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表題の通りなんですが、どうも納得できません。
音声だって2chだし、2話入り60分弱くらいが普通だし、そのくせ6800~7800円くらいは平気でしますよね?
なにか理由があるのでしょうか?

A 回答 (5件)

DVDのプレスにかかるコストは300円程度、パッケージを含めても500円程度でしょう。


では、なぜ、6000~7000円もするのか試算してみました。

TVアニメ1話の制作費が2500万円、4話収録すると1億円になります。版元はビデオ展開で少なくとも20%程度の権利料をもらって制作費に補填したいでしょうから2000万円の権利金をビデオ発売業者は制作会社に支払うことになります。
現在のアニメDVDでは1万本のセールスがせいぜいでしょうから、1本あたり2000円が権利金ということになりますね。
(権利関係は個別の契約で決めますし、業界人ではないので詳しくはないんですが、他の知的所有権関係の契約モデルを当てはめています。)

次に国内でのCD等の販売にかかる「再販制度」による不合理な流通、返品、回収制度にかかるコスト。
日本で3000円のCDがアメリカでは10ドルで売られていることを考えれば、このコストが2000円。

最後に雑誌広告やPOP、パンフレット作成にかかるコストが1000万円程度として1本あたり1000円。

全部あわせると1本あたり5500円にもなってしまい、6000円では発売元の利益は500円しか無くなってしまいます。500円ではビデオ出版社の社員の給料は事務所、生産設備の経費は出せないので7000くらいに設定しないと・・・・・ということになってしまいます。

OVAの場合、30分1本の制作費2500万円を上の「権利金」に入れ替えると同じ理屈になりますし、ゲームソフトの単価なども制作費/見込販売数で決まってきます。高すぎれば売れないのは子供でも分かる道理ですし、ビデオ出版元はけっして「ぼったくり」で商売しているわけではないのですよ。(^^)

これを安くしようとすれば
1.権利料を安くする
2.販売本数を今の何倍にも増やす
3.再販制度を廃止する
といった対策が必要になりますね。しかし、1は制作会社を苦しめることになりますし、3は出版社等の反発が非常に強いのです。

さて、洋画のビデオですが、かつては当初1万円以上するのが「普通」でした。しかし、ワーナーなどがブロックバスターとして3800円のシリーズを出して、低価格のリリースを定着させました。これは価格を下げて販売本数を数倍に増やすことで1本あたりの権利料を安くするのと流通経路の合理化による物のようです。3800円が洋画の「相場」になってしまうと、ヒット作が続かないと経営が非常に苦しくなります。(これでつぶれた会社もありますし・・)

「タイタニック」や「もののけ姫」のように、確実に大量セールスを期待できる作品の場合、販売本数を当て込んではじめから意欲的な値付けをして、さらに売り上げを加速するという好循環が期待できます。しかし、これもまず、VHSで、普及していないDVDでは値段はかなり厳しくなります。だから売れない→値段が下がらない→ますます売れない、という悪循環になっているんですねぇ。

あるいは最低「もののけ姫」レベルをビデオリリースする最低基準にするとか・・・でもそうすると店頭のアニメコーナーはスカスカになってしまうでしょうね。
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございます。
結局は需要と供給の問題だけなんでしょうね。。。
どこか価格破壊して欲しいものですね。

お礼日時:2001/05/24 00:10

だいぶ本筋から遠のきますが、補足です。



> >アメリカ・ハリウッドの映画は、DVDなどは
> >副収入で映画収益そのものがメインですから、
> >安くなるんじゃないかと。
> 本題から反れますが、それは違うと思いますよ。
> 日本での洋画のフィルム配給元とDVDの配給元は違うはずですから。私もよくわかりませんけどね(笑) 

 配給元が違ったとしても、DVD作成による放映権使用料が違ってくれば価格に反映されると思いますよ。本当かどうかは分かりませんが…。
 それにしても、昔のアニメを再販DVD化するなら、ジブリのカリオストロの城のようにデジタル加工で、ゴミや書き損じもなおしてから出して欲しいですよね…。だったら9,800円ぐらいは惜しくないんですが…。
 新・天地無用なんかLD化の時酷い言われようでしたからね(OPで天地と佐久夜?が近づくシーンがあって、そこで二人のキャラがカクカクと揺れるんですよ。それも“忠実に”再現してくれましたからね(^^;)。

 すみません、ゴミ回答でした。
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この回答へのお礼

洋画の件はさておき、カリオストロは手直しして9800円なんですか。あれは誰もが知ってる名作ですし、普通の映画じゃないアニメの価格と比べたら安いですね。
こういう映画はいいんですが、TVアニメのDVDはやはり「ぼったくられ感」が強いです。。。
誰もが知ってて人気もある”魔女の宅急便”なんて安いところを考えると、やはり単純に需要と供給の問題なのかもしれませんね。

お礼日時:2001/05/20 09:07

アニメに限らず邦画そのものも高いですよね。


これは日本の配給システムに問題があると思います。
例えば「必殺シリーズ」のビデオ、LD、DVDが出ても
藤田まことには1円も入ってこないどころか、見本品の一つも送ってこないと憤慨していたインタビューを読んだことがあります。
アニメ業界が寒いといいますが、楽して儲けている人がいるのは事実です。
アニメに関してはアメリカの良質なものが安く入ってきても日本のものが暴落することはまだまだしばらく無いでしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
藤田まこと氏の件はそうなんですか?芸能界のギャランティのシステムはよくわかりませんが、藤田氏が著作権を持ってるわけでもないでしょうし出演時のギャランティをそこそこ貰ってるでしょうからいいんじゃないかって気もしますが。。。

お礼日時:2001/05/20 08:57

 やはり需要と供給のバランスじゃないでしょうか?


 ボクが5年前にLDをバカ買いしたときは、高いと思いませんでしたしね。その頃も2話で6,000円はしてました。それと同じでしょう。

 ちなみにLDのDVD化されたシリーズは、4話入っていたり4,000円程度で売られていたりしますよ?

 あとアニメ作成の現状が、非常にお寒い状況だというのもありますね。人件費がかかる割に利益が薄いので、高額にならざるを得ないんでしょう。ソフトウェアと同じ理論ですね。その点アメリカ・ハリウッドの映画は、DVDなどは副収入で映画収益そのものがメインですから、安くなるんじゃないかと。
 それと、映画などのDVDは元々、映画用の音声で作られてますが、テレビ放映されたアニメの音声は放映されたときのままです(ですから、攻殻機動隊やメモリーズなどのアニメ映画は、ドルビーサラウンドです)。

 と、ボクなりの考えを書いてみましたが参考になりますでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。確かに話題の大作映画が戦略的に安すぎるという考え方もありますね。

>アメリカ・ハリウッドの映画は、DVDなどは
>副収入で映画収益そのものがメインですから、
>安くなるんじゃないかと。
本題から反れますが、それは違うと思いますよ。
日本での洋画のフィルム配給元とDVDの配給元は違うはずですから。私もよくわかりませんけどね(笑) 

私はPS2でDVDを見てまして、それに5.1chシステムをつないでるので尚更、不満なんですよねえ。。。
需要の問題はありますが、昔の懐かしいアニメが1980円~3980円くらいなら、みんな迷わず買うと思うんですけど・・・

お礼日時:2001/05/20 02:16

あまり大きなマーケットが期待できないからでしょうね。


DVDに限らず、ソフトウェアパッケージほど量産効果が如実にあらわれる商品はないので。
100万部、200万部も売れる商品ならいいのですが、少部数しか捌けないと投資すら回収できないことになりかねないので、メーカーも慎重になっているのではないでしょうか?
それから…
「コアなコレクターなら少々高くても買ってくれる」
という目算も当然あるでしょうし。(こちらの方が要因としては大きいかも)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私もそうは思ってますが、あそこまで高いと本当に見たくても購入に踏み切れませんね。。。
ディスクの単価は安いと思いますけど、DVDにするのにそんなにコストかかるんでしょうかね~(涙)

すごく欲しいんですが、7月発売の「劇場版・銀河鉄道999なんとかBOX」なんか、音声アナログのまんまなんですよ・・・ガンダムみたいに再録音で多チャンネルなら高くても許せるんですが。。。

お礼日時:2001/05/20 02:09

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