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昭和12年に東京-ロンドン間を94時間で翔破して世界記録を樹立した朝日新聞社の高速連絡機「神風号」の塗装については、文字と社旗の色は黒と赤で間違いなさそうなのですが、山路真護画伯がデザインしたといわれるカウリングと機体上面の青については「なす紺色」「スカイブルー」「空色」と諸説あるようです。
プラモデルのパッケージイラストでは紺色で描かれているのが一般的なようで、古くはマルサン、UPCのイラストは紺色に描かれています。
しかしながら、「日本の航空ルネサンス」「日本航空史100選シリーズ」や、ネットに掲載されているモノクロ写真で見ると、社旗の「赤」よりも白っぽく映っている写真が数多くあり(命名式の写真や、ロンドンに到着して群衆に取り巻かれているところの写真など)、「紺」というよりは「空色」に見えます。
姉妹機のあさかぜ号と並んで映っている写真では明らかにあさかぜ号のほうは黒っぽく映っていますし、神風号の色は紺色よりもとずっと明るい色だったのではないか?という疑問があります。
Googleで画像検索して出てくる模型の色はさまざまで、私と同様に悩まれた方が大勢いるのではないかと思いました。
この件についてご存知の方がいらっしゃいましたらご教示ください。

A 回答 (5件)

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門外漢で恐縮ですが、YouTube で見る限りは濃い青(ダークブルー)ではないかと思われます。



なお、当時の海軍の色見本では「青色」「藍色」「菫色」の3つらしく、明るい青色としては「インクの青色の様な色」だそうで、それ以外は「灰色がかった青紫色」「濃い紺色。米海軍機迷彩色シー・ブルー(ANA606)より若干青い」「ロイヤル・ブルーや小林製薬株式会社のイメージカラーに近い」という感じらしいです。

上記の「インクの青色の様な色」は、昔のペンに付けるインクだと思われ、いわゆるコバルトブルーなどのような明るさはないものと想像します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
まぁ、これは軍用機ではないので(三菱が作った最初は陸軍は興味を持たなかったが、訪欧飛行の成功で見直して97式司偵の採用につながり、陸軍機の高性能ぶりを見て海軍でも後から採用した(エンジン換装後の機種なのでカウリングの形状が違いますが)と本に書いてあったと思います。)画家がデザインした色に従った塗色になっていたのだろうとは想像しています。
youtubeの画像は私も見ていますが確かに暗い色に見えます。
先に頂いたお二方の回答から思いついて、Google uk と Google fr にそれぞれキーワードを、叩き込んで画像検索してみたのですが、やっぱり実機のカラー写真は出てこないので、モノクロ写真から想像するしかなさそうです。
それにしてもどちらの検索結果も、JPで検索した結果とまた違った画像が出てきて楽しませてくれます。
http://www.aviationofjapan.com/2010/11/kamikaze- …
このサイトもこれらの結果から見つけたサイトですが、信ぴょう性はともかく色についても話題にしていて、「最近の復元画像はやたら明るい色に書かれているがもっと暗いのではないかと思う。」とかいう風な記述もあるので、私ももうちょっと暗いほうに振ってみようかなと迷ったりしています。
なんか海外で外人が、レアな機種まで含めて一所懸命完成させて、旭日旗をイメージしたデザインの展示ブース(日本であんなのやったら隣の国から怒鳴りこまれそうな・・)に、ごろごろ展示している写真なども出てきて、外人がんばってるのにワシらも頑張らねばと思いました。
話が余談になってしまいましたが、重ねまして回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/28 21:23

No.1 です。


既にご存知かも知れませんが、この方のページに神風号の事が書かれています。
ttp://blog.goo.ne.jp/sat-kamikaze/e/1fad250cc051f35c909d3141ee27ce97
には、No.1で触れた子供用浴衣や紋付の裏地の写真があります。作られた年代は明記されてませんが。
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この回答へのお礼

再回答ありがとうございました。
私もプラモデルの制作にあたりネットで検索してこのサイトの情報で大いに助かっています。
ただこのサイトを書かれた人も色につきましては「なす紺色」を推していまして、どうも私がモノクロ写真から受ける印象とかなり違っているのでかような質問をあげた次第です。
umamimi様から先に頂いた回答にもありますように、神風号も時期によって塗り替えられている可能性もありますし、あまり細かいことを言っても仕方ないかもしれませんが、れっきとした画家がデザインしたというからには、原画とかの情報もあってもよさそうなのに、これがないのです。
おまけに山路真護画伯で検索して出てくる神風号を描いた油絵(なんか下書きみたいなラフな感じもしますが)というのをみると暗い色に書かれているのでちょっと迷います。
戦地で日焼けした零戦みたいに、少なくとも訪欧飛行の短い時間で褪色したなんてこともなかろうともいますのでこういった未練がましい質問になった次第です。
いずれにせよ回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/27 19:17

