これまでで一番「情けなかったとき」はいつですか?

アゲハのサナギが3匹ケースにいます。
アオムシからケースに入れていました。
もともとは、ベランダの鉢植えにいたのですが、落下していて、
葉っぱに乗せたのですが、少しすると、やはり、
落ちてしまったので、ケースに保護しました。
わりと小さめな時にサナギになったなあと思っていました。
きれいなミドリのサナギのまま、サナギになって約2週間です。
なんとなく、硬くて、触っても動く感触が全くないです。
すでに、死んでしまっているのでしょうか?
また、寄生されていないとしたら、原因はなんでしょうか?
外にいても外敵が多く、ケースでは自然ではないですが
一匹でも多くの蝶になってほしいと思いますが、
やはり、手をかけず、自然の厳しさと割り切り、あまり、人工的に
とって育てたりしないほうがいいのでしょうか?
このことで、真剣に考え悩んでしまっています。

A 回答 (2件)

>アゲハのサナギは死んでしまってるのか??


寄生バエにやられて死んでいると見るべきです。
自然界では、柑橘系の葉にアゲハが卵を産み付けますが、同時にその幼虫を狙って寄生昆虫が寄っています。
卵から幼虫が孵りそこそこのサイズに育つのを見計らって待ってましたとばかりに産卵管を刺して卵を産み付けます。一番多いのはハエですが、寄生されても幼虫は生き続けてさなぎになりますが、そこで寄生バエの幼虫はさなぎの皮を破ってさなぎになり成虫となり、また次のアオムシを見つけて産卵します。
寄生ハチもいますが、その場合は、チョウのさなぎの中身を完全に食い尽くしてその中で羽化してハチの成虫が出てきます。その他チョウの食草にタマゴを産み付け、それを食べたアオムシが寄生されるというタイプの寄生虫もいるようですが、一番多いのはハエで、そのハエは卵や、あまりに小さい幼虫には卵を産み付けないので、アゲハの卵を見つけたらその枝を20センチほど切り取って飼育ケースに入れると、まず8割がた羽化します。また、黒い色の2センチ以内の1令・2令の幼虫でも寄生されていることはまずないので、見つけたら同じように枝ごと切り取ってケースに入れて、食草をきらさないようにすればさなぎになりますので、羽化しにくいような場所でさなぎになった場合は、接着剤やテープでお尻を固定して理想の体制にしてやります。
緑色になった終令の幼虫は、100%寄生されていると見るべきです。その鉢植えは寄生バエに発見されているので、格好の餌場として累代で住み着いていると思いますので、そこで孵化したチョウの幼虫は、ほぼ100%寄生バエのえさとなります。それをさけるためには卵や小さい幼虫のときに飼育ケースに移し、ケース本体とフタの間にビニールやサランラップ、新聞紙などをはさんで、小さな虫も入れないようにして育てることです。ビニールで密閉しても幼虫が死ぬことはありませんし、水分が保たれることで食草も長持ちします。
ただし、直射日光は厳禁なので、室内で飼育するほうがよいです。
温度管理なども気にすることはありませんが、これからのシーズンは越冬さなぎになり、さなぎの期間が非常に長くなりますが、春先には羽化します。また室内の場合は、室温によって冬場に羽化することもあります。
私は、カブト・クワガタが専門ですが、近所にアゲハの食草があるので、卵を見つけると持ち帰ってケース内で育てています。ケースの端にダンボール板を立てて、さなぎになったら、テープで固定して羽化させています。九分九厘羽化します。
「アゲハのサナギは死んでしまってるのか??」の回答画像2
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あまり小さいときにサナギになってしまうと、変体しきれず死ぬ場合もあるようで。

すでに死んでいるとは思いますが、もう少し様子を見てもいいかも。
(サナギの中では、幼虫は一旦身体を溶解し成形しますから、かなりのエネルギーを使います)

質問者さんが掛けた程度の数で自然は影響されませんから、気にしなくていいでしょう。
成長後に放すか、鑑賞するかも同様です。
例えが悪いかもですが、無責任に野良猫などにエサを与えて、増殖させるのとは違いますからご安心を。
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この回答へのお礼

あえて、そのサナギを今取り去る必要性もないので、
しばらくこのままにしてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/16 21:48

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