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よろしくお願いします。


最近、マクドナルドの経営悪化により、原田現社長の経営手腕に疑問の声が挙がるようになりました。

私は経営のことに関しては全くの無知なのですが、以前原田社長を取り上げた特集番組を見たり、自分なりに調べたところでは、アップルコンピュータ本社の副社長、日本アップルの社長という経歴、落ち込んでいたマクドナルドの売り上げを短期間で回復させ、国内外で経営者向けの賞を取っているとのことです。

しかし現在、レジ上のメニュー廃止や60秒マックなどの迷走+経営悪化によって、特にネット上では「無能」と叩かれています。

しかしながら、これまでの経歴を見れば、原田社長が無能な経営者であるというのは考えにくく、過去のマクドナルドの売り上げ回復の実績もあります。

そういったこれまでの実績がまるで無かったかのように「無能経営者」と叩かれる原因はどこにあるのか、またなぜ今のマクドナルドが迷走を続けているのか、私にはわからない部分が多いので、こういったことに詳しい方、また個人的にご意見をお持ちの方などいらっしゃいましたら、是非お聞きしたいです。

他愛もない質問で恐縮ですが、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

1*マスコミの責任


 カリスマと持ち上げられた結果、現場がトップの表情だけを伺うようになった。それが情報の移動を阻害し、現場で何が起きているかの認識が甘くなってきている。

2*コストダウンのし過ぎ
 以前アメリカンバーガーのキャンペーンをやった時、ウチの近くのマクドは欠品していた。つまり全世界のサプライチェーンに影響が出ている証拠。結局千円バーガーも線香花火。
 今24時間店では深夜は販売だけで、店内飲食不可になっている。ハンバーガーを家で食べるために、わざわざ店舗へ行くほどの商品なのかという視点が甘くなっている。それが価格訴求力にも影響を及ぼしている。

 この業績不振は当然のこととして、アメリカ本社からの圧力を強める結果を招く。かといってこれ以上コストダウンは難しい。(だからフランチャイズを強化している。)結局、今以上の回復は望めない。
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この回答へのお礼

元々IT畑の方なので、外食産業に適応できなかったと言う見方もできるのでしょうかね。ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/17 11:03

 +コメント


>元々IT畑の方なので、外食産業に適応できなかったと言う見方もできるのでしょうか。
 ということですが、そもそも最初の職業に縛られるという考えでは明確な理解へは到達できないのではないかと思われます。
 当方から見れば、macもマックもどちらも外資系である共通点のほうが重要であるように観えます。
 外資ということは、外資(今回はアメリカ)の経営論理に基づいた運営がなされているということになります。つまりレイオフによる自由な人件費の着脱。為替レートなどを活用した地球規模のサプライチェーン。トップダウンによる柔軟な市場対応。
 別のいいかたをすれば、すべてがトップの意向とそれにあわせて一気に変化できる組織との組み合わせということです。

 それまでは効果的だったマスコミへのアピール力が、逆にマスコミからの圧力と変じたために、方針が揺らぎ(実際、頻繁に値段を変えてきたことで、消費者のイメージが揺らいできているような感じがする。)結果として市場の動向を読み切れなかったことが大きな敗因だろうと思えます。

 マスコミの意向というのは、どうしても新規性に着目します。成功を収めたビジネスに対して、「~さあ、次は何だ」という期待をアピールすることでニュースバリューをつくりだす。これは現在アメリカから聞こえてくる、Apple社の新macへの期待も同様でしょう。

 さらに業績悪化という明らかな変動への対応に遅れがでてきているのも、カリスマ化したCEOの意向をただ様子見しようとする現場の姿勢と、コストダウンによって資産の厚みがなくなったために、少なくとも崩壊一歩手前で踏みとどまることもできず、ただずるずると時間だけを費やしてしまう組織の当然の結果ではないかと考えます。

 もしこの状況を回復させるのであれば、原田CEOが着任したその時から始まった、組織マネジメントの確立からやり直す必要があるかと思います。(日経ビジネスwebの「赤いバス」のエピソード)
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原因がはっきりしているのに、それを理解していないから無能呼ばわりされるのです。



恐らく9割以上の人は、質もサービスも大したことがないのに値段だけが上がった、マクドで高級志向と言われても、安くてこそ価値がある、といった意見を持っているでしょう。高級ハンバーガーで言えばモスがぶれない経営で君臨してますよね?値段が同じならどちらに行くかは幼稚園児でも理解できます。なのにこの社長はそれを理解できない、これが無能でなくてなんなのでしょう?

実績が上がるというのは運の要素も強いのです。実質、アベノミクスで円安になり利益が増えた企業も多いですが、果たしてこれは社長の手腕なのでしょうか?答えはNOです。ただこの時期にたまたま社長に就任しただけで業績を上げたという評価が残るのも事実なのです。確かにこの件だけで決め付けるのは、という意見も分かりますが、過去の実績が本当に手腕によるものなのかも調べるのも面白いと思いますよ。

あとは、マクドに求めるものは何かと言う大衆の要求も大いに評価に関わるでしょう。例えば、安くて早くて便利でうまい、と言ったところでしょうが、これとは違う路線を進みつつ業績悪化を招くのは非難を浴びても仕方ないのです。なぜなら大衆の要求とは違っているから、もっと言えば安くて早くてうまいマクドになってほしいという要望もあってのことでしょうね。
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この回答へのお礼

一時的な業績だけでは経営手腕を判断する材料にはなりえないと言うことですね。とても勉強になりました。

お礼日時:2013/08/17 11:03

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