスのレベルでは10bpcが珍しくなくなっており、テレビではこれによって階調にできる余裕を使って、画像処理エンジンが254.5あるいはさらに細かい値を作り出す処理を行っている製品が珍しくありません。さっとググって引っかかったのがビクターだったのでそれのリンクを貼っておきますが、日本のテレビメーカー各社が同じ発想の処理を行っているはずです。

http://www3.jvckenwood.com/tv/lt-37lh955/feature …

液晶モニタでは、NANAO製品のDisplayPortを持つもので、10bit入力・表示が可能になっています。当然ながらビデオカードも10bit出力に対応している必要があり、ソフト対応も必要なので面倒ですが、こうしたモニタ+RadeonHD+Photoshopの組み合わせで実現可能なものです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

確かに、8bpcを超える精度での作業でディザリングを行ってくれるのであれば意味は大きいですね!
解像度はどんどん上がってきているので、ディザリングも効果が大きそうです。

それと、テレビモニタや液晶モニタ、ビデオカードでもより色数の多い環境のものが出てきているのですね。。
お恥ずかしいですがそのあたりには疎かったので、大変勉強になりました!

ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/14 23:16

> 自分が作業しているディスプレイが8bpcなら、やはりバンディングが出ますよね?


リンク先を見る限り、16bpcで作業すればディスプレイが8bpcであろうとバンディングが出なくなると読めますよ。
色調補正の演算処理で階調情報が落ちてしまうという問題なので、
演算処理の精度を上げれば問題は解消します。

例) 3ドットの[0 1 2]という階調を半分に縮めると[0 0.5 1]ですが
8bpcだと0.5が表現できないので切り捨てられて[0 0 1]になり
倍に引き延ばしたときに元に戻らずに[0 0 2]になります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほど、処理の精度を上げてバンディングが防げるということが理解できました。

しかしグレー256階調ではグラデーションを作るだけでバンディングは発生してしまい
それは32bpcで作業しようとも私のディスプレイでは防げません。
1677万色では階調が足りない問題が解決される世の中(画像フォーマット・ディスプレイ)はまだまだ先の話なのでしょうか。。

お礼日時:2012/08/14 01:02

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