こんにちは。
家には1歳3ヶ月になる娘がいるのですが、その娘が2ヶ月ほど前にインフルエンザにかかり、熱性痙攣をおこしたり、ゼイ鳴がしたりと何度か病院にお世話になりました。
一度目は、痙攣の為救急車で大学病院にかかり、その後かかりつけの近所の小児科へ、その時にインフルエンザとは別の細菌で肺炎をおこすことがあるので、熱が続いたら又受診するように言われました。
そして、3日後にも熱は下がらず、ゼイ鳴がするのでかかりつけは休診だった為、大学病院を受診しました。そして、今までの経緯、かかりつけ医に言われた肺炎の話などをした所、やはりゼイ鳴があるので気管支拡張剤を使いますといわれました。お薬は院外処方で病院のすぐ隣にある調剤薬局で出してもらいました。
それから熱は下がりましたが、機嫌が悪く、食欲もなく、あまり調子が良くないようなのでどうしたもんかと思って掛かりつけの小児科を受診して、こちらにも経緯と処方されたお薬を伝えた所、「テオドールは今は普通は使わないよ。多分そのせいで機嫌が悪かったり、食欲がなかったりするんだよ。飲ませ続けると痙攣を起こす可能性もあるよ。」と言われ、即お薬をやめたら、先生がおっしゃるように4日後辺りから普段のように戻ってきました。
テオドールの件を大学病院の先生が知らなかったのか、知っていたけどお薬の説明をしなかったのか、どちらにしてももう2度とあんなことにはなりたくないので診てもらうつもりはないし、訴える(裁判と言うことではなく申し出るという意味です)つもりは無かったのですが、本日他の方の質問を見ていて、耳鼻科で出された処方箋を持って院外の薬局を訪れたら、「乳幼児には使用しない薬が処方されていたので先生と相談してやめました」と言われたという内容があり、家の場合もそう言ってもらえる可能性もあったのかと思い質問しました。
テオドールのことは、私がさっきちょっと検索しただけで乳幼児への危険性が書かれたページを見つけることが出来た位なので、医療関係の方なら知っていて当たり前のことなのかとも思います。
こういう場合、薬局・薬剤師には責任はあるのでしょうか?
No.11ベストアンサー
- 回答日時:
NO.10です
テオフィリン誘発の痙攣は重い副作用であること、発熱・痙攣の既往歴が重なると頻度が上がる事を考えると、伝えるべき副作用だということです。 どれ位の確率かのデータは見たことがありませんが、痙攣の既往がある子の発熱時の頻度はもちろん上がると思います。
服薬指導とは説明文書のことではありません。薬の効き方や飲みあわせ、副作用の説明はもとより、病態や効果の程度・ある程度の考察も加えて患者さんと話すことです。服薬指導の仕方は個々の薬剤師によって違いますが大まかなことは同じと思います。情報提供文書だけなら薬剤師はいりませんから。
私の頭の中には乳児は想定されてませんでした(うちの小児はほぼ3歳以上が多いので)、言葉の話せない乳児などには機嫌の悪さを伝えるべきと思います(風邪の症状との区別が難しいですが)。今後に生かさせてもらいます。
患者さんの無知が過失のはずがありません。疾病や薬について知識を得られることはもちろん大切なことですが、テオドールの重い副作用を知らないことが過失なんてことはありません。医療側が伝えるべきです。
この回答への補足
>風邪の症状との区別が難しいですが
そうですね。うちは説明がなかったので、インフルエンザか肺炎・気管支炎の症状でそうなっていると思って、テオドールを服用させ続けていました。食欲不振・不眠も症状が改善されないと思っていたのです。説明さえあれば、もっと早く辞めてあげられたのに、言葉も話せない小さな子に本当につらい思いをさせてしまったなと思います。
>医療側が伝えるべきです
ありがとうございます。そう言って頂ける医療関係者のかたが多いかどうかは解りませんが、そういう方がいらっしゃるということが解り、私の常識もわかって頂けるかもしれないという希望の光が射した気がします。
>服薬指導とは説明文書のことではありません
そうですか。やはりあの薬局ではそれが充分に行なわれていないように思います。院外とはいえ病院のすぐ隣にある為、大変混雑していて大量生産・流れ作業というような感じです。落ち着いて話をするという雰囲気でないのが問題なのか、他の方の回答にあったように患者側の対応に問題があり、それからそのようなきちっとした説明をされなくなったのかはわかりませんが、私には合わないと思って、これからは違う薬局を利用したいと思います。
本当にありがとうございました。
No.13
- 回答日時:
No.6です。
様々な方のご意見が出て、薬物治療の問題点が浮かび上がってきました。同じ薬剤師からでも少しずつニュアンスの異なった意見があり、質問者様は混乱されておられませんか?
