プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

石灰硫黄合剤を冬の間に塗るとよいと書いてあるのを読んだのですが、北陸の冬は雨や雪で晴れる事はほとんどなく、とても薬剤の対応をできるような天候ではありません。
石灰硫黄合剤の塗布はお天気の良くなる3月後半から4月の初めになっても、問題はないでしょうか?
他に適切な薬剤等ありましたら、名前や散布時期等教えてください。

A 回答 (3件)

基本的な防除法は、春、芽吹く前、と言ってもサルスベリは芽出しが遅いので、梅の花が咲いた頃が目安かな、そのころに石灰硫黄合剤を7倍に希釈して散布するのが基本です。


その応用技として葉が落ちてから春先の根雪が消える前までに刷毛や筆で幹、枝に塗布する事をします。
今冬は遅くなってしまったので、今年は梅の開花の時期に散布しましょう。
散布は動力噴霧器でたっぷりとかけましょう。
硫黄合剤は臭いがきついので、お隣さんとの関係などで散布できなければ、7倍液を散布時期より少し前に塗布してもそれなりに効きます。

住宅街の家なら、石灰硫黄合剤はあきらめて、マシン油乳剤の散布かな。
マシン油乳剤を50倍に希釈して、動力噴霧器で散布する。こちらは、出来るだけ圧力を上げて、たっぷりと散布することで、効果が倍増します。
商品名として、機械油乳剤と書いてあるのは避けましょう。
マシン油乳剤、スケルサイド(マシン油の他に数種類の殺虫剤が混合されている物)、エチマシン、スプレーオイル、トモノール、トモノールS(発芽後散布する物)等がありますので、安全に散布できる物をお選び下さい。

木の大きさがそんなに大きくないなら、散布、塗布前に古い歯ブラシなどで幹をこすってカイガラムシを落としてからすれば、さらに効果的です。

春先の薬剤散布と併せて、発芽後に一月に一度くらいの間隔で、ジメートエート、ダイアジノン、ダイシストン、オルトラン等の粒剤を根本付近にたっぷりとまいておくことで、アブラムシ、カイガラムシ等が大発生しませんので、葉が黒くなったり、花が黒くて何時咲いたか判らない等と言うことが無くなります。
ただし、ペットを飼っているなら、粒剤の散布は駄目ですし、散布する農薬も残留効果の持続期間が長い物は避けた方が良いです。

隣近所のことを考えたら、石灰硫黄合剤で無くて、マシン油乳剤をお勧めします。
なお、どちらの薬剤もサルスベリには農薬登録なっていなかったと思いますので、自己責任でお願いします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
時期は梅の花が咲く頃なら大丈夫なのですね。大変参考になります。
隣家とは少し離れていますが、匂いがきついようなので、動力噴霧器ではなく塗布で対応したいと思います。粒剤の散布等も教えていただけたので、今年は是非試してみたいと思います。

お礼日時:2015/02/04 15:23

>他に適切な薬剤等ありましたら、名前や散布時期等教えてください。


質問者さんの百日紅が高くても三脚等を使えば噴霧できる高さでしたら、
サンヨール液剤ALが良いと思います。
使う時期は制限がありません。
一年に使える回数は8回以内です。
希釈しないでそのまま使ってください。
サンヨール液剤AL(420mlと850ml)
http://www.kenko.com/product/item/itm_6935062572 …

樹木類登録では
カルホス乳剤
http://www.greenjapan.co.jp/karuhos_n.htm

カイガラムシ幼虫でしたら
アプロードフロアブル
http://www.greenjapan.co.jp/applaud_f.htm
カルホス乳剤、アプロードフロアブル
希釈倍率1000倍(5Lの噴霧器でしたら5CC)
使用回数は一年に6回以内。

薬剤を使うときには、ドリフト(飛散)して
野菜や果樹にかからないようにして下さい。
農薬ドリフト防止で検索してください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
使用回数等も明記していただき参考になりました。
薬剤はドリフトするんですか・・・検索してみます。

お礼日時:2015/02/04 15:26

既にカイガラムシがくっついてるのかにもよるかもしれないですが、


基本的には引っ付いてしまってる枝についてはバッサリ切ってしまう人が多いようですね。
(百日紅の剪定の最適期は、落葉後)
太い幹から出ている枝はバッサリ切って、丸坊主状態にする方も多いようで…

木自体に傷等があるかに関わらず、「ひこばえ」が出やすい木なので、
出てきた芽を若いうちからかき取ると良いようです。

もし薬剤系を散布するならやはりひっつく前に…でしょうけども、天候的な問題が有るのでしたら、
ムシがわき始める前であれば春先でも問題はないかと。
(日本は縦に長いのでお住まいの地域によって、説明書き等とは多少時期のずれが出ても問題ないです)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
枝は落陽後にかなり大胆にカットし、削ぎ落せるカイガラムシは取り除きましたが、真っ白になるほど大量のカイガラムシだったので、目につきにくい高い所にはまだ残っていると思います。
暖かくなったら、なるべく早く薬剤対応したいと思いますが、時期的に芽がでないとか、花が咲かないといったことにならないかと心配です。

お礼日時:2015/01/30 18:51

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