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子供にバイオリンを習わせています。
1/4と1/16を使っています。
桐朋出身の先生に高価なバイオリン(50万とか。)の方が、音楽を作ることに集中できる(悪いバイオリンから頑張って大きくいい音を出そうとする苦労がいらない分)ので上達が早い、と言われましたが、実際のところどうなんでしょうか? 
全国規模のコンクールの上位入賞者のバイオリンはその程度の値段だ、とおっしゃっていましたが、これも実際どうなんでしょう? 仮に正しいとして、上手いから高価なバイオリンに見合うのか、それとも高価なバイオリンがあるから上手くなったのか、いずれがよりありそうでしょうか。

実際教えていらっしゃる先生方の実感を聞いてみたいです。
あるいは、バイオリンを変更して目に見えて変わった、などという経験をお持ちのご父兄様のご意見も伺いたいです。

宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

再びお邪魔します。


全体像を上手く捉えられており、質問の意図がハッキリと解りました。
また、現時点で与えて良いものか?の問にも素晴らしい認識をされてる(お水とノミのお話し)様です。
>本当に上達が早くなるのか?
の1点にてお答えしますと「確実に現時点での伸びしろは違う」という事が言えます。
音と云うのは、苦労して得る寄りも元々備わった機材を手に入れる方が有る領域への到達が早いのは確かです。
が、苦労した分、それに伴う技術は捨て難く、この苦労はず〜と後々に役に立ち、上級者域に入ってからの伸びしろが違います。(知らず知らずに基礎「音をちゃんと鳴らす、立てる、表情、表現など」がちゃんと出来てる)

また、ポテンシャルの有る楽器は「今までの苦労は何だったの?」ぐらいの衝撃が有る場合も有ります。(値段では有りません楽器自体の優良性「所謂アタリハズレ」)
特に弦もの(アコースティックのものは鳴らし方が違うだけですべて弦の響きと楽器の共鳴で音程を奏でています、ギター、ピアノ、バイオリン等)は生産地や使用木材の乾燥度合いで天地ほどの違いが有ります。
変な話、ズブの素人でも良い楽器は音が立ちますので「簡単なんだ」と勘違いし易いです。
逆に言うと、簡単に音が得られるので基礎がおろそかになる傾向が有ります。苦労する楽器だと音を伸ばそうとして知らず知らずにビブラートを掛けていたり、お子さんの例では無いですが、音を立てようとして弓を「ああでもない」「こうでもない」と探って音を立てますから、思わぬ発想が自然と出来る様になります。

将来を見据えると今すぐに与えるのは?と考えるのも分かります。
また、先生も上を見過ぎで今を見過ぎ(急ぎ過ぎ)なのかな?とも思いますが、やはり周りがそうしているとなると歩調は合わせないとコンクールには太刀打ち出来ないのかも知れませんね。
一般的な見地でもコンクールが視野に入る子は殆どが上位ランクの楽器にする様です。
http://www.violincantabile.com/select/violin01.h …
バイオリンはお子さんの成長に合わせて洋服を新調する様に、手に合わせて大きさを変えていく楽器なので、買い替えは頻繁に行いますから、その買い替え時に段々とランクを上げて行けば良いのではと思います。
「ライオンの例え」では無いですが、苦労を取っ払うのでは無く、段々と開放して挙げる策です。

よく、幼少の頃から練習練習また練習と膨大な時間を掛けないと一流と呼ばれる演奏者にはなれないと云いますが、結局、それは大人の都合でコンクールの優勝などの形が無いと高みに上れない現状が大きく作用している様に思います。
例え一般には無名で有っても、一流どころのオーケストラに所属したり、海外で活躍されてる方は沢山いらっしゃいますし、事務所に所属してアーティストのバック演奏やレコーディング、教室などで生計を立てていたり、様々です。
子供の吸収力は無限で練習量に比例してドンドン伸びますから基礎さえちゃんと備わっているなら、その上を目指せる環境を整えて挙げるのは親の勤めなので、楽器のポテンシャルを常に上げて置くこと(ノミの話)は伸び盛りの時には必要なのかも知れません。
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この回答へのお礼

う~ん ますます悩ましくなる感じですね……
思考がぐるぐる回ってしまっていますが……
買い替え時に段々とランクを上げて行けば、というのはいい意見ですね。
そのあたりも視野に入れつつ、もう少し考えてみます。

ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2015/09/22 02:18

ANo.2へのコメントについてです。



 お子さんの才能と指導者を信頼していらっしゃって、伸びるだけ伸ばしたいとのお考えである。質問なさってるから迷ってらっしゃるのかと思ったが、そうではないらしい。ならば話は簡単で「効き目がありそうなことで可能なことなら何でもする」以外に、後悔しない方法はないでしょ。
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この回答へのお礼

まったくその通りであります…。
そういわれてしまうと、どこに悩みどころがあるのかわからなくなるほどですが、
要は、専門家、あるいは経験者に背中を押してもらいたい、そんな感じです。

ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2015/09/22 02:11

100万以下は楽器にあらず、と言われるけれども、実のところ10万と100万の音の違いは大抵の人にはまず分からんでしょう。

一流プロ演奏家ですら、かのストラディバリかそのへんの楽器なのかをカーテン越しには聞き分けられない、という実験結果があります。(ただし、弾いている本人にだけは違いが分かる、ということらしいのですが。)

 バイオリンを習わせてそれでどうしたいのか、何のために習わせてるのか、って所をもうちょっと明確にしておいてはどうだろう、と思います。
 コンクール優勝者は毎年コンクールの数だけしか出ないのだし、プロ演奏家になれるのなんてほんの一握り。プロとは言っても所詮はただの芸人ですから、バイトでなんとか喰ってるのもいる。子供相手に芸を教えて糊口をしのいでるのもいる。それを承知で本気で目指すんでしたら、やたら高価な楽器(しかも、何年使える訳でもない分数サイズ)より、高価な指導者にお金を使う方がまだしもと思うけどなあ。
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この回答へのお礼

ストラディバリのその話、有名ですね。そして、「弾いている本人にだけは違いが分かる」というのがこの場合の重要ポイントと思います。
楽器は器、奏者は入っている水にたとえることができると思います。楽器は弾く人の実力以上のものを出してくれるわけではありませんが、実力が楽器と言う器を上回っている場合は、あまった水はこぼれてしまって無駄になる、ということです。
小さな箱に入れられたノミは低くしかジャンプできないようになり、大きな箱に入れられたノミは高くジャンプできる、というあの話と同義です。
もしバイオリンに同じことが当てはまるのであれば、高価な楽器でないと可能性をつぶしてしまうのではないかと不安になったわけです。
逆に、かわいい子には旅をさせよ的な論法で、悪い楽器でよい音を出そうと苦労することによって成長する、なんてこともありうるのかな、という迷いもあったりします。

うちの子供は、キッズで全国レベルではありますが、小学生以上では今のままでは微妙な感じという程度です。将来に関しては本人に任せようと思っています。ただ、こういう楽器は子供のころの修練が一生を決めてしまうことも多いので、今しっかりやっておきたいとも思っています。

バイオリンに掛かるお金はひとまず考えに入れないとして、“高価な楽器のが上達する(分数バイオリンの場合)”は真か偽か、それを知りたいと思っています。

御意見ありがとうございました。

お礼日時:2015/09/16 06:32

確かに一理あるとは思います。


ですが、どうも先生自身が指導に迷って居られる様な気もしてなりません。
バイオリンやチェロなどの音はその音色や表現方法がかなり重視される楽器ですから、先生の求める表現と生徒が出す音色や表現方法に違いが有った場合に、当然ながら指導する訳ですが、果たしてそれが、技術的な事で直るのか?楽器特有の音色なのか?が解らないのではと思います。
先生が歩んで来た音楽人生で今までは「こう指導したら直った」「ああしたら上手く表現できた」という事が出来ず、「最終的に楽器のせい」になっているのでは?と思います。
先生の求める音色や表現方法が、50万位上の楽器でしか出せずに有って、その先生にとって最低限指導に必要な要素なのかも知れませんね。
また、違う角度の目線からだと、お子さんの感性に可能性を見出して「勿体無い」とも思ってるのかも知れません。

確かに値段(弾き込まれた楽器等、一概に値段だけでは有りませんけど)に寄って「鳴り」が違うのは確かです。
また、それを得る事に寄って表現が簡単になったり、音も良いと思うので感性に大きく影響しますので、上達のスピードにも影響すると思います。
また、高い楽器は自覚に繋がり、やる気にさせる要素でも有りますね。

ですが、一般的な手習いとしてならコンクールの入賞や将来的にその道へ行かせたい場合を除いてはそこまで力を入れる事はしないと思います。
50万ともなる楽器となると一般家庭では家宝クラスですよね。
しかしながら、元々バイオリンの値段自体が高いので、50万円は初心者中級者クラスというのが一般的な見地の様です。
上級者となると数百万円が当たり前という世界みたいですね。
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この回答へのお礼

「最終的に楽器のせい」というくだり、ありそうだなと思いました。大きな音を出すことに一番苦労する子なので、レッスンの多くの時間がそれに割かれてしまう傾向があったりします。ピグマリウス・バンビーノを使っていますが、ちょっとこもった感じの音がする楽器特性ゆえ、ますますその傾向が強まっている感じもしますね。

最近先生はよくコンクールに顔を出していて、「どうやって指導したらあんな曲を(この年齢の子に)弾かせられるのか…」などとこぼしていますから、高価な楽器を、足りない要素のひとつ、という認識にしているのかもしれません。正確なところは知りませんが。

キッズ部門では、上の子は全国で賞の末席を頂きましたので、才能はあるようです。期待をかけられているのは確かなようなので、分数バイオリンとしては破格に高価と思われる50万レベル(分数で50万は普通ないだろうと自分は考えるのですが、そんなことはないんですかね、実は?)を使えば、少しでも伸びが良くなるというのであれば、中古で買って使い終わったら売ることも考慮しつつ、やってみようかと思うわけです。

本当に上達が早くなるのか? そこにすべてがかかっています。

御意見ありがとうございました。

お礼日時:2015/09/16 06:07

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