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トッププロの将棋には、タイトル戦のような長時間の持ち時間制とNHK杯のような早指し戦がありますが、持ち時間によって、指し手の精度はどのくらい変わるものでしょうか?
素人から見れば、30分の持ち時間でも、4時間の持ち時間でもまったく変わらないように思えるのですが・・・
例えば、A級のトッププロと四段に昇格したばかりのプロが持ち時間に差を付けて(30分と4時間とか)勝負をすれば、トッププロは勝てないものでしょうか?

つまらない質問で失礼いたしました。以前から疑問に思っていたので質問いたします。

A 回答 (2件)

早指し戦の場合は候補手の中から


一番無難な手や
経験値のある手を選びます。考える時間がないのですから

時間がある将棋でも、定跡の場合は時間をかけませんが
多数候補手のある場合に時間をかけそれらの手を掘り下げて読みを入れ最善手を選択します

従って早指しの手は必ずしも最善手とは限りませんが時間のある将棋の場合は最善手と考えた手を打ちます
ただその最善手が慣れている手とは限らないので
その後の展開に
おいて最善のつもりだったのが悪手ということはあります。

よって回答するなら最善手を探すのがプロの棋士だとすれば早指しより持ち時間の多い将棋の方が最善手を指しやすいと言えますが
それが結果的に
本当に最善だったかは終局まで
わからないかも
しれません
悪手や疑問手かもしれません

A級棋士と四段棋士が時間にハンデをつけて戦った場合、A級棋士の得意な展開ならA級棋士も互角以上に戦えますがA級棋士にとって定跡のない未知の領域に棋譜が進行したならA級棋士も苦戦必死だと思います

あくまでも私感だけど
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この回答へのお礼

とても分かりやすい説明ありがとうございます。
何となく納得できました。

お礼日時:2014/04/22 19:53

 将棋に詳しいわけではありませんが。



 かつて米長邦雄氏がラジオ番組で話をしておりましたが、段位にかかわらず飛び抜けた能力を持ちうる人と、そうでない人がいて、そうでない人のことを八段どまりというような意味で並み八というのだと言っておりました。

 飛び抜けた能力を持つ人は、相手の一手に対して自分の指し手が瞬時に思い浮かぶそうです。もっといえば自分の一手に対して相手の手がいくつか思い浮かび、それに対する自分の手が思い浮かんでいるということだそうです。それは数手先を読むということとは違うのだそうです。
 トッププロは読まないと言っておりました。読まなければならなくなったらたいてい負けだとも言っておりました。

 ということは持ち時間はあまり関係ないのではないでしょうか。
 最も以前テレビで加藤一二三氏が、アマチュア高段者10人相手の早差しで一人に負けていましたから、極端に持ち時間差があれば、わかりません。
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