プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

タイトルの通り、TVでシュレッダーに2,3歳の子どもの手が巻き込まれ大怪我をしたという報道がされていてメーカーへの責任が追求されてますが、
これについて皆さんはどう思われますか?
大の大人が注意していても働いている工場で腕を巻き込まれた、なんて話も聞きます。
ですのでどれが危険なものか分からない子どもにとって事故にあう確立は高くなります。
ですが、親にも常に身の回りにある物にどれが危険か、どういったものに興味を示すか、など意識すべきだと思います。
シュレッダーにも子どもの手の届かない場所に置くようにと注意書きが書かれていたそうです。
大型のシュレッダーだと置き場がない、移動が難しいとなればそこへ連れて行かないなどの対処が親には必要ではないのでしょうか?
安全対策をしていないメーカー、危険なものだと意識していない親。
私はどちらかと言うと親の方に責任があると思いますが、みなさんの意見を聞かせてください。

A 回答 (21件中1~10件)

もう分別のつく8歳にもなって、ストーブがどれだけ熱いか確かめたくて手を突っ込んだ(柵はしてありました)私が言うのも何ですが、親の責任が大きいと思います。


例えば同じ刃物であってもこれが包丁なら、その辺に置いておいたりしなかったはずです。
電気機器は安全だという思い込みがあったのではないでしょうか。
危険なものだと認識して、小さな子供の手の届かないところにおくようにしていれば防げたのではと思えて仕方ありません。
ましてそれをメーカーのせいにするのは無責任でしょう。
一方で、これを受けてより安全に機器を改良するのはいいことだと思います。
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 いろいろな器具をデザインしてきた経験から言わせて頂ければ、どんな器具でもそれを設計する際やデザインをする際には、ありとあらゆる危険を予測し洗いだして、それらのすべてに対しての安全策を盛り込もうとするものです。



 たとえば、テレビやオーディオのキャビネット、放熱のためによく側面などにスリット(穴)を設けてありますが、これひとつをとってみても単に機能やスタイルだけを考えるのではなくて、万一子供が硬貨をそこに入れたらどうなるのか、入らないようにするにはどんな構造と大きさにすればいいのか、こうしたことまでも徹底的に検討するものです。

 それでもなお、事故を100%防ぐのは大変難しいものです。あのような放熱スリットというものは、穴の広さがどうしてもかなり大きく欲しいという場合には、プラスチックの成型法との兼ね合いの中で、硬貨などが入らないように穴の内側と外側でわずかに穴をずらしたりして安全を考慮しますが、それでも細い針金ならどうかといえば、かなり難しいとはいえ絶対入らないとは断言できません。

 今回のシュレッダーにしてもそうです。シュレッダーは高性能の刃物です。もしわたくしがデザインするとしたら、回転刃に至る間にどんな小さな子供の指でも回転刃までは届かないようなペーパーガイドを設けたことでしょう。しかし、それでも絶対安全という言葉はあり得ません。なにが起きるかは起きてみなくては分らないと無責任なことさえ言いたくなるほど、現実には思いがけないかたちで事故は起きてしまいます。

 工業製品の欠陥で思わぬ事故が発生するということについては、もう既にPL法というものがありますが、わたくしに言わせて頂ければ、メーカーというものはけっしていい加減な考えで製品を開発し発売しているものではありません。しかし、それでもなお事故は起きてしまいます。

 こんな経験から考えてみると、はなはだ言い訳染みて聞こえるのは覚悟の上ですが、やはり最後はユーザーの方々にも器具の機能や特性をよく理解し、使い方や管理のしかたについての知識を持って頂き、正しく使って欲しいなと思ってしまいます。

 こうした工業製品を開発する際によく言われ、もちろん検討もされるテーマとして「フールプルーフ」だとか「フェイルセーフ」という熟語があります。ついうっかり・・・というのは人間である以上しかたがないことですが、うっかり誤った使い方をしてしまった際にも出来るだけ悪い結果の方に転ばないようにするのがその考え方です。

 しかし、同時に、刃物は危険なもの、電流も触れれば危険なもの、無理な使い方は危険なこと、こうした感覚と知識を一般ユーザーの方々が忘れてしまうということについては、正直に言って大変残念なことだと思います。どんなものにも危険はあるのだということを理解して、その上でなら、「フールプルーフ」だとか「フェイルセーフ」といった考え方もはじめて生きてくるものだと思います。

 ですから、ましてや高回転力で回転する刃物であるシュレッダーという器具ならではのこと、お子さんがいらっしゃるご家庭でならそれが危険をはらんでいることぐらいは予測して頂きたいのです。
 お子さんの手の届かないところに設置するか、常時は電源プラグを抜いておくか、方法はいろいろでしょうが、最後はやはり、そのご家庭なりの危機管理といったことを親御さんが留意しなくてはならないものだとここではっきり申し上げたいと思います。

 アメリカの家庭には、どこのお宅にもとは言わないまでも、実弾を込めたピストルやライフルを常備しているお宅は多いものです。しかし彼らはそうした危険を伴いがちな武器の保管については大変気を使っています。まして子供さんのいるご家庭でのこれらの管理や日頃からの教育やしつけといったものにはとても厳しいものがあります。

 これから先、もちろんメーカーも安全についてはもっともっと検討を重ねなくてはならない、それはもちろん一種の義務であるはずです。しかし、何か事故が起きたその際に、「責任はすべてメーカーにある、私たちユーザーはそんな危険に気がつかなかった」と考えがちなユーザー、わたくしはそこにもやはり、なにか大きなものが欠けていると思ってしまいます。

 まして、それまではなにひとつ知らないくせに、何か事故でも起きると突然のように付け焼刃的な取材をして、もうそれだけで鬼の首でも取ったみたいに、すべてはメーカーの姿勢に責任有りとして一方的で独善的で、あたかもオピニオンリーダー然とした偽善的な報道をする今日のマスコミの姿勢にも強い憤りを覚えます。

 もう一度ユーザーの皆様にも申し上げたいのは、メーカーが安全に全力を傾注すればするほど、そして製品が安全性を増せば増すほど、その一方でユーザーの方々は危険に対してますます無知になってしまいやすいということです。

 危険回避は人任せではなりません。使う側にはいろいろな環境があります。それぞれの環境を考えながら自らの知識と判断力で危険を予測し回避する、それこそが人間の知性というものではないでしょうか。

 どこのご家庭にもある包丁は危険な器具、それは誰でも知っていることです。それと同じく、刃物はどんなものでも危険なのです。また、どんなに自動車の安全性が高まろうと、最後はドライバーのハンドルの切り方次第。このことだけはお忘れになって欲しくないのです。
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メーカー側も改善すべきところは改善すべきではあるでしょう。


しかし問題は業務用機器が家庭内に入り込んでいる事だと思います
業務用機器は家庭と言う子供などがいる環境を想定して作られてはいません。
(シュレッダーに限らず、厨房機器などでもそうです)
その機器を扱うべき人が扱う、という使用方法が基本であるはずです。

今回の事故では事務所兼自宅と言う環境でしたね
この場合は、やはり専用機器の危険性を充分に認識した上で管理運用する事が求められるのではないかと思います。
(自宅兼作業場といった小規模工場ではもっと危険な機器がたくさんあります)
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#10です。

「挿入口を小さくすれば」というご回答を拝見して気になったので補足させてください。今回の一連のニュースでは、「個人情報が課題になっている今」という言葉が使われていますが、ポイントは、まさにそこだと思うんです。

今から15年前、個人情報をたくさん扱う職場に勤めていた頃、毎日のようにシュレッダーを使っていました。あまりにも大量の書類を刻む必要があるので、一度に数枚しか受け付けないシュレッダーの前で延々と格闘していました。注意していても、紙詰まりが頻繁にありましたし、稼働中は騒音が迷惑です。

15年前の個人情報に敏感な職場ですら、そんな状態でした。今なら、もっと多くの紙が処理される必要があり、今まで個人情報や機械の扱いに疎かった個人企業や家族経営の組織でも大型のシュレッダーが活躍し始めているのでしょう。

ひょっとしたら、一連の事故は、そんな背景を映し出しているのかもしれません。そこを踏まえて考える必要があると感じています。
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親の監督責任が問われるのは仕方が無い事です。



いつ如何なる場合も親は責任を持たなければならない。

今回の事故もその責任問題がクローズアップされる事は当然でしょう。

しかしあの類のシュレッダーも観察すると構造的に欠陥が在る様に感じます。

まず紙の投入口から紙を粉砕する歯までの距離が短い。(投入口から歯が見える)

下にあるダストボックスの容量が多き過ぎるようで、モーターと回転歯を5cm程下に下げ、投入口を3cm程盛り上げる様にすれば、子供が指を入れても歯まで届かないのではと思います。

この商品が一般家庭電化商品店で売られている以上は、メーカーはあらゆる事故を想定して商品を作らなければならないと考えます。
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実家にも業務用じゃないけどシュレッダーあります。



お盆に親戚の子供たちと私も一緒になってオモチャにして遊んでいました(汗)
チラシや新聞紙を入れるとシュ~!っと吸い込まれるのが面白く、裁断されたゴミも大きなナイロン袋に詰め込んでクッションにしたり楽しかったです(激汗)

事故にならなくて幸いでしたが今回のことで私も「シュレッダーはオモチャじゃないんだ」と反省しました。
私みたいに「ほら、面白いね~」なんて遊んで見せたことがあるから興味津々でシュレッダーに近づいたのかな?と思いました。
親は24時間子供の行動を監視するのは無理だと思うけど「近づいたら危ない」とかは教えないと。
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住宅環境を考えないでメーカーが宣伝して変な需要を作っていることが問題です。


シュレッターもほとんどの家庭では不要でしょう。

「子供の手の届かないところ」といっても都市部の家庭ではほぼ不可能です。所有しないことが唯一の対策ですから。

企業用商品の場合に.市場が位置し゛ゅんしてこれ以上伸びないと判断された場合に.家庭用品として販売することが多いです。子のときに.企業販売の方針を祖のままひ記す゛って.家庭用品に手を出します。もちろん家庭用品ですから.機械的強度を低下させる(少しぐらい変なものを売っても家庭ではクレームがこない)などの低価格措置がとられます。

乳幼児に対する安全性は二の次さんの次です。
販売実績がないから.まったく管がえま戦死.用事に対する安全性の責任なんて.警告書一枚で逃れられますから。

そして.最後にマスメディアを使って.親の責任を大々的に宣伝します。これで企業の民事責任は逃れられますから。
予測可能性とか色々あります。詳細はみんそほうを見てください。

ただ.最後に商法の原則を回答します。
一般消費者は無知であり.専門的知識を有しない。だから.常に良品を販売する義務を商店が負う。
この原則から考えれば.100%販売店側の責任です。
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事故の発生は過半数が家屋内。



安全だと過信すればするほど油断する。
良い教訓ですね。

一度手動のシュレッダーを使えば、オートのシュレッダーのすごさが分かるでしょう。

ここで問題なのが、強力なエネルギーが発生して身に及ぶと危険だ!という認識と、何て便利な魔法なんだろう!という認識があります。

今の社会は魔法で出来ていると言う感覚が支配している。
いつしか魔法を使うのに慣れて、魔法の原理を知らない人間が増えてしまった。
魔法は一種の呪術。扱いに失敗すれば反動は数倍にもなって返って来る。
その魔法を理解するだけの情報が一個人では処理できなくなってしまった。
今は魔法に人間が支配される社会になりつつある。

今の人間は魔法の良いところばかり見て、裏側を見ようとしない。
誰かの死でやと裏側を認識ができるくらい。
とめる事はできないでしょう。

昔は子どもを見てくれてた人間は、今じゃ無職ニートの烙印を押して蔑んでいますからね。
民衆は自分で自分の首を絞めているのです。
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おはこんばんにちは、


家にある手動のシュレッダーは、指が入りません。
電動で紙を裁断する為の物が指が入るほどの
大きさがあること自体おかしいと思います。
紙が数枚入る隙間があれば充分と言うこと。
例えばシュレッダーほど危険ではないと
思われる洗濯機には蓋があります。
動作中に開けると止まりますよね。
法が無いから安全を考慮せずに
注意書きでおしまいですか?
製造メーカの姿勢がおかしいと思いますよ。
けど両方に責任がある(落ち度がある)から
事故は起こったと思います。
逆に事故が起こらないと安全対策されていかないん
ですよね、悲しいことですね。
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年齢によって割合は異なるとは思いますが、本人の責任+親の責任で9割以上でしょう。



ただ、これを機にちょっと安全機構について考えてみるのは有益かもしれませんね。工作機械とかは意外と考えてあります。
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