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赤で丸してるところの違いを教えてください!

「楽譜教えてください!」の質問画像

A 回答 (1件)

数字の「1」は、どれも「1番奏者」の意味です。


最初の「1」の後のピリオドは序数の略を表しますが、
数字単独で「何番奏者」と指定するときは、
このように序数の形で「1.」「2.」「3.」… と書きます。

ほかの場所で1の後にピリオドが打っていないのは、
1のあとにさらに別の言葉が置かれているためです。
そこでピリオドを打つと、文法的に序数の意味が後続の言葉にかかってしまい、
「1番奏者」という意味ではなく「第1独奏者」のような意味になってしまうからです。

2カ所目の「1 only」というのは、「1番奏者のみ」という意味で、
実質的には最初の「1.」と同じことですが、
その小節の前に長い休止があるようなので、
その休止の前にあると考えられる何らかの指示との関連で、
誤ってユニゾンで吹いてしまわないように、
念のために「only」と注意してあるのだと思います。

3カ所目の「1 Solo」の「1」も「1番奏者」の意味ですが、
そのあとの「Solo」という言葉は、
アンサンブル全体の中で特定の楽器に主旋律などの重要なパートを与え、
独奏者として目立った役割をさせるときに、
「ここはあなたの独奏ですよ」と注意する意味で書く習慣があります。

4カ所目の「Bar.」はバリトンの略なので、
「1番奏者がバリトンに持ち替えて吹く」という意味です。
ここでも、もし「1」のあとにピリオドを打って序数にしてしまうと、
これがBaritonに直接かかって「第1バリトン」の意味になり、
バリトンが複数あるかのように聞こえてしまいます。

なお、こういう楽譜上の表記法は必ずしも統一されておらず、
国によって、出版社によって違うことがしばしばあるので、
ほかの曲の楽譜でも上と同じ法則になっているとは限りません。
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この回答へのお礼

助かりました

よくわかりました!!ありがとうございます!

お礼日時:2017/03/21 22:23

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