医師に色々な方が居られて、ご自身に合う、合わないとしてかかりつけ医師をお持ちになるように、かかりつけ薬局、薬剤師も必要と思います。(医師は一人で医院で仕事ができますが、薬剤師は一人薬剤師は余程のベテランでも、継続は難しいと思います。そういう、仕事の性質です。)
ご意見の中には、病院、医師に気になる事は問い合わせるようにとも、有りますが、その質問の内容によっては更に病院内で、薬剤師に回されるのですが…
私の書いた事が誤解を招きそうだったので、再度、回答します。
「説明責任は、どちらにもある」が私の意見です。
『患者側にも情報を与え、収集する責任がある』は、誤解を招く表現でした。正確には
「患者側にも情報を与え、収集する姿勢を持つ責任がある」と考えます。
こう思ったのはどこかで読んだ質問が有ったからです。やっと、探し出しました。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
です。というのは、医療側はその患者さんに、どの情報が必要か判断するのも重要な仕事です。そのためには、医療消費者側の治療に取り組む姿勢が大きく影響します。
更に、患者が副作用を怖がって服用しない事を恐れ、全ての副作用を記載しない、出来ないとする方も有りますが、「あなたの病状では副作用の危険よりも薬効の利益が大きいのです。副作用は気が付いて、減量、中止すれば問題有りませんが、服用できなければ、病気・症状は悪化する可能性が大きいのです」と説明することも良くありました。(テオドールではここまでは言いませんでしたが…)
fly_moon様はどのような考えの薬剤師を選択なさるでしょうか?
医療消費者の考え方で医療は変わっていきます。変えてください。
痙攣の副作用の頻度をお尋ねですが、正確な数字は解りません。何人が服用しているか分母がはっきりしないからです。添付文書によると0.1%未満です。感覚的には何万人に一人或いはそれ以下と感じますが、それは私の勤務していた病院では慎重な医師が多かったためです。
但し、質問者様も経験なさった「機嫌が悪く、食欲もなく」は副作用以外の病気からの症状も含めて、かなりの頻度で経験したものでした。
>普段見ている消費者と販売者の構図というものと医療制度というものは全く違うものだという認識が不足しておりました
この視点は重要と思います。但し、患者のプロになってくださいね。治療のプロは医師ですし、そこまで勉強するまで、病気は待ってくれませんから。
fly_moon様のような方が増える事が医療を変えると思います。医療者側は大変ですが…
私は医療者側を意識を改革していく事で、より良い医療の為の変革をサポートしていきたいと思っています。
この回答への補足
>どこかで読んだ質問が有ったからです
読ませて頂きました。そういう経緯があっての『患者側にも情報を与え、収集する責任がある』と言うご意見だったのですね。
私には、「症状を話さなかったでしょ?テオドールの副作用について質問しなかったんでしょ?なら、患者の責任です」というように取ってしまっていました。実際それは行なわなかったのですが、薬局で問われもせずに自分から「今回はこういう症状で受診しました」と言い出すのが普通だという認識もないし、薬に対する知識がなく、医師が軽くこれを使いましょうといって出した全ての薬に「どの薬に重篤な副作用や中毒症状がありますか」と質問しなければならないという意識もなかったのでそれを行なう必要があると思えなかったのです。そして、それを行なわないなら説明がなくても当然だと言う意見に思えてしまって…みなさんそれは共通で仰っているように感じてしまったものですから、「医療界の常識はそういうもの」という認識になっていました。
>私は医療者側を意識を改革していく事で、より良い医療の為の変革をサポートしていきたいと思っています
是非、お願い致します。患者側も、理解することは大切ですが、やはり医療側がプロフェッショナルとして、リードして行ってもらえる体制というのが望ましいと思います。しかし、現状はそうでない感覚をお持ちの方も多いように思いましたので、まずは私たち患者がそういうもんだと理解しないと自分の身を守ることができないと思っています。
又、ご回答の中で引用されている質問のような考えの患者が増えないように、答えられる質問に答え、又こちらから質問するというのが当たり前に行なえる雰囲気作りに、私も貢献できたらと思います。
どうもありがとうございました。
No.12
- 回答日時:
この場合の処方薬に対する薬剤師の責任は問えないでしょう.
