
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
例えば100円のものがあったとして、それが将来値上がりすると市場参加者のすべての人が予想した場合、質問者が予想されるとおり、買いばかりで売りがいないため、取引は成立しません。
しかし、100円のものが1000円や2000円になると予想する人はほとんどいないでしょう。ある人は110円まで上がると考え、ある人は120円まで上がると考え、ある人はそれ以上に上がると考える。そうすると、買いたい人は100円で買うことはできませんが、110円であれば、売りたい人を見つけることができます。そのとき110円という価格での取引が成立することができ、市場では10円の値上がりとなるわけです。
もっとたくさん買いたいときは、120円で買いを入れれば、また次の売り手を見つけることができます。そうすれば、市場は20円値上がりしたとなります。
もうひとつあるのは、時間との関係です。将来値上がりするとしても、それが1年後のことなのか、1日後のことなのか、1時間後のことなのか、市場参加者は思惑が違います。1年後に上がると予想する人が大半だとしても、1時間後は下がると大半の人が予想するかも知れません。大局で見た場合と小さな局面で見た場合は、見方が違うのです。
1カ月後の値上がりを見越して買う人がいる半面、1時間後の値下がりを見越して売る人がいれば、取引は成立します。
ちなみに私は5分足で売り買いしています。1時間足で値上がり傾向が見られたとしても、5分後に下がると見れば、私は売ります。多分、1時間足で値上がりすると見込んでいる人が買ってくれているのでしょう。
質問いただいた方皆様、ありがとうございました。
一番わかりやすかったため、こちらをベストアンサーにさせてください。
(そもそも完全に無知の状態だったのでトンチンカンな質問になっているかもしれない件についてはすみません)
No.5
- 回答日時:
そもそも、前提としていえるのはどんなものでもデリバティブ商品が作れるわけでもありません。
例えば自分が勝手に通貨を作ったとして買いたい人がゼロだったらあなたのおっしゃるようにあっという間に無価値となってしまい成立しません。先物というか為替などのデリバティブ市場が成立する前提となるのは、何かしらの将来的な実需用があるからこそなわけで、それは何でもいいですがある程度の人が絶対に必要だと感じるものが必要になるのです。面白いものでいうなら仮想通貨なんかはほとんど投機と言われてますが買う人がいるのはほとんど使い道がない仮想通貨でもごく一部のメリットがあり、それを必要とする人がいるから安くなればそれをみこして買われるという循環が生まれるためと言えます。前置きが長くなりましたが、先物市場というのは為替と違って実際のモノを扱うことが多いです。日経225などの指標系先物はまたちょっと話がややこしくなりますので詳しく述べませんが、これに関しては実はかなり邪道という考えもあって、たとえば意外かはわかりませんが米国では指標系先物ってのは個人が取引することは禁止されてます。為替市場ってのは意外と米国よりもロンドンのほうが歴史が長く、取引量も多く、一方で米国のFRBなんかは案外その点保守的だったりもするのです。
で、先物自体の目的ですが例えばwikiでは以下のように書いてあります。
価格変動の影響を避けるリスクヘッジ
適正価格を定めるための商品価格の調整機能
価格変動を利用して利益を得るスペキュレーション
(受渡が可能な先物取引の場合)商品の調達先や販路の確保
このうち、特に重要なのがリスクヘッジと適正価格の形成ということになるでしょう。ただ、デリバティブ市場での先物取引というのは実際にモノを受け渡しをするわけではなく(例外を除く)期日までに取引を終えることを約束することが一般的です。
