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バイオリンだけのアンサンブルを先日聴きに行きました。ずらっと並んだ楽器は、当然メーカや品番?も多々ある筈ですが、本体に開いた穴の位置や形、本体の形、その他細部に至るまで形が同じです。なぜ?

音質向上と称して、穴が4つのバイオリンがあってもいいと思います。
安定性向上と称して床に固定するピンが2本のチェロがあってもいいと思います。
どうして無いのでしょうか?

A 回答 (2件)

>どうして無いのでしょうか?


大昔はありましたが、長い歴史の中で、これがベストという姿に収斂されました。
形状だけでなく、サイズ、弦の材質や本数、弦の太さ、ネックの幅、ブリッジの高さ、見えないところの表面板の裏の補強材の配置など、試行錯誤を繰り返して、弾きやすさなどの機能と見た目の美しさの兼ね合いで現在の姿になりました。
特に「名器」と言われるような良く鳴る楽器が現れると、他の職人たちはそれを研究して真似るので、なおさらのこととなります。現在でもエレキギターは、ギブソン社のレスポールというタイプ、フェンダー社のストラトキャスターという楽器が研究対象として徹底的に真似をされ、アコースティックギターではマーチン社のD-28という楽器が真似をされということになり、どのメーカーも同じ形状となっています。楽器は工業製品なので、その形状には意匠権や著作権が及ばないことも一因です。
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 性能やデザインの良いもの、合理的な設計は、他の設計を淘汰するとともに、多くの製作者がそれを模倣することで、事実上の標準(デファクト・スタンダード)になる、ということだと思います。

市場側も、性能やデザインが良く、かつ価格の安いものを求めるので、そういったものが大量生産され、価格も下がってますます売れる、という循環を繰り返すのだろうと思います。
 車の世界でも、これほど世界中にいろいろなメーカがあるのに、セダンやワゴンといった車種ごとに、どのメーカも同じような設計・形状のモデルを作っていますよね。

 ただ、ヴァイオリンなどの擦弦弦楽器には、「ヴァイオリン属」とは別の「ヴィオール属」というものが存在します。現在では「コントラバス」だけが残っていますが、バッハの時代には「ヴィオラ・ダ・ガンバ」や「ヴィオラ・ダモーレ」などがこの使われていたようです。
   ↓ 参考サイト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3% …

 弦楽器だけでなく、木管楽器や金管楽器も、基本的な設計はほとんどのメーカで共通です。ドイツ式やフランス式といった違いのあるものありますが、やはり市場に受け入れられるものが他を排除していく、という傾向はあるようで、世界的にはこちらが主流、という傾向は決まっているようです。
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