読ませてもらって、回答を付けたい気持ちは募るのですが


うまく答えが見つかりません。

朝日新聞と毎日新聞の、当時の空への傾注は、今日の想像を超える熱情があり、
特に朝日新聞の社をあげた航空部門への積極的なアピールは、国民的関心を巻き込んだ
だけでなく、派遣された欧米諸国でも、歓迎の度合いは熱烈であったと書かれている
ようです。

我家に戦前の、朝日新聞の年鑑「世界の翼、昭和16年度版」がありましたので
探してみましたが、三菱MC20型旅客機「あさくも号」の写真が載っておりました。

神風号のカラーリングですが、白黒の時代ですから、原色カラーはほぼ無いと思われます。

私が想起したのは、同じ頃に神戸の川崎重工で作られた、鉄道省の流線型気動車 キハ43000系の竣工写真です。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/ …

古老の話などを聞くと、戦後の量産型の液圧式のディーゼルカー、キハ45000(後のキハ17系)の
登場時までの、腰下部の濃紺より明るかったと言う説もあります。

ネービーやダークブルーより、コバルトブルーの方が、視認されやすいので、
制空する乗り物には、遠方より確認のしやすかった、明るい色が好まれたのではと、推論される点がひとつ。
あとは談話証言、朝日新聞の当時の記事に、車体色のことが書いていなかったか、探す方法くらいでしょう。

朝日新聞の航空部には、神風号の乗務員の本はないのですが、戦後に朝日放送の社長を務めた
平井常次郎が、確か戦前は飛行機に乗っていたことがある、という話を聞いたことがあります。
平井の本は1955年の「マイクのたわごと」という本は持っているのですが、放送局の話中心で
新聞社時代のことは、残念ながら載っていませんでした。

私も鉄道の模型が好きなので、こういう時代考証の話は好きなのですが、戦前の大阪商船や
日本郵船の船舶に使われたカラーなど、参考にしたいものは、いくつかあるのですが、
とりあえず流線型気動車、これも幻なのですが、この辺りが参考にならないかと、想像しました。

上手い答えになっておらずに申し訳ございません。
失礼いたします。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/国鉄キハ43000形気動車
「神風号の「青」ってどんな色?」の回答画像2
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この回答へのお礼

早速ご丁寧な回答をありがとうございました。
鉄道模型は大昔にOゲージの電気機関車をお隣のお金持ちからもらって遊んだことがあるくらいで、HOは高嶺の花で手が出ず、Nゲージが一般的になってからは、プラモデルの手を広げすぎていて手が出ずに今日に至っております。
朝日新聞の年鑑「世界の翼、昭和16年度版」をお持ちだとか、朝日新聞の航空部のお話など興味深く読ませていただきました。アサヒグラフの古いのは国会図書館あたりで閲覧できそうですが、その表紙を掲載しているHPにも色については決定的な記述が見受けられないようですので、数あるプラモデルの完成例のいろいろな写真をダウンロードしてみてモノクロ変換しては自分が納得するような色合いに持っていくしかないかとも思っています。
ちなみに私が今仕掛かっているのは旧マルサンのIPCブランドの1/50スケールの神風号で、現在青色の部分のマスキングを貼り終わって色決め待ちの状態ですが、まぁあまり細かいところにこだわらずに塗ってもよいのかなぁとも思っております。
いずれにせよご丁寧なご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/27 16:46

全然詳しくもなく、無責任書き込みですみません。



色付きの絵がいくつか見られます。
年賀葉書、浴衣、紋付の裏地、などカラーで作図されたものがあるそうで。
どの程度正しく再現してるのかなど個々の確認も必要になるかと思いますが参考まで。

http://www.google.co.jp/search?q=asahi+newspaper …

当時の新聞記事であさかぜ号ですが「背部は水色」との表現があるものの、
並んだ写真では明暗関係が逆にしか見えなかったりするそうで。
文字がひらがなだったり漢字だったりもするし、塗り替えの可能性もあるのでは?
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
このGoogleの検索結果に含まれる絵ハガキなどの画像は私が知らなかったものも含まれていてとても参考になります。
あさかぜ号と神風号は普通に混同されて報道されたりしているようですので、「あさかぜ号の背部は水色」という記述は「神風号の背部は水色」という解釈も成立しそうなので、(ものすごい解釈の飛躍ですが)別の意味で頼りになります。
あさかぜ号については「頭部(カウリング)は黒、背部は水色」という記述がありますが、サイトで拾った写真をみてもあさかぜ号(J-BAAL)は神風号(J-BAAI)より暗い色の背面をしています。http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/ec/f4b862 …
塗り替えや作り変えもあったようで神風号に関しましては記録飛行後国内で展示飛行をしたときには尾翼に記録達成の文字を追加したりしていますし、12年末には事故で再生不能となって機体を同型の別の機体にしたりている上、その後戦争に入って南方に行ったときには迷彩塗装に塗り替えたりしていますので、背面の塗装も変遷があったかも知れないことは想像できます。
昔の絵ハガキの色合いなどは、全くでたらめとも言い切れないとも思いますので、いくつかの検索画像の最大公約数で色決めすることになるかも知れません。
いずれにせよ貴重な回答をありがとうございました。

お礼日時:2013/04/27 17:40

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