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「間髪入れず」という表現は誤りかでしょうか。

もともとは
間髪を入(容)れず:かん、はつをいれず
だってことは承知しています。

「間髪を入れず」と書いてあれば、私も「かん はつをいれず」と読みます。



ここからが質問なのですが、
「を」を省略した「間髪いれず」という表現は誤りなのか、ということです。
あるいは定着しつつある俗語なのでしょうか。



仮に、この「を」を省略した表現が誤りでないなら、それはどう発音するのが妥当なのでしょうか。

まさか、「間髪いれず」と書いてあるのに勝手に「を」を補って「かんはつをいれず」とは読まないでしょうし、
「かんはついれず」とは今まで一度も聞いたことはありません。



「間髪をいれず」を下敷きに新たな表現「間髪入れず」が生まれているのでしょうか。
同時に「間髪」を一語として、「ん」の後続する半濁音化が起きているを考えるべきでしょうか。



諸賢のご見解を頂ければ幸いです。

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A 回答 (2件)

出所からの読解


1)「間髪を容れず」(カンハツをイレず。カンパツをイレず。)
「其出不出、閒不容髪」(「文選-枚乗・諫呉王書」)
深淵に墜落しいたらもはや脱出はできない。その適正の間(タイミング)は一瞬である。寸毫も逡巡は許されない。
判断は遅滞できない。「事が甚だしく急で、全く猶予がない」そんな焦眉の急への迅速な対応の如何に関わるもの。
ア)間髪(カンパツ)…閒不容髪→閒髪不容へ変化し、カンパツと奇形ながら熟語化へ。また間一髪という形の国語表現へも。
イ)不容(いれず)…許さず。仮に「入れず」と転用されても、許されないという意味が不可欠。

2)「間息を容れず」(カンソクをイレず。)
「時之反側、閒不容息」(「淮南子-原道」)
気息(一息つくこと)を許す遑(いとま)もない。それほど事態は逼迫。
ア)間息…「カンにソクを~」とは格助詞「に」を挟まない。換言すれば「カンソク」という連語が育たない。
イ)不容(いれず)…許さず。仮に「入れず」と転用されても、許されないという意味が不可欠。

3)「間一髪」(カンイッパツ)
「閒不容髪」を国語化し、その時間的タイミングを強調した「間一髪」や「危機一髪」へと、更にはその短縮語の「間髪(カンパツ)」も生まれたものか。

「4)「間に髪を容れず」(カンにハツをイレず。)
「閒不容髪」(「剣法不動智神妙録」)
「間とハ物を二重合せて其際へハ髪筋も入れずと申す義にて候。隙間もなく候と申事にて候。」
ア)間髪…「カンにハツを~」と場所を表す格助詞「に」を挟んで読み、時間ではなく空間的な隔たりの無さに視点を移動させている。
イ)不容(いれず)…髪筋ほども空隙・余地を「入れず」(いれない)と明記。

5)「一髪千鈞を引く」(イッパツセンキンをヒく。)
其危如一髪引千鈞」(「韓愈-与孟尚書書」)
一筋の毛髪で千鈞の目方の物を引く。いつ切れるか分からない累卵・危殆のさま。
「閒不容髪」が、「間一髪」や「間髪」へと和語に転化するとともに、「時の間」的側面からなお「空の間」的側面へも拡大解釈され、さらには彼我を結ぶ唯一の命綱の微(かそ)けさの象徴にも転移が進みます。「ダモクレスの剣」のように。

そこで、大正期頃の大衆本には次のような表現を見ることができます。
「電光石火間髪を措かず」(望月紫峰「関東兄イ : 一府六県を荒したる捜査実談」大正2)
須臾も「間(ま)」をおかない。
「間髪(カンパツ)の危機─妖術比べ─」(ナン・ブレーヤー「鷹の追跡 : 探偵大活劇」大正9)
「危機間髪(カンパツ)を容れず」(三津木春影「幽霊岩」大正4)
「カンパツ」とルビ振りあり。

このように、既に100年近くまえから、「閒不容髪」の和語的略語として「間一髪」や、さらに「間髪(カンパツ)」という俗語的に省略表現が見られています。
また、本来の時間的「容れず」の方も、和語として空間的には「入れず」あるいは危殆の局面には「入らず」の意味になったり、時間的にも「措かず」などとも変化しています。

この様々な変異・変遷を承知した上で、自身はあえて原典に即しつつも、相手の用法にズレが見られても寛容に聞き流すのも一興ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

私の軽い質問に圧倒的な博識での回答をいただくことができ驚愕しているところです。

8384448さん、本当にありがとうございました。


>この様々な変異・変遷を承知した上で、自身はあえて原典に即しつつも、相手の用法にズレが見られても寛容に聞き流すのも一興ではないでしょうか。

本来、その立場に立つ資格というものもあるのでしょうが、そのフリをして過ごすこととします。



--
No1の回答のCC_Tさんへのお礼に、お名前を間違えて8384448さんと記してしまいました。
改めてCC-Tさんにもお礼申し上げつつ、御両名ともに対しての失礼ここにお詫び申し上げます。

お礼日時:2013/12/14 15:48

かんぱついれず、で読みます。


「かんはつ」の読み違い+「を」を抜かした言葉ですけど、「カンパツ入れず」はすでに人口に膾炙した言葉ですね。

参考URL:http://ncode.syosetu.com/n5696bh/
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この回答へのお礼

なるほど、ご紹介のサイトを拝見しました。

サイト作者の主張は、「辞書では誤りとしているのが大勢だが一部許容も見られる。個人的には許容している」とのことですね。また8384448さんご自身も許容しているとのお立場ですね。


わたくしも、自身の見分する範囲での実際の用法では「カンパツイレズ」が定着しつつあるかのように感じていたが辞書で誤りとされているが故の質問です。

その意味では「私と同じように感じている人がいる」とこが分かりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/14 14:57

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