プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

高級コスメの広告モデル写真は、
何故、金髪の白人さんが多いのでしょうか?

「コスメのモデル」の質問画像

A 回答 (6件)

#5です。

お返事ありがとうございます。

>そのような白人至上主義や、日本人の白人コンプレックス
>に対して、どう思いますか?
>批判的(日本人のプライド無いんか!)ですか?
>それとも、
>肯定的(別にいいんじゃね~のそれで!)ですか?

今まであんまり深く考えたことはないんです…。
たとえばですよ、今世紀中国がうまく立ち回れば、2,3世紀後にはいま白人が占めている地位を中国人(と同じ人種)が占めるようになるかもしれません。
つまり300年後なら、私を見て八頭身のカーヴィボディな金髪碧眼の女性が「なんて素敵な胴長短足!」って憧れてくれたかもしれないのです。
なので、正直に言うと、生まれる世界を間違えたな!っていうのが一番思っていることで、そこで終わってしまうので、それ以上深く考えたりはあんまりしていないです。

なのでどう思うか書いてみますが、他人からは肯定的だと思われると思います。
でも自分としては条件つき否定的であり、場合によっては批判的態度を取ることもありますが、()内はかなり違います。

これ以降ものすごく無駄に長いので、お暇でなければ読まなくてもいいです…。

まず。
白人コンプレックスに「日本人としてのプライド無いんか」とは絶対に思いません。
理由は二つ。
一つめは、外国人も同じ感覚を持っているからです。日本人だけじゃないのに、日本人としてのプライド~という表現をされると的外れで視野が狭いと感じてしまいます。
論点ずらしているようで恐縮ですけど、大事な点です。

その時代に社会的地位が高く、より自由にふるまえるグループに憧れる。
このような感情は人間に普遍的なものです。
もちろん「人間の普遍的な心理」のすべてを無条件で肯定すべきではないことは明らかです。
ですが、普遍的な心理自体を否定するのは私は愚かで無意味な感情だと思っています。
人間なら持ちうる感情と認めたうえで次の話をすべきです。

もう一つの理由、かりに黄色人種が美や勢力の頂点に立っていたとしたら、日本人がどれだけ傲慢にふるまうだろうかという憂慮を持っているからです。おそらくひどく醜い態度を取るでしょう。そういう確信があります。
私にとって、そういうふるまいこそが最も「日本人としてのプライド」を傷つけます。なので、ある意味では私は日本人がそのように振舞えない立ち位置であることに安心感すら持って、受け入れているんだと思います。

私にとって大事なことは、「差別感情を持たず公正であろうとすること」とか「人間の清濁を知ったうえで、できる限り清廉・誠実を貫こうとすること」とか「豊かでほとばしるような知性で論理的に人を納得させられること」とかです。
そういう態度のほうが、「自分たちがてっぺんとってるんだぜウェーイ」って悦に入ることよりもはるかに上なんだと思います。
ひらたくいうと、「できるかぎり自分からは人を傷つけない、だけど絶対存在する攻撃的な相手に知恵で対抗し、できるかぎり直接的攻撃的手段以外で勝つこと」の優先順位が高い。
広告からすごい話がそれているようですが、根本にはこれがあります。

で、ここまで読んでくださった方は、じゃあ肯定派じゃないの?と、思っていらっしゃるのではないかと思います。
でも絶対的に違います。
白人コンプレックスを肯定するのは、あまりにも世界観が狭すぎるし、貧しすぎ、差別主義的すぎます。
肯定派のほうが上述の私の大事にしている価値観と相反するんです。否定派は感情的すぎるけれども、肯定派も腑抜けの差別主義です。
どちらも将来へ展開できる戦略が見えないという点で論外です。

それに欧米では最近、「白人ばかり起用するのは人種差別である」という厳しい目で見るように変化しています。
そういう世界的なコンセンサスの変化には敏感であるべきです。
なぜなら、そういう流れに鈍感だと自分が「人格を疑うような劣った人間性の持ち主」という地位に落ちるからっです。それって賢いふるまいじゃないです。
結局のところ、自分から立ち位置をむやみに下げたりとかバカだし、理不尽な扱いに甘んじるべきじゃないでしょう?
白人コンプレックスに肯定的になるというのは、コンプレックスに向き合っているようで、逃げているようにしか見えません。
上に書いたことは、理不尽な差別やヒエラルキーの下層に押し込められることを許容するなじゃないです。その逆です。
勇気と知恵と知性をもって、前提自体をひっくり返すことで理不尽に対抗しろ、が私の一番の価値観です。(ちょっと書いてて恥ずかしい)
白人を美しいと感じる、でいいじゃないですか?今そういうふうに育ったのを否定するのもおかしいです。
でもそれでもいいけど、白人コンプレックスからは脱却すべきだと強く思います。だから肯定派にはなれません。
さいわい、多文化共生とか、堂々と自信をもってふるまうことがもっとも美しいとか、そういう価値観を強く持っているのは向こうのほうです。
美の基準も、人類普遍のものがいくつかあるということを文化人類学者は言っています。不可能じゃないです。

