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どうやって「差別」に直面すればいいですか 「留学生です」

みなさま、こんにちは。
私は中国人留学生です。
私子供の時から日本に憧れて、2年前からようやく日本に留学しに来ました。私は必死頑張って、今年の四月にある立派私立大学に入りました。
やっと受験地獄から抜けた、やっと楽しい日々が来ると思いきや、新しい深刻な悩みが出てきました。
日本の伝統的な文化が好きで、その中で特に剣道の魅力を感じて、学校の剣道部に飛び込みました。先生と先輩たちと一部の同期たちが、私に結構世話してくれるし、色々教えてくれます。剣道は思ったよりはるかにきついですが、頑張ってきた。そして、その経験したきつさを貴重なものとし、自分のプライドでもあります。
しかし時間の経つとともに、同期のある人からの差別感じてきました。普段私と話す時の口ぶりとか、話し方から感じれます。そして夏合宿の時、彼が私の前で「外人嫌い」「韓国人や中国人が臭い」って私が聞こえるようにもう一人の同期と話してた。そして、彼が私にも何度も「なんで中国人が尖閣諸島を自分のものにするの」って責めました。
私尖閣諸島より、同期を大事にしたかった、本当に。
これらの件が頭の中に残って、稽古する時も心が安定しない。道場にいる限りストレスがたまってきます。私小さいことを気にするタイプじゃありませんが、彼からの差別がショックでした。仲間であるはずなのにって
その後、あの人に陰で笑われたりする感じで(実はないかも)、ようやく我慢できなくなって、剣道部やめてしまいました。
実は彼以外の同期との関係が悪くないですが、親しくない、溶け込めないっていう感じです。最初の時わたしは色々努力しました。例えば同期の男のみんなを二万円の料理をおごったり、ライングループの雑談に参加したりしました。でもやっぱり何かがうまくいけなくて、彼達のライングループでの会話全然わからないし、日常のユーモアも違います。わたしは今まで一度も同期にカラオケとか飲み会とかに誘われたことがありません。それによって、どんどん関係が薄くなってきました。


実は他のところででも差別をよく感じます。いちいち思い出せないが、例えば何にかのコミュニティーディスカッショングループに入ったら、自己紹介したら「中国人嫌い」「国へ帰れ」って言われます。
差別を受けるたびに 実に傷つきます。確かにわたしは礼儀とかいろいろ知らないところがあって、まだ足りません。そこについて自分も悪いとおもってます。でも中国人でも犬を食べる人間嫌い、共産党嫌い、わたしたち同じ人間です。ですから差別を受け止める事が出来ません。

環境を変えるのがさすがに不可能だろう。では教えてください、差別にどう直面すべきですか?
後、剣道部をやめてサークルとかに参加するつもりですから、みんなと親しくなれるこつを教えてください!
あと一つですが、差別を表す日本人はごくの一部だと考えます、でも表さずに心の中で「中国人が嫌い」って思う人が、どれほどの割合ですか。教えてお願いします

長々すみません。
ありがとうございます

A 回答 (13件中1~10件)

私は国と個人は切り離して考えるべきだと思います。


例えば、北米では日本に原爆を投下した事を戦争を早く終わらせるための『正しい』悪だったと教育します。一日本人としては違和感を覚えますが、だからと言ってアメリカ人全員が悪いとは私は考えませんし、歴史解釈は国により違いますし、当然政治観も違いますが、それは普通の事です。日本は島国ですし、単一民族の国であるため、そういった理解力は低い人が残念ながら多いです...とは言ってもせっかく日本が好きで住んでいる人にわざわざ国に帰れと言うなんて、そんな人達と私なら友人付き合いをしたいと思いません。その人達は逆に自分が日本人だからと差別されたらどうかと全く考えていないですよね。もし他に留学生がいるのであればまず彼らと仲良くなって、彼らと仲がいい日本人と付き合うようにしてみては?
帰国子女や国際交流を好む日本人は一般の人よりオープンな人が多いので付き合いやすいと思いますよ。
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こんにちは。


残念ながら中国人について良く思っていない人は結構いると思います。
理由
政治的理由
中国政府による反日教育で中国人のほとんどは反日になっています。あなたには反日感情はないのですか?
また、あなたに反日感情がなくても大半の中国人は反日だし、日本人は中国人は反日だと思っています。

