それ、メッセージ花火でわざわざ伝えること?

現在採卵に向け準備をしてる状態ですが、生理中のE2の値が高く出てしまい3週期ほど見送ってる状態です。今回もD3でE2が200以上ありました。内診をしたら卵胞が残ってる状態でした。すべての周期にピル(フラノバール)を服用してるのですが、ピルを服用してるのにもかかわらず卵胞ができてしまうのはなぜでしょうか?D20くらいから点鼻薬を開始するんですがそれは何か影響するのでしょうか?点鼻薬を行わない周期はホルモン値は低かったので…

先生に聞いても、ピル飲んでも卵胞できてしまう人もいるということで、ホルモン値が落ち着くのを待つしかないようなことを言われて…
残卵胞がある場合、良い卵が育たず採卵を見送るのはしょうがないんでしょうがピルをずっと飲み続け時間だけが過ぎ前に進めない状態がとてもつらいです。

もし同じように生理中にE2が高い人がいらっしゃった方体験談など教えてください。そして採卵することができたのか教えてください。

A 回答 (1件)

文章を読む限り、不妊治療をされていますよね!



どの程度の期間、どの様な治療をされて来たのか判りませんが、卵巣過剰刺激症候群(OHSS:ovarian hyperstimulation syndrome)になっていませんか?

>今回もD3でE2が200以上ありました。

月経中から卵胞期ならばE2は、25~195pg/mLが標準的な値です。
30pg/mL以上であれば,卵巣が正常に機能していると判断されます。
これが排卵時期になると200~400pg/mLも分泌されるようになります。
生理中にも拘らずE2が200pg/mL以上もある時は排卵時期の値だという事です。

不妊治療では最初にクロミッドなどの排卵誘発剤を服用し排卵を促します。
しかし、それでも排卵が起きない場合に、hMG-hCG療法(ゴナドトロピン療法)と言われるホルモン注射が行われます。

hMG-hCG療法をすれば、排卵する確率は70%程度(90%という数字もあります。)、妊娠率は30%程度になると言われていおり、抜群の効果があります。
しかし、hMG-hCG療法にはとても重篤な副作用が付き纏います。
それが、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)です。

女性の卵巣は親指大ほど(3~4cm)の大きさですが、その中の卵(卵胞)が過剰に刺激されることによって、卵巣の中に水が溜まってしまい膨れ上がってしまうのです。
この状態をOHSS(卵巣過剰刺激症候群)と呼びます。

OHSSになるのは排卵誘発の際に、過剰に卵胞が刺激されることが1つの原因ですが、排卵誘発剤のクロミフェン療法で発症することは稀(クロミフェンは卵巣ではなく脳に働きかける薬です。)で、hMG-hCG療法(ゴナドトロピン)で発生しやすいことが周知されています。

hMG-hCG療法を行うとOHSSや多胎妊娠の発症頻度が高く、OHSSの発症率は10%程度、多胎妊娠が30%程度と言われています。
いったん重度のOHSSになってしまうと、2度と同じような治療が受けられなくなることがあります。

多児(双子など)が発生し易いということは、本来は排卵出来ない様な卵胞まで成長させてしまうという事です。
この卵胞は排卵せず、月経が起きても卵巣の中に残ったままになり、遺残卵胞(いざんらんぽう)と呼ばれています。

自然な状況では、卵胞は18mm~23mmぐらいの大きさまで成長すると排卵しますが、遺残卵胞は倍の大きさの4~5㎝にまで成長しても排卵しません。

点鼻薬と書かれていますが、HCG注射の代わりにGnRHアゴニストと呼ばれる点鼻薬を処方されているのです。
この点鼻薬は脳から卵巣に、卵の成長を促したり排卵を手助けをするホルモン「GnRH」と同じような働きをしますが、その効力は自然の状況の何倍にもなります。

通常のゴナドトロピン療法では、成熟した卵を排卵させるためにHCG注射を打つことになりますが、OHSSの発症率を高めてしまうので、HCG注射をせずGnRHアゴニストと呼ばれる点鼻薬に代えているのです。

血中LHが慢性的に高値を示すPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)などでは、自然にLHサージが起こるのを期待することが難しく、OHSSが心配されるケース(貴女の様にE2の高値)ではHCG注射が見送られ、その代用薬としてGnRHアゴニストと呼ばれる点鼻薬が使われるのです。

hMG-hCG療法やGnRHアゴニストは体外受精では、ほぼ100%実施されます。
その為に、貴女の身体(卵巣)の中には遺残卵胞が残り続けているのです。

遺残卵胞の中には僅かですが排卵をする卵胞もあるようですが、その中にいる卵子は明らかに質が悪い(染色体異常などの可能性が高い。)のです。
だから、先生はその卵胞を体外受精には使いたくないのです。

その為にピルを服用させ、何とか月経(消退出血)を起こさせ、ついでにデカくなり過ぎた卵胞も排卵させ!?(或は消失させ)、貴女の身体をリセットさせたのです。
残念ながら、遺残卵胞の出現は何周期にも渡って起きる場合もありますし、何ヶ月も消失しないことがあります。

焦る気持ちは判りますが、ここはジックリと腰を据えて治療に専念すべき時なのです。
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