アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

http://www.meiji.co.jp/gallery/cm/movie.php?id=m …

飲んだらちからがみなぎってきたの流れのCMですが、この手の流れは規制されてると聞いたことがあります。なのでリポビタンDなどでは危機の後に一息ついてから飲むの流れになってるとの事です。

このCMはいいのかな?

A 回答 (1件)

健康食品の広告などを制作した経験のある広告制作者です。


リポビタンDなどドリンク剤(=医薬部外品)の広告は旧薬事法の規制をもろに受け、表現に細かい規制が生じます。
また主な成分がタウリンやビタミン類など主栄養素=糖質・たんぱく質・脂肪に含まれないものなので、「肉体疲労時の栄養補給に」など認められた効果効能以外を表現することは激しく規制されます。

対してこの明治メイバランスは、ウェブサイトでも「栄養機能食品」「栄養補助食品」とも表示されていないようなので、単なる食品として売られているようです。
カロリー、たんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラルがバランスよく摂れるとはうたっているようですが、つまりただの食事なので摂ったら元気が出るのは当たり前(カロリーもほどほどあるし)、ということになるようです。
また元気が出ることの表現も、「力が燃えてきたー!」という意味のあいまいなセリフ、お年寄りがいきなり器械体操するという日常ではあまりあり得ない(摂取していきなり器械体操できるようになるわけないでしょ、という一般的な理解に立脚した)表現、さらに三浦氏が「大げさ」とわざわざ付け加えていることで、自ら大げさなあり得ない架空の表現であると表明しています。
だから法律(一般的に広告規制の根拠になる景表法などを含む)もクリアしている、ということでしょう。

ただし、法規制を完璧に逃れる表現かというと、疑問が残ります。
健康食品の広告では定番の逃げの一文、「※個人の感想です」が入っていません。
その一点がこのCMのツッコミどころと言えそうです。
もし「いいのかな?」とお考えなら、JAROに知らせてみてもいいかもしれません。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

osaji-hさん、たいへん解りやすいご回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/07/11 20:53

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!