短期間ではともかく、時間がたっぷりある時にはこのやり方が全員得をする方法なんだっていうのも、肯定派になれない理由のひとつです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

長いご回答、ありがとうございます。
「一つめは、外国人も同じ感覚を持っているからです」
って、日本を含むアジア地域以外でも
「白人コンプレックス」って、あるのでしょうか?

私は、日本人(他人)の欧米白人コンプレックスについては
「格好悪いな~~~こいつら!」と思います。
でも、実は・・・
私自身も超重症の白人コンプレックスなんです。
特にファッションモデル業界の白人至上主義は
理屈的には認めたくないけど、
感覚的には肯定しまくっちゃってます。

日本人として情けないです。。。

お礼日時:2017/06/11 10:18

広告を制作する側じゃないので推測になりますが…。


でも十数年前にコスメの広告についての記事を読んで以来、ご質問に少し重なる興味を持っています。
以前読んだ記事とは、グローバル展開する企業でも地域によって広告を使い分けたり、力を入れるカテゴリが違う、という内容でした。
たとえば香水、日本では香水の広告の割合がずっと低く、逆にうんと力をいれているのが中近東、でもその中近東では露出が厳しいので広告のほとんどは後から衣類を足すか、最初から違う画像を用意している、などです。

話がそれてすみません。

私が思うに理由は二つあると思います。
一つは、単に質問者さんが意識して見る「高級コスメブランドが欧米の企業だから、あるいはもともとは欧米発などが理由でユーザーにそういうイメージを持たせたい/持たれているから」ではないでしょうか。
手元の雑誌を見てみるとやはり、金髪の白人を使っている広告はゲランやジバンシィ、ランコム等ですよね。
いわゆる欧米の企業です。
それでも欧米向けとモデルがちがったりします。国によって使用するモデルは違うことがあります。
アメリカやイギリス向けだと知名度の高い40代の女優(金髪)を使ったりしますが、
アジア圏向けだと知名度は低いけれども若くて可愛い系の顔のブルネットのモデルと投入してきたりします。

日本の企業だと日本人、あるいは少なくとも日本人に見える同じアジア人のモデルを使う率のほうがずっと高いです。
もちろん白人を使っている場合もあります。10年ぐらい前のメナードの髪をなでつけた白人女性の広告写真、いまでも覚えています。ポーラもそこそこ多かったですよね。最近は日本人回帰していますが。
広告で白人モデルを使うことが多いと思う日本の化粧品ブランドの一例→https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A9%E3%8 …
が、ご覧のように栗色~ブルネットがほとんどですので、金髪率は外資系よりもさらに低いように思います。

ただし例外もあります。
明確にインポートというイメージを与えたいブランドの場合、金髪白人を使うことが多いように思います。
仰るジルスチュアートは良い例だと思います。
ジルスチュアートは実は現在は服飾も化粧品も日本の会社所有なんですよね。化粧品はコーセー傘下です。
(だから化粧品は日本、中国/香港、韓国、台湾でしか展開していない)
でももともとはアメリカ人デザイナーの作った世界観です。
好意的に表現すると、おそらくユーザーに世界観と統一したイメージを与えるため、
わかりやすい白人モデルを選んでいるのだと思います。

