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友人に勧められてよしながふみ先生の「きのう何食べた?」を読みました。

とっても面白かったのですが、何となく腑に落ちないところがあります。

というのは、主人公二人の金銭感覚です。
家賃は一人5万、食費もすごく切り詰めている。
時々高いアイスを買おうとするとそれだけでちょっとした問題になっています。

二人の職業は弁護士と美容師。
美容師は確かにさほど高給取りではないとは思いますが、弁護士のお給料も「シロさん」をあんな金銭感覚にさせるほどのものなのでしょうか…?
(スーパーでちょっと高いものを見ると買うのをためらったり…など)
老後のために貯金しているというエピソードは時々見られましたが、弁護士として働きながら切り詰めた生活をしていれば、既に億単位の貯金がありそうな気がしますし、どこか途中で散財してしまったとしても今現在も弁護士であれば月に10万ほどの出費は屁でもないような…
弁護士は年金も沢山出るのではないかと思いますし。
…が、これは素人感覚で、実際は弁護士はそれほど儲からなくて、貧乏なものなのでしょうか。

私はまだ作中の二人の年齢には遠いのですが、あの職業であの年齢になって、あそこまで切り詰めてもなお「お金がない」と言い続けなくてはいけないとなると、自分は一体どうなってしまうのか…何だかとても暗い気持ちになってしまいました。

私もそこまで読み込んだわけではないままでの質問なので、間違った解釈をしていたら申し訳ないですが、どなたかお詳しい方の見解をお伺いできればと思いました。

お時間のある方、よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

今時の弁護士はそんなに稼ぐことが出来ないそうです。


個人事務所を開くことが出来ないので、大手の弁護士事務所に入ってのサラリー生活だそうです。
大手でも仕事がそんなに無いので、過払い金とかで何とか自転車操業だとか・・・

弁護士でも月10万もの出費はかなりの痛手だそうですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

そうなのですか。
弁護士として働いていても自分を養うので精一杯くらいになってしまうとは…
何だか少し切ない気持ちになりました。

お礼日時:2014/08/30 14:43

法律事務所で修行中の弁護士なら、おつとめ人とそんなに変わらないでしょう。



去年のニュースで年収100万未満が2割、500万未満が4割。
これ、開業弁護士の年収です。
もちろん、法律事務所や、裁判関係者が退職後に独立して
ぽつぽつやってるような人も居るでしょうけど…
それでも若い人でも、資格を取ってもなかなか食えない人もいるのは確かです。

実力も営業力もアリ、仕事も取れる、選べるから有利な仕事が増え
ますます実績が上がる、って人も居るでしょうけど
その逆もあります。
有名な弁護士、大手や有名な法律事務所でもなければ極端な高収入ではないかも。
金になる仕事ばかり選ぶとも限りませんし。

ましてや、美容師も自分のファッションやヘアケア、勉強でお金もかかるでしょうし
どちらもいずれ独立開業したいと思っていれば
資金も結構いりますよね。

やはりちょっと高収入、ぐらいだと実家の資産やバックアップなどなければ
食べるには困らないけど、大きなことをしたいときにはお金は大変
ちょっとずつの贅沢をし始めて緩めると結構お金がかかる、のでは。

「アイスをちょっと高いの」買うのが当たり前になると
野菜も肉も、服も、洗剤も、家具も…となっていくのが人の常。
そういった「感覚を失わない」ことは大事だと思います。

美容室出すのにもよりよい立地や設備をとか思うと
お金はあればあるほどいいでしょう。

それに、弁護士でトラブルやお金で困ってる人をたくさん見てきてるからこそ
質素な感覚を失いたくないっていうのはあるのではないですか?

それなりに収入があるとしても将来の目的があるかも知れないし
共同生活をするなら、収入が低い方に合わせないといろいろ厳しくなってくるし
子供が居ない分将来設計をしっかりしなきゃ、と万全を期してるのかもしれません。
同性愛者が過ごしやすい老人ホームとか作るつもりかも知れませんが…

まあ理由はいくらでも思いつくのでそんなにおかしくはないでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

覚えているセリフは「老後が…」というようなものばかりだったので、読んでいる側としてはそれしか考えられませんでした。
でも、良い老人ホームに入ろうと思えば貯金はいくらあっても足りないかもしれませんね。

それにしても、弁護士で年収100万未満が2割も…というのは驚きです。
苦労して資格取ったのに…と思うと切ないです。

お礼日時:2014/08/30 14:54

シロさんの場合は、個人経営ではなく事務所で働いているのと、お金になる案件ではなく、お金はそこそこでも自分がいろいろな意味で無理しないでいいような仕事を選んでしていることと、あとは、倹約するのがシロさんの個人的な趣味でもあると思いますよ。



年老いた両親もいずれ面倒看るつもりだし、自分の老後も子供には期待できないわけですから自分ですべてするつもり、だからお金はなるべく貯めておきたい、そうするのが楽しくもあるし、ってことじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

確かに、倹約が楽しいみたいな描写はあったように記憶しています。
途中まではそれも楽しいかもと思っていたのですが、家賃の話が出てきた辺りであまりにも…と思ってしまいました。
(家賃5万って、新卒会社員の一人暮らしでも安いくらいなので…)
お金にならない案件とは言え、弁護士でそこまで…と思ったのですが、やはり現実はそういうことなのですね。

お礼日時:2014/08/30 14:47

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