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声優志望です。
もし他にサイト等あればすみません。
自分で調べたところ見当たらなかったので質問させていだきます。
私は、声優になったら本名は隠したいと思っています。それで、よく声優がオーデションを受けた際の映像や画像がありますよね。もし声優さんになるなら絶対に将来ネット上に上がると思います。
それを避けたいのですが、事務所等のオーデション時から名前を隠して芸名等で受けることは可能ですか?
どんな場合でも契約の時に決めるものなのでしょうか。それとも、基本は契約の時に決めるのですか?
回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

田舎で細々と約27年ほどアニメーターをしています。


キャラ・メカ等各種デザイン・美術設定等・作画監督・原画・コンテ・演出・たまに監督なんかもやってます。
他のスタジオの仕事も山ほどやってますので フリーと勘違いされますが
東京の某大手スタジオの社員アニメーターです。

オーデションを受けた際の映像や画像が表に出る場合は興味が無いので見たことないですが
おそらく公開オーディションとか新人声優発掘とか大型の企画物のオーディションではないかと思います。
一般アニメのオーディションにはそもそもカメラは入らないです。
なので映像として出回りようがないです。
一般アニメのオーディションをカメラで映して流したら色々問題が起きそうですし。
思うのがAR時にはBDの特典としてAR時の様子を映す場合があるのでAR時の映像と勘違いしていませんか?

たまに監督やり始めて12,3年程ですがオーディションでカメラが入ったのは
上記にあげた様な感じの時に1回位あったかな?ですし。

質問者様の性別と年齢が分かりませんが
声優になるには現在は2世声優もしくは
仮に児童劇団に所属して事務所に移行、養成所から事務所にといった場合に
児童劇団や養成所に本名がバレてるのに事務所に隠す意味は?
直で事務所の新人オーディションを受けるにしても身元確認はあるはずなので芸名で受ける意味がないですし
芸名で受けたら印象が悪くなるだけでなんのメリットも無いと思いますが。

一般アニメ・ゲームの仕事をしたいと思っていると思いますが

今求められている新人声優は、女性声優を基準としてますが男性も似たような物ですがちょっと緩いかな。
とにかく若い、(声優の中で)それなりに可愛い、スタイルがいい
顔出しOK、歌・ダンスOK、トークOK、TV・ラジオ出演OK、出演作品のキャラのコスプレOK
AR時やTV・ラジオでのアドリブOK、イベント出演OK、グラビア、写真集、水着OK
ざっとあげるだけでもこれらの事は当たり前の様に事務所から要求され
一つでもNGがあれば、オーディションは受けれませんし事務所の所属も相当難しくなります。

オーディションの応募要項は最低でも顔出しOK、歌・ダンスOKは記載されていますので
どれか一つでもNGな場合オーディションは受けられません。
女性の場合は年齢制限がつく場合が多々あります。
例えば18歳以下とか16歳限定とか。
但し二世声優やギャラの発生する仕事、子役・戦隊ヒーロー(ピンクとか)に出演してた
劇(アニー等)に出演経験があれば話は大きく違ってきますが、部活の演劇部程度では相手にされません。
後、Twitterのフォロワーが応募要項の規定の人数より上という条件が加わる場合があります。
最近、人気声優でもTwitterを開設する人が多くなったのはこの為です。

顔出しOKは当たり前なので人気が出れば所属事務所のHPや
他もろもろネットに画像・映像はUPされるかと思いますが
人気が出なければ、そもそも相手にされないので画像・映像のUPは抑えられると思います。

事務所との契約は今は声優は掃いて捨てる程いるので
本名じゃなく芸名を使いたいという事位は聞いてくれそうですが
基本、事務所が圧倒的に有利な一方的な契約になる可能性が高いです。
契約時にグダグダいうなら別に質問者様で無くても良いので事務所の都合の良い人との契約が優先されます。
質問者様が余程凄いルックスを持っていて事務所的に儲かると判断されれば話は別です。

顔出しNGで芸名でネット等にUPされないとなると

一般的な教材や地方自治体のナレーション・駅・電車の各種案内・カーナビ・ETC等の電子機器の音声
ゆるきゃら等の着ぐるみの吹き替え辺りか
18禁のアダルトゲーム・アダルトアニメですが