理由の二つ目は、これは化粧品に限らないですよね。
広告全般で金髪の白人は他の人種よりもよく起用されているじゃないですか。現在は少し下火になったぐらいで、一昔前のほうが率は高かったのではないでしょうか。
同じく十数年前、「戦後から現在において、美の基準が白人寄りに移行してきている、特に日本と韓国では顕著である」という内容の研究についての記事を読んだことを覚えています。
ものすごくあけすけに言ってしまうと、人種間でヒエラルキーというものがあって、金髪碧眼の白人はその最上位にいます。
いま一番勢いがあるってことです。
18世紀以降、白人中心の国が軍事・経済・影響力において地球で勢力がもっとも強い(まるで台風みたいな表現ですが)ということと無縁ではないでしょう。
原始的な感覚として金髪白人を見ると優位にいるパワーを感じる、があるんだと思います。
本人たちも明らかに意識してるでしょ。
海外でも、日本でも、白人女性が一番傲慢にふるまうもの。
(たとえばユースホステルみたいな多国籍で詰め込まれた場があるとして、そこで何かのリソース、コンセントとか、を自分たちの気が済むまで延々と使って非白人を顧みないのは高確率で先進国出身の白人女性。
図々しいことで定評のある国の人ですら譲り合って使おうとするときでも、金髪率が高いほど白人女性は自分たちが最優先だと信じて疑わない態度で占領していたりします。全員じゃないんだろうけど。初対面でも白人女性同士で結託して、非白人とはつるまない。こっちに笑顔で寄ってくるときは、こちらしか持ってないリソース目当て。
東京でも、たとえばカフェなんかで満席で困っている観光客に私がもう飲み終わったから席を譲りますよ、と言うとき、中国や韓国の人だとすごく恐縮した態度で精一杯の感謝を伝えようとしてくることがほとんど。
だけど、白人女性だと十中八九、顔も見ないで椅子を押さえて連れを呼ぶとか、「私に席を譲れる光栄を誇りに思いなさい」みたいな態度です。私、召使いだと思われてる?あなたのために席を温めておく係?白人でも男性だったら目を見てサンキューって言うのに。)

話がそれまくりました。
いやとにかく、そういう美意識とか美意識以外の感情的にも白人は広告に使われるようになって、そのために見る側にも「広告には金髪白人が定番」という意識が刷り込まれてそれでさらに使われるようになって…。
というのがあるのではないでしょうか。
少なくとも「日本向けには金髪の白人」というのを、作る側も意識して起用しているのは確かです。
たとえば、上に書いたような多国籍展開の化粧品会社。
公式サイトも複数の言語で用意されています。
で、その別の国向けを見ると、トップページはだいたい新商品の広告ですよね。
それを見ると、
「ヨーロッパやアメリカでは黒人やヒスパニックのモデルを起用しているが、
日本や韓国などは金髪白人、中国は中国人と白人が半々、インドはインドの女優」
といったような違いがある場合がけっこうあるんです。
少なくとも、黒人や非白人のモデルを使った宣伝は日本向けには白人か日本人モデルに差し替えられます。
黒人特有のちりちりヘアを化粧品広告で見た記憶、ないでしょう。
でも、アメリカやヨーロッパでも完全に黒人向け化粧品ブランドでない限り、モデルも完全黒人じゃなくて他人種との混血で明るい色の肌をしている人や、ストレートヘアのウィッグが当たり前だったりするので、向こうでも露出に関して日本人が感じているのと同じような感覚があるんだと思います。

ものすごーく長くなりました…すみません。

ついでに。
私はジルスチュアートを高級コスメとは感じませんが、それは私がジルスチュアートのターゲット年齢層である20代前半をだいぶ前に過ぎているからでしょう。
ジルスチュアートを高級コスメっておっしゃる感覚、わかりますよ。だってデパコスでプチプラじゃないですから。
30歳、40歳を過ぎても感動できる質の良さがあるコスメブランドだと思っています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳細なご回答、ありがとうございます。
返信は短くて恐縮ですが・・・
あなたは、そのような白人至上主義や、日本人の白人コンプレックス
に対して、どう思いますか?
批判的(日本人のプライド無いんか!)ですか?
それとも、
肯定的(別にいいんじゃね~のそれで!)ですか?

お礼日時:2017/06/09 10:06

宣伝効果が高いのと、白い肌や髪だと化粧品がとても映えるからだと思います。


逆に派手目のコスメ
【マックやボビーブラウンなど】は黒人や髪が暗めのほうが映えるので物によって広告のモデルを選んでいると思います
    • good
    • 0
この回答へのお礼

モデルが白人さんの方が宣伝効果が高いのでしょうか?

お礼日時:2017/06/09 00:03

検索したら3000円ちょっと。


ギャル向けじゃんよ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

失礼しました。。。

お礼日時:2017/06/08 23:58

これ高級?


ギャル向けにみえるが・・・
    • good
    • 0
この回答へのお礼

高級っぽいんですけど。。。

お礼日時:2017/06/08 23:57

高級コスメの広告モデル写真は、


金髪の白人さんが多いとは思えません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

どんなモデルさんが多いですか?

お礼日時:2017/06/08 23:56

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!