プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私の娘が絵を描いており、出品料を支払っていくつかの展示をしてきました。
(娘は軽度の知的障害があるので私がマネジメントをしています)

HPも作っているのでそこを通じてや、あるいは既に行った展示をキュレーターの方がご覧になるかして
メールで出展の誘いが来たりします。

それらのほとんどは出品料を明記してあります。

ただ、昨日届いたものには、かなり威勢の良い内容(有名な場所で、海外展示ができる賞も用意されたりなど)ですが、かなり詳細に書かれているものの出品料が書かれておらず
「興味があれば、名前や電話番号を明記してメールで返信をしてもらえたら、電話で担当者が詳細を話し、話しがまとまれば用紙を送ります」という内容でした。

実は以前、同じように、料金明示がなく、ただ「●●展で拝見しました。すばらしいのでうちでやる展示にぜひ出品していただきたいです」というメールのみのお誘いがきて、当時はそれで電話番号を教えたメールを返信したところ、「通常1点1万円ですが、まとめて展示していただくとみごたえもあり、賞もとりやすいです。ほかに有能な作家さんが応募されていないので、あなたの作品が受賞する候補として有力です」といったことをいわれ、受賞候補ならば。。。と6点分を出しました。でも、受賞者はそのギャラリーに所属している画家の方になったといわれ、得るものがありませんでした。
そこはEMPギャラリーというところで、やっている展示も、あやしいものだと後から調べて感じました。

今回誘いがあったのはクオリアートというところですが、ここは、そういった、電話でいろいろとおいしいことを話して話術で乗せて、そのあとで額の出品料をふっかけてくるといった、悪質さを感じさせるやり方をするところなのでしょうか?
(いくら高くても、それだけの出品した価値のあるとこでいろいろななら良いのですが、一度いたい思いをしているのでとてもギャラリー不信というか、臆病になっています・・・)

この会社についてご存じのかた、あるいはかつて出品されたことがある方、教えていただければ幸いです。
また、どう思われるかのアドバイスでもおまちしております。


どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

A 回答 (5件)

私もEMPギャラリーとやりとりをしたことがあります。



大体同じようなやりとりで、一般投票で3位までが韓国、上海のアートフェア参加権を得るというアジア選考展というものに4万円払って参加しました。
最初の電話のやり取りが噛み合ないことだらけだったので、「あ、この人実際に私の作品を見てないな」という印象はすぐに受けたんですが、だまされたと思って出してみたんです。あと担当の鷲尾さんという女性が「もう締め切りはすぎているんですが、今なら特別に、7万円のところを4万円でご参加いただけます~!」と急にハイテンションなったのも印象的でした。

結局その選考展は50人中10位ぐらいだと言われ、でも評判が良く、韓国のギャラリーさんからも目をつけられたので、「今回は特別賞という形で韓国アートフェアにご参加いただけます。ただし郵送費だけご負担頂けますか」と言われました。

40cmx50cmが10万円、一番小さいA5サイズで5万強ときたので渋っていると、次の日「40cmx50cmで5万円でもいいと上司から許可がおりました。是非ご参加いただきたいんです」ときたので、このサイズでこの値段ならまあ妥当かなと思い、電話でオッケーしました。

すると直後にまた電話がかかってきて「実は3位の方が辞退されたのでくりあがりであなたが3位に入賞しました。したがって上海アートフェアに無料でご参加いただけます!!!」とありました。。。

正直海外に絵を持って行ってもらえるのは魅力ですし、実際EMPギャラリーは海外のアートフェアに何度か出展しているようです。ギャラリーで個展をひらいている方もおられます。でも、鷲尾さんとは直接あったことはないですし、毎回電話のやりとりで「あれ??」と思うような事があり信頼できなかったので、結局参加は辞退しました。

辞退するとなると案の定「それは無理です!」ときました。契約書にサインもしてないのに。。。
「どうして10位からいきなり3位になるんですか、おかしいでしょ?」というと「そ、それは、辞退する人が続いて、ポーンと繰り上がったんです。。。」と返してきました。。。
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No.3です。

お礼などありがとうございました。


>教えていただいたお話を考えれば
そうした専属作家を優遇するために、受賞賞金やアートフェアへの無料招待の費用を、普通作家から回収している。。。といえなくもないように感じました。

経営を考えたら、そういうこともありえると思います。
ですが、資金回収だけが目的ではなく、やはりそこそこ評価がされるであろう、という期待もあったからだと思います。
出来レース的に評価が決まっていた、と決めつけてしまうとあまり良くないかもしれません。
逆に言えば、当初は「特別賞」では海外出品の予定はなかったものの、作品が非常に良かったので、経費的にすべてを負担はできないけれど、作者も希望するのであれば、海外で紹介したい、という気持ちであったかもしれません。
そういった捉え方として考えることもできますが、こうした捉え方が切り替わるポイントは、やはりギャラリーとの信頼関係によるところと思います。