今回の尖閣諸島の問題を見ても、中国人=怖いというイメージを持っている人は多いと思います。

公共のマナーが悪い
観光客でも、中国人はマナーが悪いなと感じました。
少し前に台湾に旅行に行ったのですが、胡弓博物館では、日本人は並んで、順番に見ているのに対し、本土の中国人は順番を無視して我先にいく人ばかりでした。
それに写真撮影禁止の所でも平気で写真を撮っているし、凄く不快でしたね。

衛生観念について
これは中国人に限らず、外国人全体にいえるのですが、日本人はほぼ毎日湯船の風呂に入って身体を洗って清潔にしていますが、外国人は風呂に入らない人も多い。日本人は体臭について敏感です。

なので
1政治的な問題は話しない。
2日本人としてのマナーを守る。
3毎日風呂に入って清潔にする。

日本で生きていくためには以上のことが必要になります。
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全ての日本人が


震災でも秩序保つ日本人、「人に迷惑かけない」精神=中国報道
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=03 …
なわけではありません。
http://www.sankei.com/life/news/141220/lif141220 …
客殺到、大混乱で販売中止 飛び交う怒声、囲まれる駅員
こんな状況になる場合、なる人がいます。

中国にあるかもしれませんが、日本のことわざで 八方美人
というのがあります。
http://imimatome.com/kotobanoimi/kotoba22.html

貴方がこれから遭遇される全ての日本人に好かれる必要はありません。
自由と平等の国アメリカでおいても、今だに人種差別のニュースが流れていますよね。
中国ではいじめも差別もないということはないでしょう。

ご自身の邪心を払って、良い友達を見つける目を磨きましょう。

>あと一つですが、差別を表す日本人はごくの一部だと考えます、
>でも表さずに心の中で「中国人が嫌い」って思う人が、
>どれほどの割合ですか。教えてお願いします
愚問です。この様な事ばかり気にしていたら心を開ける友達は出来ませんよ。
貴方は、これからすべての日本人と会うつもりですか、
極一部の日本人としか接する機会はないわけです。(先生とかサークルの生徒同士とか)
これから先、貴方が本当に人徳のある日本の方と接し、成長されることを期待いたします。
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あなたは誠実で立派な人格をお持ちだと思います。


しかしながら、日本人というものをよく理解できていないようです。
私には、親しい在日韓国人やインド人、ベトナム人などの知人がいます。
そのために安易な民族差別をしません。
でも、ご存知のように中国の反日活動は凄いですね。
日本の首相と会ったときの胡錦濤国家主席と習近平国家主席の態度は酷いものです。
野田総理と会ったときの胡錦濤国家主席などかなり酷いです。野田総理をにらみつけていました。
これは日本人として許せることではありません。
そして尖閣問題や基本企業への反日キャンペーンもそうです。
そのように中国に対して憤慨している日本人はかなり多いのです。
80から90パーセントの日本人はそう思ってると思われます。
そのことを十分に理解して日本人と接しなければいけません。
「日本人みんなと親しくなれるこつを教えてください」
それは上記に挙げた問題をあなたがどう思っているかを最初に説明して、理解を得ることです。
そうでないと、あなたが胡錦濤国家主席や習近平国家主席と同じ考えだと誤解されます。
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今はほとんど中国嫌いの日本人は多数を占めるよ。

その事実を知ることが大切であり、それでも自分の信念を持ちましょう。私は歳よりとかに差別される「ゆとり世代」の人間です。(平成元年生まれから2000年生まれまでの子どもと思ってください。)だけども、面白いことにこの「ゆとり世代」が一番差別が薄いのは事実です。その代わりイジメが目立たつ。歴史的に日本の文化が目立って間もないです。悪い意味で目立つ人間は差別の名残はまだ多いです。言い方悪いですが、それも耐えて頑張らないと受け入れられない。そうすれば、周りの目線も変わります。
剣道は、上下関係の礼儀は軽い方です。取り合えず聞いたことは忘れず理解して、それを実践してきちんとこなせば良いでしょう。あとはどれだけ貴方が差別にも耐えれるかです。
私は21歳ですが「奇形児」なので青春時代までイジメと差別の連続でした。だけども剣道は私を見捨てはしませんでした。まぁ色々あってやめたけど、剣道は何歳でもできます。だから私は必ず剣道に復帰しますよ。
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剣道に限らず、日本の武道の審判は、反則をとりはしますが、「指導する」のが本来の仕事です。


