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(私は、クラッシクはまるで知りません。)
テレビのニュースで、小山 実稚恵さんを初めて知りました。
12年にわたった演奏会の作品集を、(多様な作品だそうですが)出版されるとのことです。
そのなかで、チャイコフスキーコンクールとショパンのそれに、入賞したことを聞きました。

Wikiから引用します。
<1982年 チャイコフスキー国際コンクール第3位(第1位該当なし)、1985年 ショパン国際ピアノコンクール第4位(第1位ブーニン、第2位ラフォレ、第3位ヤブヲンスキーで、女性では最高位)と、二大国際コンクールの両方に入賞した日本人で唯一のピアニスト。>

質問は、このチャイコフスキーコンクールとショパンのそれとは、かなり異なった能力を求められる、のですか? (たとえば、100m競走と400m競走のような違いがある、ものなのですか?)

A 回答 (1件)

課題曲は、下記のようですね。


これらからも、期待される能力がかなり異なることになりますね。

「チャイコフスキーコンクール」:総合的な「ピアニスト」としての能力、特にロシアの作品の解釈や演奏能力。
「ショパンコンクール」:ショパンの作品の解釈や演奏能力。

そのために、審査員もかなり違った顔ぶれ、経験、能力を持った人が担当するようです。


1.チャイコフスキーコンクール

<第1次予選> 40分~50分のソロリサイタル。
J.S.バッハ:平均律第1巻、第2巻より プレリュードとフーガ 1曲
古典派のソナタ 1曲
チャイコフスキーの作品 1曲ないし数曲
エチュード3曲(ショパン、リスト、ラフマニノフのエチュード 各1曲)
 
<第2次予選>
〇第1ステージ 50分~60分のソロリサイタル。
 自由選曲(1次予選で演奏した曲は選曲不可。)
 ただし、次のロシア人作曲家の作品を1曲ないし数曲演奏すること。
 (バラキレフ、グラズノフ、メトネル、ムソルグスキー、ミャスコフスキー、プロコフィエフ、ラフマニノフ、スクリャービン、シチェドリン、ショスタコーヴィッチ、ストラヴィンスキー、チャイコフスキー)

〇第2ステージ
 モーツァルト:次のピアノ協奏曲より1曲
 
<本選>
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、または第2番より1曲
その他、2次予選で演奏した協奏曲以外のピアノ協奏曲を1曲


2.ショパンコンクール

ルールや課題曲は毎回変わるが、すべて「ショパンの作品」の中から選ばれる。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
<チャイコフスキーコンクール」:総合的な「ピアニスト」としての能力、特にロシアの作品の解釈や演奏能力。
「ショパンコンクール」:ショパンの作品の解釈や演奏能力。>
その結果
<期待される能力がかなり異なる>
なのですね。それだからこそ、多彩な演奏が可能になるのですね。

お礼日時:2017/07/03 08:13

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