>実際にまわっている際に、「こういうところは避けたほうがいい」「こういうところなら、お世話になるといい」というポイントはございますか?
優良なギャラリーというのが、どの点にあるか、によって変わってくると思います。
ビジネスライクで作家や作品に対しては非常にドライな関係であるが、作品を選ぶ審美眼は確かで、経営的に安定しているギャラリーであれば、やや冷たい印象であっても、長く付き合っていくことを考えると良いかもしれません。
また、作家思いで非常に親身に接してくれるものの、経営が不安定で、数年後にはギャラリーを閉めてしまう…といったケースもあります。

一概に言い切れないですが、以下のような部分に気をつけると良いかもしれません。

・ギャラリーとしての格や規模より、オーナーの人柄
・ギャラリーとしてのビジネスの範囲
・販売の際の、作家:ギャラリーとの金額の配分

どんなに大きな規模のギャラリーであるか、知名度・評価が高いか、ということよりも、長く大事に作品を取り扱ってくれるギャラリーの方が良いです。大きく格のあるギャラリーの中で、4番手、5番手などの扱いを受けるより、知名度はそれほどではないが、ギャラリーにおける作家としての1番手・2番手といった「看板作家」として扱ってくれるところがいいですね。
これをすぐに見分けるポイントはないですが、例えば一度あるギャラリーで展示を行って、その後、来年の展示の話や他の展覧会への参加の話など、継続的な展示の話を持ちかけてくれる場合は、「売れる作家」といった評価や「推していきたい作家」といった姿勢があるからだと思います。こうした話を、ビジネスライクにしてくるのか、それとも親身に話してくれるのか、オーナーの人柄として付き合いやすい方を選べば良いと思います。

また、ギャラリーは、ギャラリー単独での作品販売だけではなかなか成立しません。出品料やギャラリーの貸し出し料などで経費をまかなっている場合もありますが、他に、 マンションやオフィスビル、飲食店などのインテリアとしての作品コーディネート(販売)など、ギャラリーの展示以外でも、作品を販売するノウハウ、ビジネスモデルを持っている場合は、経営としてわりと安定していると思います。
華々しい国際的な展覧会へ所属作家を参加させる、出品料を集めて大きな展覧会を実施している、といったのも悪くはないですが、地味でも、さまざまな販売ルートを持っているところの方が、ビジネスとしても優秀であるように思います。

後は、展示の際の作品販売金額の取り分でしょう。
作家7:ギャラリー3、といったように、作家の取り分が多い場合は、ある意味で作家思いかもしれませんが、場合によっては出品料や貸し出し料が発生しているから、といったこともあります。また、さほど売れる可能性がない、売れたらラッキー、というくらいの認識である場合も。
上記の割合での取り分で、出品料や貸し出し料もなく、展示をさせてもらえる場合なら悪くないでしょう。
5:5くらいだと、やはり作家側としては厳しい部分もあると思いますが、ギャラリーとしては「売れる(または売り込む)」という期待を作品に持っているからこそ、とも考えられます。


また、さまざまなギャラリーを回る際に、質問者さんの娘さんの作品と同様の雰囲気の作品の作家を扱っていることが多い(事前にギャラリーのwebサイトなどで調べてみては…?)ギャラリーであれば、興味を持ちやすい、とも思えます。
ただし、同じような雰囲気の作品はつくる作家は2人以上は取り扱わない、というギャラリーも多いので、娘さんの作品と同じような雰囲気の作品を扱っていない、というギャラリーを攻めてみるのもいいかもしれません。


>娘は軽度の知的障害があるので私がマネジメントをしています

障害を持っている方の作品を専門に扱っているギャラリーもあるので、そうしたギャラリーを中心にするのも良いですが、作品性が高ければ、障害の有無にかかわらず作品を取り扱うケースは多いです。なので、ギャラリーを回る際に、障害を持っていることは作家としての基礎資料にはなりますが、マネージメントとしては過敏にならない方がいいでしょう。
もちろん、もっとも重要なのは、障害を問題視したり、障害の有無によって作品の見方が変わる(差別的に見ていたり、逆に過剰に評価したりする)ようなギャラリーを避けるのが一番だと思います。
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2つほど、具体的なギャラリー名が挙げられていましたが、どちらも経営的にはそこそこ規模が大きいかもしれませんが、内容的には1.5~2流くらい。


