これ何て呼びますか

ある画期的な薬が開発されました。

その薬は飲むことで人に「幸福感」を与える薬です。
いわゆる麻薬のような禁断症状や依存性(身体、精神含む)はまったくありません。
薬に対する抵抗力がついて、薬が効かなくなるなんてこともありません。
効きすぎて迷惑な行動をとったりすることもありません。、
さらにコストもゼロに等しくとても安価に製造できます。タダ同然です。
その効果はすばらしく、悲しみや怒り、恐怖や憎悪などのネガティブな気持ちをも消し去り、
幸福感を与えてくれます。

この薬はすぐに世界中に認められ、広まっていきましたが、
そんな中ある国の政府が、この薬を国民の幸せのために利用することを考えました。
薬を無償で国民に配布し、不幸を感じたときに服用するように勧めたのです。

この国の国民は幸せになれるでしょうか。
またこの国は繁栄の道をたどれるでしょうか。

A 回答 (20件中1~10件)

補足請求ありがとうございます。



>不安が和らぐことも幸福なことだと思いますが^^;
>幸福=快楽といった論調ですが、幸福はもっと幅広い意味を持つのでは?

不安を和らげるのが一次とすれば、それにより起きた幸福は二次ですよね。
それは、薬の力を借りたとしても己が作り出したものでしょう。
幸福感をダイレクトに、脳の反応として起こさせるものでは無い。

幸福は確かにもっと幅広い意味を持つと、私も思います。
薬でダイレクトに反応として起こさせる、強制的な幸福感が
そんなに幅広い意味を持つことができるのか?

薬の反応は反応であり、複雑な意味など持ちません。
複雑な意味は、人間が行動するからこそ付いてくるものでは無いでしょうか。

薬によって「これは親に深く愛された時の幸福感」だとか
「これは苦労して成功を手に入れた時の幸福感です」とか
そんな複雑な意味をもたせる薬を作ったらって事ですか?

もしそうであれば、あまりにも非現実的な妄想レベルだと思います。
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スイスの合法ドラッグがその薬かは知りませんが、スイスは幸福度ランキングで最上位クラスの国ですが、国民の多くは合法ドラッグを服用しています。

(最初は違法でしたが、違法ドラッグが蔓延しすぎてどうしようもなくなったので、政府が依存性や危険性の低い薬を開発し、合法化したようです)

スイスの幸福度の高さはこう言った事も左右しているかもしれませんが、その薬が本当に医学的に安全なら私は是だと思います。


何故、アルコールで幸福感を感じるのは是で、医学的に安全と証明された合法ドラッグの幸福感は非なのでしょう?アルコールの幸福感を認めるならば、合法ドラッグの幸福感も認めるべきだと思います。

オバマ大統領は、アルコールの危険性と大麻の危険性ではアルコールの方が高いと発言しましたが、統計的に見るとその通りです。(オバマ本人も子どもの頃は大麻を吸っていたと発言)合法ドラッグならなお更安全と言えるでしょう。


と、理性的に考えると薬もアルコールも、医学的に安全と判断されているレベルなら是と思っていますが、感情的には両方とも非です。


薬にしろ、アルコールにしろ、それを服用して幸福度を高めたとしてもまやかしに過ぎません。
とは言え、人間は人工(まやかし?)の幸福と自然の幸福の区別は付かないので(幸福は、あくまでも脳のホルモンの分泌によって感じているだけ。自然の分泌か外部の人工的な分泌かの判断は人間には付かない。と言う意味)、それはそれでよいかもしれません。
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根本的な違いに気がついてますか?