薬はあくまで処方した医師にあります.薬剤師は量が間違えているとか,他の薬剤との併用禁忌が無いか等の薬の専門家としてのチェック責任はあります.明かなミスが無い限りは医師には連絡しません.
残念ながら子供を本当に守って上げられるのは親しか居ません.今はインターネットで薬の情報は自分で見ることが出来ます.確かに難しい部分もありますが,副作用関係は良く読んで,そういう変わった症状が無いかをしっかり見ていて上げられるのは親しかおりません.
疑義が生じれば病院・医師に問い合わせます.薬剤師では書類上でのことまでしか分かりません.当てにはしない事です.
>この場合の処方薬に対する薬剤師の責任は問えないでしょう
そのようですね。でも、副作用などの説明は出来たようですので、それがなされなかったという責任はある程度ありそうだと判断しました。なので、これからは利用しないことにしました。
>残念ながら子供を本当に守って上げられるのは親しか居ません
本当にそれを実感しました。仰るように、これからはネットなどで逐一調べてないと、又同じようなことが起きそうに思います。
>当てにはしない事です
悲しいですが、現状では全ての薬剤師さんを信用して良いわけではなさそうですね。今回の薬局もそういう部類に入っていたのだと思いました。
どうもありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
うちの薬局ではテオドールがでれば熱の上昇とともに痙攣がでる可能性があることは、昨年のガイドラインの改正の時から服薬指導時に伝えることにしています。
正直、小児の用量が半量近くになったので、新患の問診以外で痙攣の既往までは聞いていませんが、喘息患者が風邪ひいた時に熱がでればテオドールによる副作用の危険度が上がるのは分かっていることなので、最低でも小児に伝えるのは当たり前と思います。患者に痙攣の危険性を伝えても熱性痙攣の既往を申告されなければ医師に疑義照会はしませんが、申告されてかつ医師からの説明がされてなければ、処方ミスの可能性もあり疑義照会の対象となると思います。
そこで医師からの回答が「そのままで」であれば、分かっていて処方してる旨を患者に伝え、「痙攣の兆候に注意して下さい」で終わるのでは? また、医師が分かっていて処方しているという事で患者さんも安心すると思います。
質問者の方は、医師からのきちんとしたリスク説明が無かった事場合、もし痙攣を誘発して有害事象が起きたら薬剤師には責任はないのかと聞かれています。抗がん剤や精神科の薬ではないので、きちんとした薬の説明ができるのですから私は責任は生じてくると思います。法廷では難しいと思いますが。
ただ、副作用をどこまで説明するのかは難しいところです。テオドールの場合、痙攣やめまい吐き気の中毒症状は伝えますが、食欲減退や不眠のことは通常言わないと思います。小児科の経験豊富な薬剤師であれば年齢を考え伝える人もいると思いますが一般的には言いません。
患者さんには失礼かもしれませんが、痙攣や中毒症状などに比べると、食欲減退や不眠などは症状が出た後に(2回目以降の服薬指導時に)「それはテオドールの副作用の可能性があります」とせざるを得ません。
質問者の方が薬局不信にならないことを祈ります。
すみません。ちょっと混乱してきました。
>昨年のガイドラインの改正の時から服薬指導時に伝えることにしています
ということは、結構な確率で起こることなんですか?他の方のご回答で何万分の1というまれな確率で起こることだと理解したのですが。それとも、そのまれな確率でしか起こらないことでも服薬指導で伝えた方が良いというガイドラインなのでしょうか。又、服薬指導とは、お薬に付けて頂く説明書ということでしょうか。それとも、それとは別に口頭などで注意を促すような内容をお話頂けるものなのでしょうか。
>副作用をどこまで説明するのかは難しいところです。テオドールの場合、痙攣やめまい吐き気の中毒症状は伝えますが、食欲減退や不眠のことは通常言わないと思います