知名度もそこそこあるが…ちょっとね、という感じ。
もっと小規模だけど、評価の高いギャラリーはいろいろあります。


ギャラリー側のマネージメントとしては、出品料が一律の場合は、交渉段階で提示されることが多いでしょう。
ですが、キュレーションなども入って、ある程度、出品候補作家にランク分けがされていたりすると、はじめは金額の提示がない場合もあります。
1~4の区分けによる呼称は適当ですが、例として
1.特選作家→ギャラリーがお金を払ってでも出品してほしい作家
2.准特選作家→出品料無料、可能な限り出品してほしい作家、ギャラリー的には「お得意さん」といった扱いの作家
3.推薦作家→出品料は1/3程度、売れるかどうか微妙だが、ギャラリーとしては「良い」と思っている作家、場合によっては今後も作品を取り扱っていきたい作家
4.普通作家→出品料は正規価格、売れるか微妙、ギャラリーとしては、上位ランクの作家の出品料を減額したぶんの資金回収が目的
…といった感じ。

ランクは事前に決められているが、打ち合わせや出品予定作品を通じて、上下に変動する場合もあります。
後からいきなり出品料を請求、ってなったら詐欺ですけど、ギャラリー側がどの程度の価値なのか判断しかねている状況は、よくあることでしょう。
とはいえ、すべてのギャラリーで共通したシステムがあるわけではないので、あくまでも一例。
中には、ギャラリー側が作品をすべて「買い取って」販売する、という作家思い(?)なギャラリーもあります。

作家のマネージメントとして、もちろん、さまざまある依頼に判断・対処するのもひとつですが、むしろそちらからギャラリーに売り込みに行き、小さくて知名度も低かったとしても、長い年月、作品を安定して発表できるような契約を結んでくれるギャラリーを探す、ってのも必要ですよ。


アート・ビジネスの根幹は、ハッタリと詐欺です。
ただ、そうだとしても、ハッタリを現実化する能力に優れたギャラリーもありますし、詐欺を詐欺と思わせずみんなを幸せな気分にさせる術に長けたギャラリーもあります。ある意味で、そういうギャラリーが「優良」ギャラリーです。
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この回答へのお礼

とても詳細な回答をありがとうございます。
今回のクオリアートについてのことだけでなく
ギャラリー全体の話として。料金の決め方なども教えていただき、とても参考になりました。

なるほど・・・とよくわかりました。

EMPギャラリーで一度「大賞の受賞候補ですし、受賞すれば無料で海外のアートフェアに出品できますので」といわれて6万あまりを払いましたが、結果を電話でしらされ「特別賞でした。でも特別賞であれば○万円払えば出品できますからどうですか?」といわれて、一度断ると、値引きでまたもちかけられた経験がありました。
そのとき「受賞候補だと言われたのですが、それでは実際に大賞を受賞したのはどなたなんですか?」と伺いましたら、そのギャラリーの専属作家の方のものだったようです。

ですので、教えていただいたお話を考えれば
そうした専属作家を優遇するために、受賞賞金やアートフェアへの無料招待の費用を、普通作家から回収している。。。といえなくもないように感じました。

もしよろしければ、優良なギャラリーのみわけ方ですが、とにかく一軒一軒まわるということで間違いないでしょうか?

関東在住ですが、関東にはギャラリーが相当数ありますし、すべてのギャラリーをまわるのは時間がかかると思いますが、実際にまわっている際に、「こういうところは避けたほうがいい」「こういうところなら、お世話になるといい」というポイントはございますか?教えていただければ幸いです。
今一度お返事をいただければうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

お礼日時:2014/04/30 09:13

最初にお金の話をしないのは普通です、それで断られたらそれで終わりですから詳しくは話しません。



何でもそうですが複数の話し合いを得てから契約をするものです。そこで出展料の話を進めます。

クオリアートさんは有名どころですから、詐欺とかではないでしょう。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございました。
以前にもいくつか出品のお誘いのメールをいただいたことがありますが
料金を表示してありましたので、今回が初めてのケースだったので
心配だった次第です。
クオリアートさんは有名どころなのですね。安心いたしました。
ただ、その後資料を送ってもらいましたら98000円でしたので
5万円以上だとやはり考えてしまいますね。。

お礼日時:2014/04/30 08:49

クオリアートは実在しますし、イベント等の内容に関しては、評判は良い方です。


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

ただし、金額は高めなので、電話時は確実に費用を確認してください。
http://tanamoto.blog.fc2.com/blog-entry-35.html
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この回答へのお礼

回答をありがとうございました!
クオリアートさん、評判はよいほうなのですね。
確かに、確認しましたら金額は高めでした。
じっくり考えてみたいと思います。

お礼日時:2014/04/30 08:57

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