相手が反則したときに審判が助けてくれるのを待っていてはいけない。
審判は、間違った道に進むのを制止し、正しい道に戻すために指導するわけであって、
相手のためにやっているのです。
反則にあった人を助けるために反則をとるのではありません。
あくまでも、相手を打ち負かす努力をしなければならないのは自分なのです。

では、武術の仲間とは何かといいますと、「試合をしてくれる人」ただ、それのみです。
路上で知らない人に剣道の技を試すことはできません。犯罪です。
剣道をしない人にも、それを頼むことはできません。お断りです。
剣道の稽古で身に着けたことを、互いにお願いし合い、試し合うことができるのは、剣道をやっている仲間のみなのです。剣道の仲間とは、ただ、それのみです。本来、それ以上のことを期待するものではない。

私は、質問者様の学校の剣道部の人の態度は、けしてほめられたものではないと思います。
同じ日本人として恥ずかしい限りです。
しかし、それを指導するのは質問者様の役割ではありません。
質問者様は、ただ、剣道でその人を負かすべく練習に励めば良かったのです。
もし、その人が質問者様に今は勝っているなら、真面目に、剣道で勝つ方法を考えて下さい。
どんどん次に稽古しなければならないことが出てくるはず。
「一矢報いる」という言葉があります。まずは、勝てなくとも、勝ちにつなげられる一手を本気で考えて、
練習してから試合に臨みましょう。
そして、その人を負かしたら、また、本気で試合を願い出たい人が出てくるはずです。、、
そして、、クラブの「剣道以外のことで勝とうとする」ような人間のことは忘れてしまうことでしょう。
道場で「剣道以外のことで勝とうとする」ような人は、剣道家としては、そこまででしょう。
でも、必死に修練し、試合したい相手に出会ううち、、
切磋琢磨する相手というものに出会います。
お互いに上達し続け、あきらめず、また、相手の成長と自分の成長を試し合いたいような相手に出会うでしょう。

正直、相手に、「「剣道以外のことで勝とうとするな」「怖いのか?逃げるな、恥ずかしい」」
と言いたい反面、
質問者様にも、「剣道が好きなら逃げないで」と言いたい。
本気強くなることだけ考えていれば、仲間は別の形でできるはず。
これが、同じ国の人同士なら、「あいつ、真面目にやらない」で終わってたはず。
質問者様ががんばって強くなることで、相手の態度も改めさせられたかもしれない。
どんなことも、「たとえ一人になってもこれを極めたい」という人が集まったチームは、
甘えたり足を引っ張り合ったりせず、一人では成し遂げられないことを成し遂げるもの。
はじめから「誰かと一緒ならやる」という覚悟で集まると、どんなスポーツでもロクなことになりません。

有名なピアニストにも、偉大なサッカー選手にも、ノーベル平和賞受賞者にも、野次を飛ばす人はあるもの。
無視できない存在になっていたのだと思います。

でも、それは、私の個人的な考えで、
道場が世襲制だったり、みんな稽古場の存続を資金的に援助してくれる人の言いなりだったり、
質問者様が剣道そのものに魅力をもてなくなったなら、さっさとやめるべきだと思います。
悪い人に心を奪われ、、自分を支えてくれた人もいたことが分からなくなり、
投げ出してしまう気持ちも分かります。そして、やめるのも勇気、やめるのも自分の選択だと思うからです。

私も、実は、帰国子女で苦労しました。
私はカナダから日本に帰りましたが、私のような帰国子女や、
日系人の方がなまった日本語を話すことを嫌う人もいます。

日本の中でも、帰国子女や留学生が多い環境を探してはいかがでしょうか。
私の両親はカナダで子育てに悩んでいる時に、日系人のコミュニティに癒されました。
でも、日本の日本人と、カナダの日系人は、全く別物です。
中国本土の人と、留学生もまた違うことと思います。
いろんな国出身の留学生や、留学海外生活経験を持つ帰国子女の方が、
質問者様を分かってくれるかもしれません。

