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倫理でキリスト教について習ったんですけど、キリスト教の教えって結構理解しにくいものじゃないですか?
例えば放蕩息子の話で、遊びほうけた下の息子の方を労うとか、ブドウ園の話で後から来た人に先に給料を払うとか、私の勝手にイメージしてた「アガペー」とは全然違いました。常識の順番をひっくり返すことで真に平等な愛が芽生える、言ってることはわからなくもないですが現実的にはそうもいかないですよね?上の兄はグレるし弟は調子にのるし、ブドウ園もサボリ放題で枯れてしまうと思います。
キリスト教の死後、ペテロが信者を集めるためにキリスト教を体系化したといいます。イエスの死は贖罪であり、隣人愛を持て。ここまではわかるんですが、やはり教えの内容があまりに現実的ではありません。宗教はわかりにくくなればなるほど廃れると習ったのに、キリスト教は例外だと思います。
ニーチェの言葉「神は死んだ」はあまりに有名ですが、逆に言えば彼が言うまで誰一人キリスト教を批判しなかったのが不思議でならないです。キリスト教は権力と結びついてきたと習いましたが、何か教祖や国家にとって都合のいい思想でもあったのでしょうか?
A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
イエス様は例え話によって多くの神の真理を伝えられました。
勿論みんなが信じた訳ではありませんでした。相当酷いバッシングを受けました。
実際、権力者、祭司長たちや律法学者たちは神の子イエス様を十字架に磔にして殺しました。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちをもつためである。」ヨハネの福音書3章16節
有名な御言葉なので引用させていただきました。
聖書の御言葉は神そのものであって、人間が何か別の目的で考えだした道具ではありません。
キリストの教えは神の教えであり永遠のいのちにつながっています。
放蕩息子の話は罪を悔い改めた息子が帰ってきたことを父が本当に喜んでいることを天の御国に例えて話されたんですね。ぶとう園の労働者の話もお金ではなく、少なく働いたひとも多く働いた人も同じように神に愛されているといっていると思います。神はいつでもどんな人も救われる事を願っておられます。なので神の思いは人の思いとは全く違うと思います。
No.6
- 回答日時:
おっしゃる通り、キリストの教えは、逆説に次ぐ逆説です。
救世主が罪びとのために罪人として処刑され、その後、復活し、この世にとどまらず、父の国に帰る。その時の言葉が、”私は天国に、お前たちの席をつくっておくから、私の教えを(ユダヤ人にとどまらず)全世界に広めなさい。全世界が神を信じるようになったら、私は帰ってくる。そして、すべて、神を信じる者は、神の国で暮らせるようになる。”
その言葉は、全世界への布教を励ますものでした。何しろ、世界中の人が全部キリスト教徒になるまで、神の国へは入れないのですから。逆に言えば、肌の色や目の色で、”お前はキリスト教徒にはなれない”という、差別がありません。
ローマ時代、中世ヨーロッパ、大航海時代、と、時代により、権力と結びつくこともありましたが、キリストの最期の言葉が、例えば、マザー・テレサがインドで布教をする、原動力になっているといえます。
No.5
- 回答日時:
宗教ってのは世の中の不条理を如何に説明してるかが大事な訳で
突き詰めると
「苦しくても正しく生きなさい。超越存在は貴方を見守っています」
に行きつきます
放蕩息子もブドウ園も、ヨブ記もその他色々も
「我慢しろ、神(キリスト)は見ているぞ」と言ってるだけです
今でこそ神話に近いですが当時は身近で良くある話だったのですよ
大衆、と云うのは難しく考えたら難しくなり、単純に考えたら
単純になります
「キリストは神に召された。なら私もキリストの様に生きて神に愛されたい」
って事です
No.4
- 回答日時:
ローマ帝政がクリスチャンを殺しても殺しても殺しても布教活動をやめない限りとどまらず、
クリスチャンが増大したから。
最大の理由は、イエス先生が弟子を愛したから。
次点はパウロという悪たれがイエス先生に出会うという奇跡があって悪の力が布教に貢献したから。
悪は条件で善にもなる。
甘えの質問文は頭がおかしいぞ。もうちっと、勉強しろ。
![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/common/profile/M/noimageicon_setting_10.png?8acaa2e)
No.3
- 回答日時:
最初にユダヤ教があり、そこから旧約聖書が生まれ、さらにそこからキリスト教新約聖書が、さらにそこからイスラム教のコーランが生まれました。
この流れはまさに批判そのものです。
No.2
- 回答日時:
キリスト教はなぜ広まったか
↑
まず、一神教で布教しやすい、ということがあります。
日本の神道のように、教義も経典もない多神教の宗教では
布教しにくいわけです。
歴史の偶然もあります。
ルターの宗教改革を契機に
プロテスタントの登場で信者を失ったカトリックは
国家と組んで、外国への布教をやり出しました。
これが、大航海時代です。
だから、欧米外の国のキリスト教はカトリックが
大部分です。
戦国時代に来日したイエズス会もカトリックでした。
カトリックは侵略の先兵になり、そのお陰で
キリスト教が世界に広がりました。
キリスト教は権力と結びついてきたと習いましたが、
何か教祖や国家にとって都合のいい思想でもあったのでしょうか?
↑
当初は反権力的ということで取り締まりを
受け、ライオンの餌にされましたが、信者が増えると、権力はこれを
利用しようと考えました。
王権神授説です。
王様はどんな権利があって俺たちを支配しているのだ。
王様は神から権利を授けられたのだ。
神様じゃ仕方が無い。
民主制も同じです。
どうして法に従わねばならぬのだ。
法は我々の代表が作った、つまり我々が自分で作った
と同じだ。
自分の作った法に従うのは当然だ。
江戸時代もそうでした。
将軍はなぜ威張っているのだ。
天皇から任命されたからだ。
天皇じゃ仕方が無い。
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