なぜ、先物が必要なのかというとそもそもあらゆる必需品においてできるだけ安く買いたい人とできるだけ高く売りたい人がいるわけで、そのなかで今いくらが最適なのかをきめるというのはもともと非常に困難なのです。だから、将来的な価格を市場に参加する皆に決めてもらおうとするのは経済のうまいやり方の一つです。そして、例えば自動車に乗る以上将来的に絶対原油は買わなければいけないんだから需要がある、でも大手運送会社や航空会社が商売してても原油価格が急に10倍になれば利益がふっとでしまう、そんなリスクを回避するために、あらかじめいくらというのをある程度の範囲でリスクヘッジとして買われたり、あるいは売られたりすることで自分たちの利益を確保する必要が出ます。こうした実需用をベースに、実際にはそれをレバレッジをかけて売り買いする投資家たちがおり、つまりは実需用で必要なのに安くなりすぎだと思えば買われるし、需要以上に高いと思えば売られるというものが市場が開いている間中行われることになります。
ただし、コモディティ先物と為替に比べて大きく違う点もあります。一つは例えばコモディティは期日が長いものほどそれを保管するコストが当然かかるとみなされるため通常長期のもであればあるほど将来価格が高めに設定されて期日が近づくほど割安になる傾向にあります。次に、先物もデリバティブ商品化されておりレバレッジをかけて取引されることが一般的ですが、為替というのは様々な思惑でレートが決まるので一日に数パーセント以上動くことはまれなのに対し、先物価格は場合によっては一年で数倍や数十倍変動することもありますのでハイボラリティです。情勢や経済動向によっても刻々と変化するものも多いです。また為替市場みたいに24時間取引できずないため、市場があいてるときに限ります。そういった性質を考えると、一般的には先物投資は長期保持には向かず、またデイトレードやせいぜいスイングトレードで判断することが多いといわれているため、初心者というかサラリーマンなどが副業としてやるには難しい部類になるのです。どちらかというと、相場を常に監視してるような専業者人向きと言われるのはそのためです。
いずれにせよ、証券会社や金融業界ってのは、あらゆるものを先物化したりして市場に金を流入させて、よく言えば冬眠資金を市場に還流させて経済を活発にさせているが、悪く言うなら彼らは手数料でほぼノーリスクで儲けようなんていう魂胆丸見えの仕組みです。昔からの、原油や金や小麦粉とかの先物以外にも最近はコーヒー豆とかもあるし、さらに冒頭でちょっと述べたインデックスなんかも先物化してレバレッジ取引させようとさえしてますしね。優良企業株なんかも最近は扱ってたりもしますし、まあそうなってくると意義というよりは単なる儲けの仕組みを創ってるような感も否めませんね。
No.4
- 回答日時:
市場参加者の大多数の予想通りにことが運ぶなら、
先物買った人も、売った人も、損得なし(手数料分だけ損)。
しかし、将来の商品の値段予想は、社会経済情勢の変動につれて、
時々刻々と変動します。
(市場参加者の予想できない事情で値段が変わる)
また、市場参加者の予想も大方の傾向しかでず、おのずと幅が出ます。
だから、まだ上がるのか、もう下がるのか、個々の市場参加者の予想で
利ざや稼げる余地がある(もちろん損する余地も同様にある)。
それで、まだ上がると考える人ともう下がると考える人がいるので、
市場が成り立つ。
No.2
- 回答日時:
>大多数は同じような変動を予想する
これが、途中までは合ってるが、その先からの考察が、そもそもの間違い。
将来、高くなると思って 買いたい人が出ます。
買う人が多ければ、値段は上がります・・・・
すると、過去に買ってた人は、こんだけ上がったから、十分儲かった。で、売りに回る。値段が均衡して 横ばいが続く。
いや、まだ上があるよ(あなたのいう多数)で買いが優勢。値段が上がる・・・・
一段上がったら、前に買ってた人が、儲かったから売りに回る・・・
値段が均衡する。
この値段が、まだ上がると思ってた多数の人の数値なら、そこで、天井。
上がりすぎたから、もう・・・と読むか?、まだ上がると読むか、
心理戦に入る。
これがパターン。
青空天井は無い。
No.1
- 回答日時:
上記サイトでいう「パターン1」の場合、
仮にお店側がパターン1の将来を予想していた場合に
お店はこの取引を受けるのでしょうか?
お店側に拒否されたらやはり「10万円以内で買いたい」という不安は拭えないと思いますが……
市場参加者の「価格が将来上がると思う人」と「下がると思う人」の割合が都合よく1:1になるとは思えないのですが……
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