そうですか。言葉の話せない幼児の場合、めまい、吐き気は「機嫌が悪い」ということ以外解りませんが、食欲減退・不眠は親が見ていても解る症状なのに、それを伝えないのが一般的だということは残念に思います。小児科があるように小児薬局というのもあれば良いのにと思ってしまいます。
>質問者の方が薬局不信にならないことを祈ります。
こちらで何人かの薬剤師さんからご回答頂き、少なくともその方たちがいらっしゃる所でならもう少しご説明頂けたのでは?と思えましたので、全ての薬局に対して不信感を持たなくても済むと思います。
ただ、患者自体が対等に話せる程の知識を持っておらず、質問すらできないことは、患者の過失であるという私にとっての新しい考え方を教えて頂いたと思っております。私が普段見ている消費者と販売者の構図というものと医療制度というものは全く違うものだという認識が不足しておりました。これからは、そのような考え方で受診し、調剤して頂こうと思っております。
どうもありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
わたしも消費者意識の強い医療制度と言うものをまったく理解しない患者がいる事がわかったので大変参考になりました。
医療において販売者と消費者の構図はまったく論外です。ま、わからんだろうけど。
そのような考えなら今後はアメリカにでも行って処置や手術の際に丸1日かけて何百ページもあるマニュアルをすべて説明してもらう事をオススメします。
要はどこまで説明がいるかが問題なのですよ。
繊維の色落ちの説明と、テオドールの痙攣の説明が同義かって事。
洗濯石鹸にしたって頻度の高いものは記載されていても製造過程でどんな異物が混入するかとかそれによって受けるかもしれない影響だとか何万分の1程度のことは書かないだろうということ。
必ずしも痙攣の説明が必要だとは思わないって#8さんも書いてますよね。
この回答への補足
>わたしも消費者意識の強い医療制度と言うものをまったく理解しない患者がいる事がわかったので大変参考になりました
解って頂けて嬉しいです。そういう違いって中々気付かないものですもんね。私もよく解ったので、これからそういう対応で医療制度というのを見て行くつもりです。こういうところから溝が埋まっていくんでしょうね。違いを理解することで対応できることって多いですから。
>ま、わからんだろうけど
そうですね。違う常識だと理解したに過ぎません。私の常識としては受け入れることは出来ないですね。でも、違いを理解できたことで大きく前進です。
本当に何度もありがとうございます。
>何万分の1程度のことは書かないだろうということ
そうだったんですね。私の認識違いから、このような議論になっていたようです。すいません。その程度のリスクのものだということなのですね。うちの子は、その何万分の1の確率にあたってしまったんですね。それなら説明が無かったのも納得いきます。やっと納得いきました。機嫌が悪くなったり、食欲が無くなったり、眠れなくなったり、そういうことが色落ち同様、頻繁に起こる可能性があると説明されているように思ったものですから、「なぜ説明がなかったのか?そういうものだと言ってくれたらすぐにでも対処したのに」と思ってしまっていました。結局、私もマスメディアというか、薬剤の不利益な部分を取り上げすぎているものに惑わされていたんですね。
ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
fly_moonさん こんばんは
薬局を経営している薬剤師です。
テオドールの件については皆さんが詳しく説明されていますから、説明は避けます。
薬局で渡された薬の説明書きに付いて説明しますね。
テオドールの添付文書(薬の説明書きです)には皆さんが説明されている通り「小児の使用は注意して使いましょう」となっています。決して「使ってはならない」と言う事では無い訳です。これは「症状によっては使う場合がある」と言う解釈になります。また「2歳未満の熱性痙攣やてんかんなどのけいれん性疾患のある児には原則として推奨されない.」と言う記載も有ります。これは「原則として使わないのであって、致し方なく使う場合もある」と言う解釈になります。
