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ニッケル水素などの充電池にアンペア値が明記されていますが、この数値は蓄電量を表していると考えてよいのでしょうか?違っていたら正しい情報を教えて下さい。
またアンペアの違いによってどんな違いがあるのかも知りたいです。

A 回答 (3件)

単位はAH(アンペアアワーと読みます)です。

この値は指定されている電流で1時間の放電が可能な容量があるということを意味します。蓄電池には時間率容量と言うものがあり、低容量放電(低い電流で長時間の放電)に適したもの高容量放電に適したもの(高い電流で短時間に放電)があり、これだけが電池の性能をあらわすものでは有りませんが、NiCd(ニッケルカドミウム)電池やNiMH(ニッケル水素)電池に記載されている数値は1時間率放電の値で単位はほとんどがmA(ミリアンペア)です。ここに記載されている数値の電流で放電を続けた場合、放電終止電圧になるまでに1時間掛かるということをあらわしていますので、大きな電力を消費する用途では蓄電量と考えてもよいでしょう。ただし、微小な電力を長時間にわたって消費する(たとえば時計)場合は、この限りでは有りません。NiCd電池やNiMH電池は自己放電が大きくこのような低率放電では本来の蓄電量を使い果たすよりかなり前に終電圧になってしまいます。このような用途では同じ2次電池(充電可能な電池)ではリチウムイオン電池が最も優れており、NiCdやNiMHでは絶対無理な3年間の放置状態後でも正常な放電が可能です。ただしリチウムイオン電池は単一セル(電池一個あたりという意味)の電圧が3.6Vと高く、NiCdやNiMHの1.2Vとと必ずしも互換性が有りません。リチウムイオン電池は軽量(エネルギー密度が高い)で高率放電にも耐えるので、携帯電話などの機器に使われるのは最近ではほとんどがこの電池ですが、リチウムが希少元素であり高価なためと先に述べた電圧の問題があるためか、一般の充電式の機器にはそれ程の普及は無いようです。

リチウムイオン電池にはもう一つ優れた点があり、NiCd電池やNiMH電池のようなメモリー効果(中途半端な放電を繰り返すと電池の実用寿命が短くなる現象)が無い点もあります。これは、途中まで使用した電池であってもいつでも充電してよい(NiCd電池やNiMH電池では完全に使いきらないうちの充電はだめ)という事です。
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この回答へのお礼

いろいろと詳しく説明していただきありがとうございました。

お礼日時:2004/02/01 22:43

>この数値は蓄電量を表していると考えてよいのでしょうか?


1,600mAhとか2,300mAhというものですよね。
1,600mAhの場合、100mAの機器に使用して16時間程度使用可能といことで、この値が大きいほど「長持ち」するということです。
単3型では、三洋の2,300mAhが最高のようです。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0710/san …

参考URL:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0710/san …
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この回答へのお礼

回答と参考URLの方ありがとうございました。

お礼日時:2004/02/01 22:46

通常単位が"mAh"だと思います。


即ち容量=「蓄電量」を表します。
当然値が大きい方がたくさん電気を貯められます。(=取り出せます)
但し、それに相応する電池の状態と充電器が要求されます。


まあ、数字が大きい方が一般的に長く・強く使えると思うのが幸せ!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/02/01 22:42

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