>ただし!この薬の「どんな不幸もごまかせる」という効果は素晴らしいものです。
>人間不幸のどん底のような気分になると、前を向いて歩く気力も失われます。
>前を向いて歩き出すきっかけを与えるためには最高の薬になるはずです。

>私自身うつ病を経験したことがあり、抗不安薬の効果に驚愕したことがあります。
>もちろん眠気やだるさなどの副作用があるのですが^^;
>この抗不安薬の究極形が幸せの薬であって、この経験が今回の問題の着想に繋がっています^^
>どんなに良い薬でも、使い方次第なのでしょう。

抗不安薬は、不安をやわらげるためにある。
あなたの提示したものは、安易な快楽を与えるもの。

不安をやわらげる事が出来れば、囚われが減り
落ち着いて前を見る可能性が出ることがある。

安易な快楽の薬は、苦痛を快楽とすり替える。
すり替えを行えば、通常乗り越えられるであろう
健常な心を持った人でさえ、薬に屈服し流されてしまうでしょう。

それを苦痛が強く心が弱った人に使うとしたら
流されて、二度と自分で対応できなくなるダメージが予測されます。

健常な人でも、知らずにすり替えをやって
心が崩れて行く人は大勢います。

薬で抗うこともできない状態に持ち込まれたら、人間はどうなると思いますか?
前を向いて歩き出すどころか、完全に潰されますよ。

快楽で人を操る集団は、今でも地球上にいます。
テロリストが、仲間を増やすために使われています。
安易な快楽は、簡単に人を操れるようになるのです。

人間をある程度分かってる人は、その違いが分かっているから
安易な幸福感に反発するのです。

使い方じゃ無く、幸福感の薬そのものが害悪なのです。
相手の人権や人格・人間としての尊厳を犯すものだからです。

麻薬は痛みをやわらげる効果があるので、使い道もありますが
幸福感だけ得られるのは、麻薬よりたちが悪いと言えましょう。

この回答への補足

不安が和らぐことも幸福なことだと思いますが^^;
幸福=快楽といった論調ですが、幸福はもっと幅広い意味を持つのでは?

補足日時:2014/05/10 23:14
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ウソ臭いです。

この回答への補足

しばらく見ないうちにこんなに回答が( ゜д゜ )
どうもありがとうございます^^

自分の考えでは、この幸せの薬はその場しのぎにはなるかもしれないけど、長期的には悪影響がでるだろうなというものでした。多くの反対派の方と同じかもしれませんね。

私の考えていた幸福は2種類あって、創造や生産や発展に伴う幸福と、それらに伴わない幸福です。
幸せの薬が与える幸福はもちろん後者ですね。

後者の幸福は一時的に気分を良くする以外の効果はないでしょう。
これは不幸の根本原因が解決するわけではありません。
不幸を「ごまかす」くらいの効果しかないと思います。

質問を国民の人生と国家の発展の2つに分けたのは、時間的なスケールが違うからです。
人ひとりの人生であれば、最後の死の苦痛までごまかしきれれば、一見幸せに人生を終えられるかもしれません。
しかし国家の発展となると、先人がごまかしてきた不幸の代償が積み上げられていきます。
仕事や学業の苦痛をごまかした者がいたら、産業、芸術などあらゆる分野が停滞しますし、孤独をごまかした者がいたら、その者は家族を得ず、子孫も繁栄しませんね。
結果国家は衰退するはずです。

先に言ったような、創造や生産や発展に伴う幸福こそ、あるべき幸福かと思います。
人はこの幸福を得るために、努力しているのですから。


ただし!この薬の「どんな不幸もごまかせる」という効果は素晴らしいものです。
人間不幸のどん底のような気分になると、前を向いて歩く気力も失われます。
前を向いて歩き出すきっかけを与えるためには最高の薬になるはずです。

私自身うつ病を経験したことがあり、抗不安薬の効果に驚愕したことがあります。
もちろん眠気やだるさなどの副作用があるのですが^^;
この抗不安薬の究極形が幸せの薬であって、この経験が今回の問題の着想に繋がっています^^
どんなに良い薬でも、使い方次第なのでしょう。

もう少しの間ベストアンサーは決めずにとっておきます。
いろいろな考えを読みたいので^^

補足日時:2014/05/09 20:15
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>人は幸福感だけで幸福になれんのか?



