
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
検非違使ではないと言ったのは、
老婆が怖がって、逃げようとしたからです。
逃げられてしまっては、死体の髪を抜く理由を訊き出せなくなるからでしょう。
死体だらけ、荒れ放題の羅生門は、地獄絵図のようで、
魑魅魍魎、何が出てもおかしくない。
モラルも常識も通用しない場所でした。
仕事を失った下人は、明日からどうするといったことも考えられないくらい、
心が麻痺したような状態で、
老婆の言葉に、具体的に何を期待したわけでもないけれど、
何か、超現実的なもの、刺激を求めたのでしょう。
無意識のうちに、それによって、生きている実感をしたかったのかもしれませんね。
ところが、返ってきた答は、
「今のこの状況なら、そうだろうね」
「そうする人が出てもおかしくないよね」
という、羅生門では普通のことだったので、失望したのだと思います。
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