私が薬剤師でなく薬の知識のない素人と仮定して、薬局で頂ける薬の説明書き(テオドールの項目)に「痙攣を起す可能性があるの云々」的な記載が有った場きっと恐がって子供にテオドールを服用させないでしょう。医師が小児にテオドールを服用させる場合は、痙攣を起すかも知れない可能性とテオドールを使って症状が良くなる(他の薬で効果が現われ難い場合)とを天秤にかけて例え痙攣が起こったとしてもテオドールを服用させる必要があると判断が出た場合だと思います。そう言う医師の判断が出ているにも関らず、薬局で色々説明した結果として患者が勝手にテロドールの服用を止めてしまう事は医師の治療行為を邪魔す事になり、薬局薬剤師としてはそう言う過剰説明はしてはならない行為となります。したがって一般論的な話としては、薬局でお渡しする処方薬の説明書き(テオドールの項)には「痙攣を起す可能性が有り云々」と言う内容を記載しないのが一般的になります。したがって、テオドールに付いては他の処方薬と別レベルまでの注意を促す説明書きを出来ないのが一般的なんです。
今回の場合ですと痙攣で大学病院受診と言う経緯が有りますから、本来ならテオドールを使わないべきだったんでしょう。そしてテオドールを調剤した薬剤師がfly_moonさんのお子さんが痙攣で受診した経緯を知っていれば、例え医師の判断でテオドールを使わざるおえないと言う判断だったとしても「テオドールが痙攣を起す可能性がある」と言う事を説明したでしょう。私なら「様子を見ながらテオドールを服用させる」様に説明すると思います。
何所の病院でも診療(治療)の課程を記載したカルテが有りますよね。何所の薬局にも病院のカルテに相当する「薬暦簿」が有ります。この「薬暦簿」には、薬の処方内容以外に医師から受けた注意事項とか今回の具体的な症状とかを記載する事が義務付けられています。私の場合は患者さんに薬の説明をする段階で「今回は風邪ひかれたんですか???」的な感じで世間話をする様な感じで患者さんと色々話して情報を収集し、「薬暦簿」に記載しています。したがって今回の件で私が調剤した場合は、「薬暦簿」に「痙攣経験あり」と言う記載が付きます。そう言う薬暦簿を見れば、医師の経験上判断で安心してテオドールを常時処方している医師からの処方箋であっても、疑義照会をして本当にfly_moonさんのお子さんにテオドールを使う事が必要か問いただす事が可能になります。この点が重要だと思います。
今回の件に関してfly_moonさんは色々言いたい事も有ると思いますし、誰に責任が有るかを問質したい気持は凄く解ります。しかしそう言う責任追及をした所で起こってしまった今回の事がなくなるわけでは有りません。今回が良い経験ですから、何所の病院で頂いた処方箋でも1つの薬局で調剤してもらうと言う事にされたらどうでしょうか???そうすれば今回の件は薬暦簿上に「痙攣の経験あり」との記載より防げる可能性が高いと思います。
fly_moonさんにお子さんのかかりつけの小児科の先生をお持ちの様に、何でも相談出来る話安いかかりつけ薬局(かかりつけ薬剤師)をお持ちになられたらどうでしょうか??それだけでも安心感は高くお薬を服用出来ると思います。
色々開きましたが何かの参考になれば幸いです。
>したがって、テオドールに付いては他の処方薬と別レベルまでの注意を促す説明書きを出来ないのが一般的なんです
そうなんですか。薬剤師さんも大変ですね。結局は医師からの説明以外は期待してはいけないんですね。
>私なら「様子を見ながらテオドールを服用させる」様に説明すると思います
しかし、そのような薬剤師さんもいらっしゃるんなら、やはりそういう所で調剤してもらいたいものです。調剤してもらう薬局にそんなに違いを感じたことは無かったのですが、随分とちがうものだと認識を改めました。
どうもありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
疑問は解決したようなのでよかったとしまして、気になることがあるので一応書いておきます。
医療において患者と医療従事者は対等です。患者が偉いわけでも、医者が偉いわけでもない。
薬局が説明してくれなかったから…とすべて受身のお考えですが、ここが一番患者と医療者との考え方の隔たりです。
医療とは二人三脚で一緒に治療していかなければ上手く行きません。
疑問点は自ら聞く。納得するまで。この姿勢が大事だと思いますよ。
痙攣以外の薬の説明を受けたのはわかりましたが、肝心の受診まえに痙攣を起こしているという情報がまったく薬局に伝わっていませんよね。
これからは積極的に治療に参加していただくことを心から望みます。
何度も親身にご回答頂きありがとうございます。
>医療において患者と医療従事者は対等です
そこがもう感覚の違いと言いますか、隔たりを感じている部分です。私は医療関係者ではありませんが、仕事を持つ会社員です。そういった、医療関係以外の社会では、そういう考え方ではないと思います。よく、「お客様は神様…」という言葉を聞きますが、だからお客が上の立場なのではなく、提供側の企業が沢山の情報を持っていて当たり前なので、そちらが上に立って、消費者に説明していかなければならないのが当たり前だと思うのです。色落ちの可能性が高い衣服を販売する時は、洗濯表示以外にタグを別に取り付けて注意を促すのが一般的です。もし繊維業界では「この素材の、この色は色落ちする危険性が高い」と知られていても、一般の消費者は知らないのが当たり前だと仮定して、「販売員にお尋ねになりましたか?」とは言わないのです。
しかし、今回の質問で、私の知っているそういう世界とは全く異質な常識なのだということが良く解りましたので、これからは、そういう心構えで受診し、調剤して頂くことにします。それが自分の身を守る方法なのだということがよく解りました。
多分、私の言いたいことはkazu_kun1203さんには伝わらないことと思います。しかし、本当にご回答を頂いたことで解ったことが多く、とても感謝していることだけは伝わっていて欲しいと思います。
ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
現在、実務の仕事はしていませんが、薬剤師です。
まず、処方の責任は医師にあります。
(医師に処方権が有りますので)
薬剤師の責任は副作用や注意すべき事をお伝えする責任が
有りますし、子供さんの場合で有れば、何らかの気になる
症状に保護者の方がお気づきになった時、それが副作用で
あるか、元々、或いは新しい病気による症状であるか
検討し、受診勧告や医師へ伝達する責任、義務が有ります。
これらは、全て調剤の責任です。
今回の場合のテオドールについてですが、この薬は欧米では
ほとんど使用されず、日本では小児から大人まで喘息様の
症状に広く使用される薬となります。
そのため、この数年来、この情報(欧米で使用されない理由)
が広まり、危険な薬として、何度がマスコミなどで取り上げ
られています。
しかし、他の方の回答にも有る通り、日本では使用の歴史が
長く、使用症例が多いため、現在でも経験上、血液中濃度を
測って、安全性を担保しながら良く使用される薬です。
但し、乳幼児の発熱時は濃度が高くなりやすく、更に注意を
要する薬でも有ります。
従って、比較的軽症の症例を診る一般開業医の医師は、有益性と
危険性を比較して以前の様には使用されないと思います。
しかし、今回は
>かかりつけは休診だった為、大学病院を受診しました
とのことで、重症を診る大学病院では、軽度の副作用
(寝付きが悪いなどの軽い興奮程度)は想定範囲という事で
処方されると思います。
>機嫌が悪く、食欲もなく
という副作用の程度とゼイ鳴、酸素飽和度などの症状の
度合いによっては、次回の処方は無くなったと思います。
この情報は、医師、薬剤師ならば、知っています。
では、全ての方にお知らせするのか、うーーん、このサイトを
見ていても、薬局で薬の話を聞くと値段が高くなる、とか
有るように思いますが…
このことに対する医師、薬剤師の説明責任は、どちらにも
あると思います。
そして、医師の話は良く聞かれる方、多いと思います。
薬局で、薬剤師から質問されてfly_moon様はしっかり答え、
また疑問点は質問なさいますか?
患者側にも情報を与え、収集する責任があると思います。
fly_moon様が薬局でも時間を取って質問に答え、質問なさった
のに、このような状況であったのならば、薬剤師の責任は
重いと思います。
長くなりましたが、お子様の回復は何よりでした。
今回の事を教訓により良い医療を受けられますように。
お大事に。
>薬剤師の責任は副作用や注意すべき事をお伝えする責任が有りますし
>このことに対する医師、薬剤師の説明責任は、どちらにもあると思います
やはり薬局にも責任はあるようですね。何度も書いていますが、私が取りたい対処は、もうそこを利用しないというもので、損害賠償請求をしようとか言うものではありません。その場合だと、Yamatogirlさんのこの一言で解決なのです。もうあの薬局は利用しません。
>薬局でも時間を取って質問に答え、質問なさったのに、このような状況であったのならば
まず、薬局では質問されませんでした。なので、症状の説明や経緯をお話することもありませんでした。ただ、お薬の説明として、これが気管支を広げるお薬で、1日3回毎食後に飲んでくださいというような簡単なものがありました。他のものもそのように説明をうけ、ホクナリンテープだけは、張り方の説明に少し時間をとって頂きました。そのような状態でどの薬に注意が必要かなんて全く解りませんでした。なので、特に質問はしていません。
みなさんの回答を読んでいて思ったのですが、患者側と医療関係者側では認識の違いが大きいのですね。それがよくわかりました。次回からはそれを肝に命じて受診し、調剤してもらうようにします。
ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
感情的にはわからんでもないのですが、ココは質問に対し答えるサイトである以上感情論は極力控えるべきと思います。
で、先程の補足にもありましたが、まず質問には「薬局に責任はないのか?」とありましたので、その点に絞って回答したつもりです。あとから責任について議論する気はないと言われても意味がわかりませんよ。
テオドールの成分であるテオフィリンはかなり古い薬で、市販薬にも配合されています。正しく使えば安全な薬だと思っています。タミフルのように副作用かどうかも定かでない、原因もわかっていない。でもマスコミの悪影響で国民が騒ぐからとりあえず使用抑制しようか…てな類の薬とはまったく異なります。
#4さんのドキュメンタリーもマスコミの悪意が満々でしたね。あれではテオフィリンが悪魔の薬にしか見えません。全くの素人があの番組をみて不信感を持つのは仕方ないにしても仮にも医療従事者がそれでは困りますよ。
話はそれましたが、質問者が今後気をつけるとすれば、薬剤師含め医療者とのコミュニケーションを十分取る事だと思います。普通にテオドールが処方されていても特に疑問は感じませんが、病院受診までのエピソードを聞いていれば、私なら何らかの行動を起こしたろうと思いますよ。それでも医師が出せと言えばそれ以上は医師の責任かな。
この回答への補足
>あとから責任について議論する気はないと言われても意味がわかりませんよ
言葉足らずですみません。説明責任はあるかと問うたのです。過失責任について議論するつもりはありません。その辺の違いがうまく伝わらなくて。不快に思われたのならすみません。
再々のご回答ありがとうございます。こちらにまとめてお礼を書かせて頂きますね。
とても貴重なご意見を頂いたと思っております。感情的になったつもりはありませんが、そう映ってしまったなら、謝ります。申し訳ありません。
>今後気をつけるとすれば、薬剤師含め医療者とのコミュニケーションを十分取る事だと思います
そうですね。それが出来たら問題は起きないかもしれませんね。
>病院受診までのエピソードを聞いていれば、私なら何らかの行動を起こしたろうと思いますよ
そういう方ばかりだったら、知識も豊富で、説明くらいはして頂けたかもしれませんね。kazu_kun1203さんをはじめ、ご回答下さった方々なら、そういう知識をお持ちで、説明が望ましいということはわかっていらっしゃるようなので、多分、私の利用した薬局では、知識がなかったか、もしくは注意書きに書いた以上の説明の必要はないと判断していたんだと思いました。やはり、医師だけでなく、あの薬局も利用するのを止めようと言う考えに至りました。
最後に、#4さんが仰りたかったドキュメンタリーの件は、マスコミの薬剤の批判を鵜呑みにしたものでなく、患者さんのお母様の心情を目の当たりにされて、医療関係者として心に響いたということだと思います。
ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
他の回答者さんの回答もあながち間違っているわけではないのですが、質問者さんの心情をあまり考慮していない気がしたので、回答してみます。
大変でしたね。さぞかし、心配なされたでしょう。
テオドールのようなテオフィリン製剤は小児に対して注意して使用すべきであることは、医師、薬剤師として知っておかなければならない知識です。
2005年のガイドラインでも、また今年5月のテオドールの添付文書の改訂でも、「小児、特に乳幼児には、まずは他の薬を使用し、どうしてもテオドールでないといけない場合に使って下さい。そして使用する場合は注意して使うように(あえて簡単に書きました)」という記述があります。
だから、かかりつけの先生が言ったことは大体正しいのです。勿論、「小児に対して使わない」のではなく、「簡単には」使わない・・ということです。
私自身医療関係者ですが、しばらく前、あるTVドキュメンタリーで、テオフィリン製剤が原因であろう痙攣で、障害が残った子供さんの事例が放映されていました。この薬剤の使用の危険性をよく知っている医師であれば、こんなことにはならなかったのに・・・、とお母様は本当におつらそうでした。
残念ながら、実際のところ、医師、薬剤師に当然と思えるこの知識が欠如している方々は多いのです。「責任はあるの?」というと、私はある!と言いたいですが、薬剤師も結構ツライ立場にいるので・・
ただ、このようなことが二度と起こらないよう、大学病院の先生や調剤した薬局、薬剤師にクレームをつけるのは必要なことだと思いますよ!
心情を察して頂きありがとうございます。
他の方の回答にもありましたが、幼児への使用が禁忌ではなく要注意だということも解っております。なので、使用されたことへの不信というより、何の説明もなかったことへの不信が募ったのです。そして、その不信が医師だけでなく、薬局・薬剤師にも広がったので質問をしました。
>残念ながら、実際のところ、医師、薬剤師に当然と思えるこの知識が欠如している方々は多いのです
そうなんですか。それでは、私が思っていたより酷いと言う事ですね。私は知っていて、説明しなくても良いと思ったのだと思いましたが、薬局・薬剤師側でも知らなかった可能性が高いのですか。やはり、どんな薬局を利用しても、安心はできないので自分で調べるなりしてから服用するようにしないと、このような事態は防げないということですね。
でもやっぱり、その薬局・医師、どちらももう二度と関わりたくないです。
>ただ、このようなことが二度と起こらないよう、大学病院の先生や調剤した薬局、薬剤師にクレームをつけるのは必要なことだと思いますよ!
又、機会があればそうしたいと思います。
ありがとうございました。
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