なります。幸福感と幸福はイコールだからです。

繁栄はどうかわかりませんが、幸せにはなれるでしょう。
だって幸せになる薬なんでしょう。定義から明らか。

ちなみに、幸福感というのも程度がありますよね。
もうこれ以上何も望むものがないという状態から、小さな幸せまで。
繁栄するかどうかはその辺によるんじゃないでしょうか。
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「幸せになれてるはずだけど、とても不満だ。

」という状態になるはずです

それは人間の本当の目標や目的が、発展や繁栄にあるわけではなく現代では実は「現状維持」にあるからです

現代では今の毎日の生活での死の可能性は限りなく低く、飢えの心配もありません、他にも昔では考えられないほどのミラクルピースの真っ只中にいます
ですので、現状維持が今の人間の本当の目的なのです

行動力が無くてどうしよう?などと自己啓発本などで解決法がたくさんでてるのもそれが原因です

皆実は心の一番奥底では、このままが良い、と思っている人が大多数なのです

本当にやりたいと思うか、やらざるを得なくなってれば、やってるはずです。大昔食料がなく危険な大海原を貧弱なカヌーや筏で漕ぎ出したように

なのでその薬を飲んでも現状維持により拍車がかかるだけだと私は考えるので

幸せなはずだけど、人間お得意のどんな現状でも少しは不満&周りと比較して不満などで、不満な気持ちは残る。という考えになりました


それだったら怪しい新興宗教に入って強制的に教義を守らされている人のほうが強い幸せを感じれているかもしれない、とさえ思いました

発展については自分をとてもクリエイティブに納得させるジャンル、の発展はとても凄そうですね

今と同じか
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私も、No.12の方とほぼ同じです。



が、そこまで考えて明確にしてあげてしまうと
本人の思考余地がなく、自分で自分に問うべき課題を
他者から指摘してまで受けてしまうと、個人的にはどうだろうかと疑問を持ちます。

この疑問は、常に自分に対してなんですけどね。
どのラインまで話しをするのがいいのか、いつも考えてしまいます。

他者に考えてもらい、自分に都合良さそうな物を選び
内容を鵜呑みにしてしまう思考依存が、より若者の思考力低下を
招いているようにも個人的には感じています。

一意見として考える材料ではなく、パターンで飲み込んでいるような。
本人は自分が思考して自分は頭が良いという大きな勘違いを生み出しているような・・・?

道を渡る時確認しましょうとか、検算は必ずやりましょうとか
あらゆる時に確認するということを学んでいるにもかかわらず
考えや意見も自分なりに調べて確認することを学んでないと言うか。

自分が考える材料にしてるか、選ぶだけの材料にしているかの
自己認識もないまま、思考が何かさえもしらぬまま社会に出る。


もう、どうせなら最後まで突っ込んでやれ意見でした(笑)
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NO4です。


お礼、感謝!!

NO12のrasenkaidanとほぼ同じ理由から。

この薬は、不安や悲しみの対症療法にしか過ぎず、その根本的な解決にならないのですよ。
悲しみや不安の原因は、依然、残ったままなんでございます。
そして、薬の効力が切れたら、また、その薬を飲む。

薬自体に依存性がなくても、
ネットやネトゲーのように、
その依存症に陥ることはあるのであった。
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思考実験でしょうけれど、科学的にはそれは


開発可能です。

化学物質で分子構造がドーパミンなどの
脳内快楽物質に酷似したものを投与すれば
重篤な副作用は避けられませんが、これが
電気的刺激によるもの、或いは特定の音や
光のパターンで脳内の快楽神経系を刺激し
興奮させるものであったなら、化学的な
代謝系を破壊することなしに快楽を人工的に
与えることが出来るでしょう。

そして、それは現実にいくらでも存在します。

ゲーム。アダルトビデオ。二次元アニメ。
フィギュア。映画。恋愛ドラマ。風俗店・・・

人によってはうっとりするものは様々で、

宝石。ファッション。ブランド物。化粧。
ダイエット商品。美食・・・

世の中を運営するものは、経済であり、
労働ですが、働くのは疲れることだし、
働かされるのは人生を失うような味気ない
不快感が付きまといます。

それらの現実から逃避出来るものが快楽。

或いは、広い言い方をすれば、現実から
逃避させるものも含めるならば、

就活や婚活、恋愛も旅行も何もかも、
快楽という報酬を得るために、それを贖う
(あがなう)代金を得ようと我慢して不満が
溢れる毎日に耐えて生きている。

さて。

これらの快楽物質や快楽システム、
つまり「商品」を大量に流通させることで
経済を活性化し、この「薬」を国民の幸せの
ために利用しまくって、現在の先進国は
成り立っている訳です。

で、ひきこもってゲーム漬けになってる
ネトゲ廃人は、シュプレヒコールを聞きながら
幸せでしょうか?

