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若山牧水の「けふもまたこころの鉦をうち鳴らしうち鳴らしつつあくがれてゆく」の歌ですが、「心の鉦」とはどのような鉦なのでしょうか。「心臓が早鐘のように鳴る」という言葉がありますが、そのように「わくわくするような心」のことなのでしょうか。牧水は、また、どんな鉦を頭に描いて詠んだのでしょうか。

A 回答 (1件)

昔の人が旅をすることは現在と同じ観光とは別に修行のための旅もありました。

修行にはお遍路さんも含めていいと思います。お遍路さんは携帯用のちいさな鉦を打ち振り、ご詠歌を歌いながら寺から寺へと巡礼を続けました。

旅が好きだった牧水は、お遍路さんのように鉦も鳴らさずご詠歌もあげないけれど、心の内では同じような真摯な気持ちで旅をしていた(単に観光旅行ではなく)ということを表しています。牧水の旅は目的地に到着するためではなく、旅そのものが目的で彼が如何に人生に悩みを抱いていたかが分かります。
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