私には、質問者様の、剣道の世界の分からなさが分かる気がします。
どの国にも、インターナショナルな環境というのはあるもの。
また、閉鎖的な環境というのもあるものです。


尖閣のことも、私は、むしろ、日本が努力を怠ってなめられたことが原因と思っています。
多分、日本の日本人はあまり言わないことなのだと思います。

私は、日本も中国も韓国も、切磋琢磨しながら成長してゆけると思っています。
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剣道部を辞めたのは残念ですね。


私も大学時代は剣道をやっていたので、剣道を通して学ぶことが沢山あることを知っています。

人間は異物を排除しがちです。
中国人だから今の日中関係からことさら差別を感じるのでしょうが、日本人だって差別される人はいます。
あなたの大学にも食堂でひとりぼっちで食事をしている学生は幾らでもいるはずです。
気休めにはならないでしょうが、日本人から差別される日本人のほうがよほど深刻ですよ。
あなたは漢民族ですか?だとしたらウイグル族や羌族のような少数民族に対する差別感はありませんか?

差別は気にしないことです。それしかありません。
どんな国、どんな社会でも差別はあります。というより差別をする人はいます。
日本人が中国人を差別する場合、ほとんどは国と個人を同一視しています。
私も中国は嫌いです。中国というより共産党と人民解放軍と日本観光に来る騒々しい一部の集団ですね。
ですが中国の歴史、特に春秋戦国時代や三国時代の歴史、文物は大好きです。
あなたの同級生もあなた個人を嫌っているのではなく、中国を代表する人物として中国への嫌悪感をぶつけているだけです。
それは視野が狭い態度ですし、大学生としてふさわしくない。

集団と個人を同一視するという点ではあなたも同じですよね。
中国への嫌悪感をあなたにぶつけたのは一部の人間です。
先生と先輩たちと一部の同期たちがあなたに親切な態度で接していたにもかかわらず、あなたは剣道部を辞めてしまった。
これって形は違うけれど、拒絶と言う意味ではあなたに嫌悪感を示した一部の人間と同じです。

大学生は立派な大人です。
厳しい意見を言うようですが、社会に存在する愚かな態度を笑って受け流す度量も必要ですよ。

あなたへの差別は単に中国共産党への嫌悪感をぶつけているにすぎません。
本来、あなたには関係ないことです。
気にすることではありません。

親しくなれるこつは、親しくしてくれる人と親しくすることだけです。
盲目的差別をする幼稚な人間と親しくなる必要はありません。
私の息子も大学生です。日本で最も中国人留学生が多い大学に通っています。
彼ら留学生と一緒にカラオケに行ったりするそうですよ。

最後の質問の答えですが、中国(政府や軍や一部観光客)を嫌っている日本人は大勢います。
少なくとも私の周りでは私も含めて10人中10人は嫌っています。
ですが、あなた個人を嫌っている人は日本中でおそらく一人もいないと思いますよ。
最初に述べたとおり、剣道部の同期もあなた個人ではなく総体としての中国への嫌悪感をたまたま目の前にいた中国代表のあなたにぶつけただけです。
とんだとばっちりですが、仕方ありません。
そういう人間もいる、というだけのことです。

まだ若いからそういう悪感情に耐えられないというのも判らないではありません。
が、社会に出ればそういう事態に何度も直面します。たとえ中国であってもです。
それにどう折り合いをつけるかはあなたの度量次第です。
早く大人になったものの勝ちですよ。

出来れば恥を忍んで剣道部に戻ることです。
差別は残っているでしょうし、以前はあなたに優しくした人も冷たい態度になるかもしれません。
それでもあなたは人として正しいと思う態度を貫くことです。
必ずあなたに共感する人は現れますから。

ただし、日本では「何万円おごった」とかいうのは人を馬鹿にした態度とみなされますよ。
もしあなたが周りに「おごった」ことを宣伝したとすれば、これは嫌われても仕方ありません。
その場合、この話は中国人差別問題ではなく、あなた個人の問題となります。
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日本の『考え方』の文化として、『相手を思いやる』という思考パターンがあります。



例えば、質問でも「直接的な聞き方」ではなく、「やや回りくどい聞き方(海外の方はこれが非常に面倒で出来ない)」をする。
つまり、聞くときは「指摘」するのではなく、相手に「気付かせる」のが、日本流なんです。


