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日本では年間、1000件ほどの殺人が起きているそうです。そして、その中で死刑になるのは 全体の1~2%に留まっております。一方、死刑を免れた殺人の中で 動機として非常に強烈で、割合の比率の高いものに 復讐殺人があります。
復讐殺人は通り魔的な殺人に比べても 非常に計画性が高く悪質で、殺害方法も 営利目的殺人に比べても残忍な傾向にあります。そこで、復讐を厳しく戒める必要があるのではないでしょうか? 例えば、娘がレイプされ、自殺して、父親が娘の仇を取ったとしても 日本人は安っぽい感情論が働いてしまいますが、そういうケースも心を鬼にして死刑にすべきではないでしょうか? 確かに父親が 娘をレイプした男に殺意を抱くのは 父親としてごく自然な感情です。でも、そう言った加害的な感情を 厳罰で抑え込まないと 一方がもう一方を完膚なきまで叩きのめすまで復讐合戦が続きかねません。これではヤクザの闘争と同じです。
そして、こうして個人による私刑を厳しく禁止するのが 法治国家だと思います。また、死刑の意義というのは 、遺族の無念を晴らすものではなく 情に流されず、殺人の中でもウェイトの高いケースの抑止に重点をおいて 殺人者の芽を少しでも摘み取り 治安維持をするのが第一だと思います。
ぼくは高卒で馬鹿ですが、有識者の皆様は いかがお考えですか?

A 回答 (1件)

”復讐殺人は通り魔的な殺人に比べても 非常に計画性が高く悪質で”


     ↑
計画的だろうというのはその通りですが、
悪質というのはどうでしょう。
悪質なモノも多いでしょうが、良質?
な場合もあると思います。
一概に悪質というのはどうでしょう。


”例えば、娘がレイプされ、自殺して、父親が娘の仇を取ったとしても”
     ↑
私も、色々と判例などを読んでいますが、
そんな事例は、聞いたことがありません。
ドラマや映画だけじゃないですか。
そもそも、普通の人間に人を殺す、なんて
ことは出来ません。


”そういうケースも心を鬼にして死刑にすべきではないでしょうか”
    ↑
レイプ犯も死刑、ということが前提ですね。
それなら考慮に値しますが、レイプが死刑になる
んだったら、あえて復讐殺人するような人が出ますかね。


”一方がもう一方を完膚なきまで叩きのめすまで復讐合戦が続きかねません。”
    ↑
それこそヤクザじゃあるまいし、現実にそんな
連鎖殺人が起こるとは思えません。


”死刑の意義というのは 、遺族の無念を晴らすものではなく 情に流されず、
殺人の中でもウェイトの高いケースの抑止に重点をおいて
殺人者の芽を少しでも摘み取り 治安維持をするのが第一だと思います。”
    ↑
感情は大切です。
人間は、感情によて創られているからです。
遺族の無念を晴らさないと、国民が法や
司法を信用しなくなりますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>計画的だろうというのはその通りですが、
悪質というのはどうでしょう。
入念な計画を何年も錬るというのは悪質性の一要因になりますね。

>私も、色々と判例などを読んでいますが、
そんな事例は、聞いたことがありません。
日本では殺人事件が1000件ほど起きていますが、そのうち、98~99%は死刑を免れ、しかも死刑は秘密裏に執行されます。それでは、抑止効果はほとんど期待できません。私が例に挙げたのは端的な例ですが、殺人の多くは 営利目的を除けば 相手に殺害を抱くほどの「憎悪」が引き金となり、しばしば性的な問題を含みます。

>レイプ犯も死刑、ということが前提ですね。
それなら考慮に値しますが、レイプが死刑になる
んだったら、あえて復讐殺人するような人が出ますかね。
レイプで死刑になるんだったら、強姦殺人が増えるのは 高卒で馬鹿のぼくでも容易に予測できます。それに、レイプは被害者が告訴すれば、セカンドレイプで余計に被害者の傷が深くなるので泣き寝入りする人も多いです。つまり、レイプ=死刑という公式ができてしまえば、被害者の父親が 司法を通さず 自分で加害者を死刑にすることが増えるのではないかと。

>それこそヤクザじゃあるまいし、現実にそんな
連鎖殺人が起こるとは思えません
ぼくも連鎖殺人はそんなに頻繁に何度も続かないと思います。でも、復讐殺人を死刑にすれば、殺人件数自体が減ると思います。死刑というのは、殺人を犯した人を抹殺するのが目的ではなく、殺人そのものを抑止する為の手段だと考えます。

>感情は大切です。
人間は、感情によて創られているからです。
hekiyuさんは前の質問では 冤罪死刑に対し「情緒的な日本国民です。あっという間に、死刑が廃止されてしまうでしょう。」と仰いました。矛盾していませんか?

>遺族の無念を晴らさないと、国民が法や
司法を信用しなくなりますよ。
そこなんですよ。レイプ犯も 娘の仇で父親に殺されば 今度はレイプ犯の身内が遺族になります。
その遺族の無念は晴らさなくともいいんでしょうか?
無念を晴らすというのは 間接的にでも相手に復讐することですよね。
例えば、恩返しだったら、恩返ししたい相手が亡くなった場合は その人の遺族に恩返ししたいと思うものです。でも、復讐心というのは 恩返しの気持ちよりも はるかに強烈で見境がなくなるものです。例えば、自分の身内を殺した犯人が逮捕され、その犯人が末期癌患者で 公判中に死亡した場合、
遺族としては 到底腹の虫が収まらないと思います。こういう場合、どうやって 遺族の無念を晴らしますか?遺族の中には 加害者の身内を代わりに殺したいと思う人が出てきても不思議ではありません。 これからの高齢化社会 そういうのが増えても不思議ではありません。
それに、国民が法や司法を信頼しなくなるのは 冤罪死刑が起きた場合ですね。死刑があることによって、冤罪死刑が表沙汰になった場合は 法や司法をの信頼は一気に撃墜すると思いますが、これは hekiyuさんも 十分すぎるほど認識されているはずです。それでは、特定秘密保護法が成立する見込みだし、冤罪も握りつぶすしかなくなるんですよ。高卒で馬鹿なぼくには 国民の知る権利が脅かされるのと 日本から死刑が亡くなることのどっちが 日本にとって不幸なのか分かりません。

お礼日時:2013/12/17 18:51

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