プロが教えるわが家の防犯対策術!

こちらに質問していいのかわかりませんが・・・
旧字体に詳しい方がいらっしゃいましたらお願いします。

今度友人に招待状を送付予定なのですが、その子はいつも「斉藤」と書いていて、たまに旧字体でも書いていたのですが、「齋」だったか「齊」だったか思い出せず・・・
でもいろいろ調べていたら、「斉」は「齊」であって、「齋」ではない、という記述が多かったので、
「齊藤」で良いのかな・・・と思っているのですが、
確実に知りたいので、どなたか教えていただけないでしょうか???
間違えるわけにもいかないし、本人には確認しづらいので・・・
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

 こんにちは。

以前戸籍事務をしていました。

 戸籍上の苗字には、本当に色々なものがあります。明かに間違いである文字もありますが、恐らく明治に一斉に戸籍を作ったときに間違って記載されたのが原因の様です。それが脈々と書き写されているんですね。
 ですから、「旧字」と「新字」の関係のものもあれば、「誤字・俗字」と「旧字・新字」の関係のものもあります。

 ここまでは余談です。

 で、「斉」、「斎」、「齊」、「齋」の4つの漢字は、明確に2つのグループに分けられます。
 「斉」と「齊」は、音読みはセイ、訓読みすれば「ととのう」とか「ひとしい」とか読む漢字で、前者が新字体、後者は旧字体という関係にあります。
 それに対して、「斎」と「齋」もやはり前者が新字体、後者は旧字体という関係になるのですが、こちらの音読みはサイ、訓読みすれば「ものいみ」で、神仏を祭るときに体を浄めることを表す漢字です。
 このように、この2つのグループの漢字は、もともと読みも意味も別なのですが、「斉」「齊」をサイと読んで「ものいみ」の意味に用いることは、古くからある用法だそうです。そこで「サイトウ」さんや「サイキ」さんの「サイ」にもこれらの字が使われるようになったわけです。

>その子はいつも「斉藤」と書いていて

 ということでしたら、正確には「斉藤」か「齊藤」ですが、上記の理由により、他の2文字の可能性もあります。又、「藤」も、戸籍上は、草かんむりの横棒の間があいている文字かもしれません。

 結論としては、どうしても正確に書きたいということでしたら,ご本人にお聞きになるしかないです。
    • good
    • 3

御質問への回答ではありませんが、「意外!本当!まちがいことば辞典」(村石利夫著)に、「斎藤」「斉藤」姓についての一文があるので、要約して紹介します。


==========
「斉藤」姓を名乗る本人が斉(ととのえる、そろえる)で間違いない、斉が正しいと思いこんでしまっている。しかし本来は、斎(いつく(心身を清める、神に仕える))を用いるべきである。「斎藤」さんは藤原家の斎宮に仕えた人達という由緒正しい苗字。戸籍に「斉藤」とあるからといって頑なに「斉」を用いている人がいるが、戸籍が間違っているのだと考え、「斎」を用いるくらいがよい。
==========
戸籍と異なる表記というのもなかなかできないと思いますが、こんな意見もあるということで…。
    • good
    • 0

そうとは限らないと思います。



私の知り合いの方は戸籍上は「齋藤」ですが普段は「斉藤」と書いていらっしゃいます。
本人に確認するしか、本当のことをしる術はないと思います。
    • good
    • 4

人の名前は本当に難しいです.


故,絶対に間違えてはいけません.
名前に変え字はありません.その人が略字書いているからといっても,正式書類には,正式名を記載すべきですので,名簿とか電話帳等で調べ,どうしても分からなければご当人にどちらのだったか聞くべきです.
人によってはうるさい人もいます.
    • good
    • 2

「サイ」には2種類、4つの字体があります。



〔正字〕齊
〔新字〕斉
〔漢音〕セイ 〔呉音〕サイ、〔訓〕ひとしい・ととのえる 

〔正字〕齋
〔新字〕斎
〔漢音〕サイ、〔訓〕いつく・いむ・とき


戸籍上の正式な表記として、「齋藤」「斎藤」「齊藤」「斉藤」のいずれも有り得ますので、本人が必ず新字を使用している場合は、勝手に正字に書き換えるのは不適切です。

しかし、本人がふだんは「斉藤」と書いていて、たまに旧字体で書いていたと言うことであれば、「齊藤」がその方の正しい表記と判断してよいでしょう。
少なくとも「齋藤」は全く別の文字です。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています