都道府県穴埋めゲーム

初めまして。よろしくお願いします。
SOHO形態でDTPやっています。
そこでNEC 2900Cを購入。
しかしillustratorからのプリントアウトは
postscriptキットを別に買わないと
本領は発揮出来ない様です。

そこで質問です。
これを導入する事によりどれくらいの変化がありますでしょうか?
本体はいまや値段は下がってはきているものの
キットの値段は高いので少し躊躇しております。

A 回答 (1件)

>これを導入する事によりどれくらいの変化がありますでしょうか?



1、まず、「作成したデータの素の状態のプリント」ができるようになります。

家庭用のインクジェットプリンタの出力はプリンタドライバの設定で色味が変えられますが
商業印刷機用のデータは本印刷では素の状態のままでしか印刷されませんから、
それでは正確な出力見本にはなりません。

商業印刷用のフィルムや印刷版の出力(作成)はPostscript原語で行われますから
Postscriptプリンタで出力すればそれと同じプリントが得られます。
という事から、Postscriptプリンタの出力は簡易的な色校正(※)になりますし、
ほぼ完璧な出力見本にもなります。
何かトラブルがあった場合でもそれなりの発言力を持ちます。

※ただし、印刷会社が使っているインキセットとプリンタ内臓のインキでは色味が異なりますから
 色校正としての発言力はそれほど得られません。

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2、逆の言い方をすれば、Postscriptプリンタでは色味のコントロールが一切できません。
すべてが「素の状態」でプリントされるだけです。
ですから「Postscriptプリンタで出せば綺麗に上がる」という期待は持たないほうがいいです。
良いデータも悪いデータもそのまま出てきます。

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3、作業上の利点としては、
Illustratorデータに実画像データを埋め込まなくてもいいですから作業データが軽くなります。
実画像データをEPSにして「配置」すれば作業はプレビューの軽い画像で行えます。
もちろん、データ受け渡しの際の実画像の添付などはルールに従う必要がありますが。

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最近はIllustratorデータにEPSはもちろん、JPEGもPSD画像も埋め込めるようになりましたから
家庭用のインクジェットプリンタでもそれなりの品質のプリントが得られるようになって
あまりPostscriptの重要性が言われなくなりましたが
それでも「正確な発色」についてはPostscript原語でプリントすることでしか得られません。
特に「UCR」や「GCR」の効果はインクジェットプリンタでは再現できません。
ご自分が作成したデータに責任を持ちたいのならPostscriptプリンタを導入すべきです。


それにしてもPostscriptの権利(利用料)は高い(涙)。とっくに償却されていていいはずなんですが。
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この回答へのお礼

お返事遅くなりました。
すみません。またありがとうございます。
すごく助かりました!

お礼日時:2013/02/05 17:08

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