あと、「臭い」という表現がありましたが、お風呂の回数を増やしたり、体の臭気に気配りが必要かと思われます。
特に日本以外の国では、お湯に浸かる(浴槽に大量のお湯を貯めて、そこに体を入れる)行為が無い分、独特の臭気を放ちます。
現実にシャワーだけでは、体の臭気は抜けきらないので、お湯に浸かり、体の隅々まで洗うことをお勧めします。
ポイントは、脇、首、髪の毛、ひじやひざの関節裏側と、股間、こういう肌と肌が触れ合う部分は、臭気の原因を作ります。


あと、注意していただく点として、過去の戦争責任がどうのこうの・・・という現代人に無関係な話はタブーです。
現代人にとっては、いわれのないことであり、自分が生まれる前の事を言われても、誰も何もできませんので、個人には、この手の質問は絶対に止めることです。


あと、「差別」ですが、中国の国策が、あなた個人にそのような不快な人生を強要している事になります。
なので、ウエイボーなんかで、中国の国策で、被害を受けているという事実を発信すれば、国家主席も何か考えてくれるのではないでしょうか。
相手を非難することは、非常に簡単です。
でも、仲良くすることが非常にむづかしく、デリケートな話です。
そして、あなた自身、ウェイボーなどで発信する際、日本の良いところや精神的に強くなったなど、自分の言葉で語ってください。
それの延々たる繰り返しが、国家間の問題を少しづつ崩してくれます。
また、他に中国人の知り合いがいたなら、その人たちとも協力し合うのも、ウエポンとしての効力を発揮すると思います。
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本屋さんに行くと「中国や韓国は悪い国だ」「中国人や韓国人は悪い人間だ」と主張する本をたくさん見ることができます。


ネットでもそういうことを書いている人はたくさんいるでしょう(私はそういうものは読まないのでわかりませんが)。
明治以降、日本が近代化していく過程で、中国人や朝鮮人を自分たちより一段下の人間だと感じる人が増えてきました。
そういう感覚は戦後も日本人の心の中に根強く残っているのです。
特にここ数年、そういう感情がいろいろなかたちで表に出てきているように思われます。
例えば、韓国で客船が転覆、沈没し、多くの韓国人が死んだ事故がありましたね。あの事故に関してもネットでは「ざまあみろ」という意見が非常に多くあったそうです。
とても残念なことですが、私の個人的な感覚では、日本人の8割くらいは中国人や韓国人に対して何らかの差別的な気持ちを持っていると思います。

また、日本人というのは、「みんなと同じ」ということをとても大切に考えます。
集団の誰もが同じような感覚、同じような考えを持っていることを大切にし、異なる感覚や異なる考えを持っていることをいやがります。みんなが同じような感覚、同じような考えを持っていることを前提にしているので、異なる感覚、異なる考えを持っている人がいると、なかなか仲良くなることができません。だから、外国の人と仲良くなるのが下手なのです。
あなたの周りの日本人も、あなたのことを「あの人なんかちょっと感覚が違うんだよね」「やっぱり外国人はつきあいにくいよね」と感じて、それであなたをカラオケや飲み会に誘わないのだと思います。
そういえば、かなり前にテレビで見たのですが、韓国から来た留学生が大学の寮で暮らし始めたところ、やがて日本人の学生たちとの間に溝ができてしまったのだそうです。それは、その韓国人が自分の意見をはっきり言ったせいでした。彼にしてみれば「自分の意見をはっきり言い、時には喧嘩になっても、お互いに相手の考えを分かり合うのが友達だ」ということだったのですが、日本人の学生にはそういう気持ちはあまりありません。だからその韓国人の学生は日本人の学生から見れば「人が傷つくようなことをずけずけ言う嫌な奴」ということになり、きらわれてしまったのです。
日本人は、みんなが同じ感覚、同じ考えでいることを前提としているので、異なる感覚、異なる考えを持っている人に対して、その異なる部分を認めながら仲良くなっていく、ということがなかなかできないのです。

というわけで、中国人や韓国人を心の中で見下している人がたくさんいる上、感覚や考えが異なる人と仲良くなるのが下手な日本で暮らすあなたには、つらいこともたくさんあるでしょう。
そういう日本人の心が急に変わるはずはないので、あなたとしてはそういう現実をしっかり認めた上で日本人とつきあっていくしかないと思います。