アダルトゲームは声優が徐々に固定化されつつあり、一般アニメにはあまり求められない演技力が求められ
人気・実力のある声優さんが多数出演しているので食い込むのは難しくなってきています。

経歴を持たない新人声優の場合2,3か月あるいは半年以上仕事が全くないなんていうのはざらですので
仕事があるかもわかりませんし、あればラッキーです。
売れるかどうかも不明ですし、事務所にはおそらく預かりで入る形になるので1~3年で結果が残せなければ
クビの可能性が高いのでそんなに心配しなくても大丈夫です。

今の声優業界は需要と供給のバランスが崩れていて声優が供給過剰になっています。
おかしいと思いませんか役が違うだけで同じような顔ぶれだと。

オーディションですが全て公平に行われている訳ではありません。
8割以上の確率で出来レースのオーディションが多いです。
声優は勿論知っている人もいるでしょうが大半は知りません。
原作物なら原作者が主要な声優を全部決めてしまう場合がよくあります。
オリジナルだと製作委員会の意見が尊重されます。
声優を選ぶ権利というか順番は
原作者>製作委員会>アニメ制作スタジオ=監督>音響監督といった感じです。
原作者から声優の要請・要望があればそれにそった形で役が決まります。
アニメのメインスタッフが決まる前にメインの声優が先に全部決まってるなんてよくあります。
当然、ガチのオーディションもありますがやはり人気・実力のある声優が強く新人が食い込むのは難しいです。

音響監督が決めていると勘違いしている人が沢山いますが
それは、音響監督の演技指導が気に入ってるか気に入らないかで断る・受ける声優がいるからです。
音響監督はどうしても決まらない時のアドバイザー的な存在ですが
音響監督に嫌われると当然仕事は無くなります。

余計なお世話ですが

声優は非常に孤独な職業です。
アニメで名前のある役は1つしかありません。
それを多い時で300人~で争奪します。
最早、周り全員がライバルであり敵です。
養成所等で仲が良かった人と競う事もあるかもしれません。
なので役を取りたいなら心を許せる友達はまず出来ないですし
人気声優になれたとしても人気を長く続かせる方が大変です。
大半は短期で終わってしまいます。

専門学校や養成所は地方もいれると百を超えます。
声優になりたいと思っている人は年約30万人。
そのうち行動を起こすのが年に約8~10万人。
規模を問わず事務所に所属出来るのが約1000人以上。
そのうち数年後に生き残ってるのは5人程度。
人気声優になれるのが1,2人いれば良い方。

声優とは専門学校や養成所で育てて貰うのではなく
AR現場で音響監督や監督他偉い人に怒られ褒められながら場数踏んで育てて貰う物です。
現場を沢山経験する事で上手くなっていきコツを掴んでいきます。
専門学校や養成所で数年かけてやるようなアフレコごっこは
1回の本番ARの経験で全てを上回ります。

声優として仕事を貰える人と言うのは
天性の才能と天才・強運という3つの宝を持っていないとダメだと
監督業をたまにやり始めてからつくづく思います。

天性の才能と天才・強運という3つの宝を持っている人が努力をして
更にその3つの宝が同じ宝を持っている他人より勝っている人が声優として認められ仕事を貰えます。
ただ、これらの才能を持っていても主役を1,2本やっただけで消えていく声優は沢山います。

天性の才能と天才・強運を持った人を100とするなら凡人は5~6、努力して10位。
それだけの差があります。
又、天性の才能と天才・強運は生まれ持った物なので努力では決して手に入りません。
仕事が貰える声優とは頑張って歯を食いしばって挫折して努力してなる職業では無いのです。
声優で仕事が貰える人はなるべくしてなるのです。

正直な話凡人では仕事を貰える声優にはなれません。
声優の努力は全く報われません。100%生まれ持った才能で決まってしまいます。
才能を持った者同士が努力し競う場なので才能の無い者は努力してもその舞台にすら上がれません。
ですので、質問者様に先の述べた才能がなければ全く相手にされません。

以上、参考になれば幸いです。
見当違いな回答でしたら申し訳ありません。
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