これらを「無償で」というのは、働きたくない、
金なんか持ってねーよ、という個人的退廃に
過ぎません。

世の中全体で考えれば、稼ぎに応じて
快楽の報酬が得られるシステムで、稼ぎも
ない大敗した人々には、代替品、つまり
偽物、まがい物をあてがってオナニーさせる
ことで自己解決させようとする。

ゲームもアニメも、それ自体は高度な技術と
優れた企画やデザインによって構築された
素晴らしいバーチャル世界を生み出す、
素晴らしい製品でしょう。

しかし、一旦これに首まで漬かるとどうなるか。

言うまでもありません。

ネトゲ廃人は幸せかもしれません。
汚い部屋の中でトイレに行く時間も惜しんで
ゲームに没頭し、ペットボトルに排尿してまで
ジョイスティックやマウスを手放さない。

無精ひげを生やし、ある者はニキビ面を何日も
洗わず、ブクブク太り、運動不足で内臓疾患を
引き起こし、それでも彼らはバーチャル世界で
国一番の誇り高き戦士である、という快楽に
酔っぱらっていられるのかも知れません。

それを幸せというならば、どうです?
随分と世の中幸せな人が増えたじゃありませんか。

繁栄・・・働かない中年になった息子や娘、
仕事がないからお金がない、お金がないから
老いた親の収入に頼る。当然恋人もいないから
結婚もしない出来ない、当然子供も出来ない。

そして。

当の本人も、老いていく。

画面を見ている限り自覚はないでしょうね。

栄える、繁栄する・・・繁栄って、なんだっけ?

さて。。

あなたが言うように、ある国家が流通する貨幣の
代わりに、このネット上の快楽を経済単位として
底辺層のお金がない人々に配布する政策を
取ったとします。

つまり、福祉ですよね。
炊き出しの代わりに二次元アニメやゲームの
コンテンツにアクセスできるアカウントやパスワードを
与えた、として。

不幸を感じたら、街角にある福祉施設で電脳にアクセスし、
快楽を手にして呆けて下さいね、と。
それが幸せだっちゅーんなら、ね。

繁栄どころか、あっちゅーまに滅びるでしょうね。世の中。

私は逆にあなたに伺いたいのです。

この設問は、働かないで遊んで暮らしたい、という
個人的な自堕落な欲求以上に何か意味を含んでいるのか、を。

それともう一つ。

快楽の、対価を要求しない無制限の配布というものが
苦難を乗り越え、新しい価値を創造し、或いは当たり前の
この世界の日常を飽くことなく額に汗して延々と回し続ける
モチベーションになりえるのだろうか、と。

快楽、は、それ自体が習慣性を持つのです。

そして、それを得るのに対価を稼がねばならないから、
渇望感を抱えて嫌なことも我慢してやる。
そのことで社会は幸せを維持しているのです。

嫌だな、やりたくないな、働くの嫌だな、面倒なことは嫌だな。

そういう気持ちこそが、実は社会を幸せに導き運用する
原動力になってるんですよ。

人を幸せにする薬は、自然に脳内で分泌されます。

ドーパミンだろうとアドレナリンだろうと。

全部最初から、あなたの脳内にも生成する組織が
入っていますよ。

ささ、苦労に向かって勇気を持ち、地道に頑張って
これから繁栄して下さいね。

子供は甘いものが好きですが、大人になれば
苦いビールや辛いワサビが好きになりますよ。

辛いことや嫌なことから逃げることしか考えられない
未熟者は、どこまでいっても幸せになどなれません。

夜が来ない星なら明るくて住みやすいだろう、なんて
寝言言う程にもバカバカしいことなんですから。
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幸福感が国民の危機意識を無くし、国が滅ぶまで何もせず、



国が滅んで薬の供給も出来なくなり、最終的には不幸になると思います。
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