ただ、中国人のあなたと仲良くなろうと思う日本人だってきっといると思いますし、今はなんとなく中国人に対して悪い感情を持っている人でも、あなたとつきあうことで「中国人だって同じ人間だ」と思えるようになるかもしれません。
差別はどこにでもあるので、中国にだって「日本人はみんな悪いやつだ」と思っている人はいるでしょう。中国に留学してあなたと同じように苦しんでいる日本人だっているでしょう。
でも、そういう差別の多くは、お互いのことをよく知らないことから生まれているのだと思います。
だから、繰り返しになりますが、差別的な感情が多くの日本人の心の中にあることは認めた上で、諦めずに日本人と仲良くなる機会を作っていっていただければと思います。

仲良くなるこつについてはあまりアドバイスすることはできませんが、もし私があなたと友達になるとしたら、あなたが笑顔の多い人だといいなと思います。世界のどこでも笑顔は相手の警戒心を少なくします。特に日本では、言葉で考えを伝えるのが下手な分、笑顔で相手の気持ちを和ませようという気持ちが強いようです。お店の店員さんでも、笑顔でお客さんに接する人が日本には多いですよね。
まずは、スマイルを増やす、ということでどうでしょうか。あなたが笑顔でいればそれだけで周りの日本人も「あの人、感じのいい人だな」「近づきやすい人だな」と感じると思いますよ。

日本に来てくれたあなたが日本人のせいでいやな思いをしているのはとても残念ですが、日本人の中にもいい人はきっとたくさんいるはずなので、もう少しがんばってみて下さいね。
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日本には、「因果応報」「自業自得」など、仏教に由来するコトワザが多くあります。

また、”カルマ”とか”宿業”なんて言葉もあります。

まあ、自分がやった悪い行為の報いが自分に振りかかって、差別を受けるとか、仲間はずれ意にされるのは、まあ、仕方ないと納得できる部分があります。
でも、そいういう個人の言動にもとづく反作用だけではないのが、この世のルールなんです。

それは、”中国に生まれたゆえのカルマ、宿命””中国人であるがゆえに、自分はまったく悪いことをしていないのに差別される”っていう質問者さんのような事例ですね。
こういうのを、「国家が負う因果応報」「国民全体が背負うカルマ」というものです。

たとえば、ユダヤ人は、過去の長い間にわたり差別・迫害を受け続け、最後には、ナチス・ドイツにユダヤ人大量虐殺ということになりました。
第2次大戦当時に生まれていたユダヤ人たちには、イエス・キリストの死に対して、何の責任もないはずです。それでも、差別され、場合によっては殺されました。

同じように、日本人も、大東亜戦争が始まるまえ、移民歓迎のアメリカに移住して、がんばって働いていました。でも、イエローモンキーである日本人が勤勉でがんばっているのが白人には気に入らない。それで、米国は、日本人を差別する法律を作りましたし、対日貿易の大幅制限を行い、日本が米国に対して戦争を仕掛けるしか打開策がない状況に追い込みました。
そして、パールハーバの後、在米の日本人たちは、何の罪も犯してないけど、強制収用所送りになったものです。

ひとりの日本人と中国人っていうレベルでは、お互いに信頼しあうこともできるかもしれません。でも、「国家あっての個人」っていうのは、日本人も中国人も同じです。

中国には「国防総動員法」という法律が作られています。それは、中国政府の命令があれば、すべての中国人は、敵対国である”日本人”にたいして殺し合い・戦闘を挑まないといけないような法律ですよね?
そして、最近の中国は、日本列島を包囲するような海軍の軍事演習を行っています。
ちょっと前までの中国の軍事演習は、明確なターゲットの国を明らかにしていませんでしたが、最近では、はっきりと「日本侵略・占領」を想定した軍事演習になっています。

そうなれば、いくら中国人の質問者さんが「日本大好きな親日家!!」であろうとも、私たち日本人が中国人に対して、よい印象を持てず、差別行為をするのは仕方ないことでしょう。

「これは、中国人である自分のカルマ」と割り切って、日中戦争が始まるまでの期間、学生生活をできるだけ楽しまれればいいとおもいます。
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